『かぞかぞ』に続き2回目のタッグで大九監督も自信を語る
河合優実が凛とした恋愛映画ヒロイン演じる『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』新写真解禁
2025.03.15 20:00
©︎2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会
2025.03.15 20:00
4月25日(金)に公開される映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』でヒロインを演じた河合優実の場面写真が解禁された。
熱狂的ファンも多いコント職人ジャルジャル福徳秀介の小説家デビュー作を原作に、監督を務めるのは映画『勝手にふるえてろ』(17)、『私をくいとめて』(20)、「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(NHK/23)などを手がける大九明子。主人公の冴えない毎日を送る大学生・小西徹を萩原利久、小西が恋に落ちるヒロイン・桜田花を河合優実が演じ、大九監督にとって初の男性主人公作品にして新たな傑作が完成した。
主人公は冴えない毎日を送る大学生の小西。ある日の授業終わり、お団子頭の桜田の凛々しい姿に目を奪われ、思い切って声をかけると急速に意気投合する。会話が尽きない中、「毎日楽しいって思いたい。今日の空が一番好き、って思いたい」と桜田が何気ない言葉を聞き、桜田と出会えた喜びにひとり震える小西。その言葉は、奇しくも半年前に亡くなった大好きな祖母の言葉と同じだった。ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった小西だが、その矢先、運命を変える衝撃の出来事が二人を襲う。

ヒロインの桜田を演じる河合は、第67回ブルーリボン賞主演女優賞、第98回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞、第79回毎日映画コンクール主演俳優賞、2025年エランドール賞新人賞など、昨年の活躍から映画賞を続々受賞。昨日には『あんのこと』の熱演が評価され、第48回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞の栄冠に輝いた。
現在最も多忙な俳優のひとりとなった河合と大九監督は、話題のドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(=通称「かぞかぞ」)で、タッグを組んだばかり。大九監督は「『かぞかぞ』で河合さんとみっちり付き合うことができていたのは、ラッキーでした。彼女がどういう時にいちばん輝くかということを知っていたので、私としてはとてもやりやすかったですね」と2回目のタッグだからこその演出に自信をのぞかせる。
本作で河合が演じるのは、お団子頭が印象的な孤独を恐れぬ凛とした桜田。今回解禁された写真でも、凛とした印象をあたえながらも恋愛映画ヒロインならではのキュートな笑顔も見せている。また、『かぞかぞ』で“ネイティブにしか聞こえない”と絶賛された河合の関西弁だが、本作でも引き続き関西弁を披露。“大九監督作品”+“関西弁”と『かぞかぞ』ファンには嬉しいポイントとなっている。

『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』場面写真 ©︎2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会