2025.01.11 10:00
©︎「君の忘れ方」製作委員会2024
2025.01.11 10:00
2025年1月17日(金)より全国公開される坂東龍汰主演映画『君の忘れ方』から2つの予告が解禁された。
本作は“死別の悲しみとどう向き合うか”をテーマに、恋人を亡くした青年が悲しみの状態にある人に寄り添う「グリーフケア」と出会い、自らと向き合う姿を描いたヒューマンドラマ。
若手実力派俳優として振り幅の大きい演技で存在感を発揮している坂東龍汰は、本作で初めての映画単独主演を務める。また映画、ドラマ、CM、舞台と八面六臂の活躍をみせる西野七瀬がヒロインを演じ、坂東が演じる主人公の母親を南果歩が圧倒的な演技で体現する。監督・脚本は、国際映画祭で数々の賞を受賞し、第79回ヴェネチア国際映画祭「VENICE IMMERSIVE」部門の正式招待を果たしたVRアニメーション『Thank you for sharing your world』のほか、映画『光を追いかけて』『アライブフーン』の脚本を担当した作道雄。人との繋がりやコミュニケーションにより、“孤独な日々”から抜け出すヒントが得られる感動のヒューマンドラマを繊細に紡ぎ出した。
森下昴(坂東龍汰)は付き合って3年が経つ恋人・美紀(西野七瀬)との結婚を間近に控えていたが、ある日、彼女は交通事故で亡くなってしまう。言葉にならない苦悩と悲しみで茫然自失の日々を過ごす中、母・洋子(南果歩)に促され、久々に故郷の岐阜へと帰省する。洋子もまた不慮の事故で夫を亡くし、未だに心に傷を抱えていた。悲しみは癒えないと思っていたが、ある不思議な体験を通して昴は美紀の死と向き合うようになる。
付き合って3年になる恋人・美紀(西野七瀬)との結婚を間近に控え、幸せに満ちた日々を送る昴(坂東龍汰)。しかし、「一緒に帰ろうよ」と留守電にメッセージを残したまま、美紀は事故で突然亡くなってしまう。愛する婚約者を亡くした昴は、深い喪失感に苛まれながらも、同じ悲しみを抱えるグリーフケアの仲間たちと出会い、少しずつ美紀の死を受け入れ始める。そんなある日、昴の前に突然、美紀が現れる。彼女は現実なのか、それとも“まぼろし”なのか。
新たに解禁された予告の1つ「ストーリー編」は美紀のシーンが増え、その存在に深く依存していく昴の姿や、津田寛治や岡田義徳らが演じるグリーフケアの仲間たちの悲しみにより触れる内容。西野は“まぼろし”を演じるにあたり、表情や歩き方で「感情を表に出さないことを心がけた」という。
もう1本の「母の葛藤編」は、南果歩が演じる昴の母・洋子に焦点が当てた映像。深い喪失感に苦しむ息子を温かく迎え入れる洋子もまた、二十数年前に突然亡くなった夫のことで未だ悩み続けているが、息子の前では心配を掛けまいと明るく振る舞いながらも葛藤している姿が映し出される。南も坂東との共演を「自然に親子関係を築くことができた」と語っており、本作では母と息子が対峙するシーンも見どころとなっている。