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INTERVIEW

10代から育む演劇愛で復興祈念舞台『まつとおね』に挑む

演者として、人として。吉岡里帆が手にした信念と手放した完璧さ

2025.01.28 18:00

2025.01.28 18:00

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可愛い女の子を見るとニコニコしちゃいます

──ここからは、吉岡さんの横顔がわかる質問をいくつか連続でさせてください。お仕事以外で幸せを感じる瞬間は?

明日お仕事がないという状態で、ダラダラと夜更かしをしながら漫画を読んでいるとき(笑)。あとは天気のいいお休みの日に、特に何かやることもなく、ダラダラと散歩をしているときも幸せを感じます。

──ダラダラが好きなんですね(笑)。

大好きです。ダラダラしたいんでしょうね、たぶん。

──最近読んで面白かった漫画はありますか。

毎日寝る前にぼーっと読んでるんですけど、最近癒されたのは『カッパの飼い方』。カッパの飼い方を解説してくれるだけののんびりとした作品で、そのゆるさがよかったです。

──漫画以外にも、エンタメはよくチェックしていますか。

先日、青葉市子ちゃんのライブに行きまして、もう最高でした。ここは天国なのかなと思わせるぐらい、神様の声なんですね。今度、15周年記念コンサートがあるので、また参戦したいです。

──噂によるとNewJeansもお好きだとか。

NewJeansは今、日本中が好きですよね(笑)。毎日インスタの投稿を見て癒されています。私はモーニング娘。世代なんですけど、昔から生写真を集めていたりとか、可愛い女の子を見ると嫌なこととか全部吹っ飛んじゃうくらいニコニコしちゃいます。

──では次の質問です。30代になって何か新しく始めたことはありますか。

この間、パラセーリングに初挑戦しました。すっごく楽しかったので、またやりたいです。

──逆に、30代になって手放したことはありますか。

その日1日を完璧な1日にしようとすること、かな。そんな考え方いらないし、できっこないんですよね。昔から、朝はこれをやってとかルーティンを決めがちで、To Doリストとかつくるのも好きで。まず年単位の目標を設定して、その目標を達成するために、今月はこれをしなきゃいけない、今週はこれをしなきゃいけない、今日はこれをしなきゃいけないというのを逆算で考えていたんですけど、結局自分の能力以上のスケジュールを組んじゃうから、できるわけがなくて。どんどんやることが積み残しになっちゃって、逆にストレスになる。これは良くないなと思って、なんでも完璧にしようとするのはやめました。

──苦手なことってありますか。

クイズ番組が苦手です。あの場に立つと、間違えたらどうしようと思って、普段ならわかることも答えられなくなりそうだなって。

あと、自分でYouTubeをやるのも苦手だと思います。自分の話をするのがあまり得意じゃないんです。こういう取材も、聞かれたらお仕事だから何か言わなきゃと思って答えをひねり出すんですけど、YouTubeだと一人でずっとしゃべってないとダメじゃないですか。それができない。だから、YouTubeをやっている人はすごいなと思います。

苦手なものは結構ありますね。ドッキリ系も一度お仕事であったんですけど、本当に事前に何も知らされないので本気で驚いちゃうんです。その経験があるので、今でもスタジオで一人きりになると「これはドッキリじゃないか……?」ってビクビクします(笑)。

──ではラストの質問です。自己肯定感が沈みかけたときにセルフラブのためにやっていることはありますか。

マネージャーさんに自虐を言う。うちのマネージャーさんが優しくて、私が自虐を言うと、絶対に「そんなことないよ〜」って言ってくれるんです。その優しさに甘えて、自分がいかにダメかという話をして慰めてもらっています(笑)。

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作品情報

令和6年能登半島地震復興祈念公演『まつとおね』

令和6年能登半島地震復興祈念公演『まつとおね』

2025年3月5日(水)~3月23日(日) 全20回
会場:石川県 能登演劇堂
チケット:一般¥7,700(税込)/障がい者¥5,500(税込)

チケットはこちら

キャスト&スタッフ

キャスト:

吉岡里帆(まつ役) 蓮佛美沙子(おね役)

 

ナレーション:加藤登紀子

原作・脚本:小松江里子

演出:中村歌昇

音楽:大島ミチル

企画・プロデューサー: 近藤由紀子

主催:公益財団法人演劇のまち振興事業団

1993年1月15日生まれ。京都府出身。2015年、『あさが来た』でNHK連続テレビ小説に初出演を果たす。第46回 日本アカデミー賞主演女優賞、第49回報知映画賞助演女優賞を受賞。現在映画、ドラマ、舞台などジャンルを問わず活躍している。近作に映画『怪物の木こり』(2023)、『まる』(2024)、『正体』(2024)、ドラマ『ガンニバル』(2022)、『時をかけるな、恋人たち』(2023)、『忍びの家 House of Ninjas』(2024)など。待機作に1月19日より放送開始のTBS日曜劇場「御上先生」、2月7日公開の映画『ファーストキス 1ST KISS』、3月19日配信開始の『ガンニバル』シーズン2など。

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