©︎魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について―製作委員会
3月14日(金)から6月1日(日)まで、アニメ『チ。 ー地球の運動についてー』の壮大な世界を舞台にした特別展「チ。 ―地球の運動について― 地球(いわ)が動く」が日本科学未来館にて開催されている。
アニメ『チ。 ー地球の運動についてー』は、天動説がこの世の真理だとされていた15世紀のヨーロッパ某国で地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた者たちの物語。漫画家・魚豊による原作は2020年から2022年まで「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて連載され、単行本の累計発行部数は500万部を突破し、アニメ化やトリビュートブック発売などさまざまな展開が続いている。
特別展では、アニメの名場面を忠実に再現したスポットや迫力満点の映像演出、フォトスポットなどを展示。地動説の歴史的研究から最新の宇宙研究に至るまで、アニメの世界観で子どもから大人まで没入感たっぷりに学ぶ楽しみを体感することができる。
プレス内覧会ダイジェストムービー
また、体験型の展示も盛りだくさん。各所で「地動説」の研究・普及に関するクイズが散りばめられており、会場入り口で配布される「地動説研究ノート」を手に問題にクリアするとイベント限定のオリジナルステッカーがプレゼントされる。
さらには物語で「地動説」普及の要となる活版印刷の簡易体験ができるコーナーも。活版印刷とは凹凸の凸面にインクをつけ紙に文字や図を写す凸版印刷の一種で、アニメ「チ。」の時代背景を感じながら歴史ある印刷技術を実際に体験することで、人々がどのように知を広めていったのかを実感することができる。さらに本展限定のオリジナルグッズではキャラクターグッズだけでなく普段使いできるグッズも用意されており、詳細はイベント公式サイトで確認できる。