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INTERVIEW

実写【推しの子】で共演した印象、自身の才能に思うこととは

無償の愛はどんな姿を見ても幻滅しない?櫻井海音×齊藤なぎさの“推してもらう”ための戦い方

2024.12.03 18:00

2024.12.03 18:00

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自分が現場を愛したら、その分返してもらえることに気づけた

──アクアは「俺には人前に立つ人間特有の何かがない」と言います。お二人は自分の才能について考えたり、特有の何かがあるのかなと悩むことはありますか。

櫻井 僕は全然ありますね。別にこれといった才能があるわけじゃないですし。だからこそ、そこじゃない部分で勝負するしかないなって常に思っています。

──そこじゃない部分?

櫻井 すごく生々しい話をしますけど、たとえば現場にいて、この作品から次につなげるためにはどうしたらいいかっていうのを考えたときに、もちろん自分の100%は出すけど、芝居で他のすごい役者さんたちに混ざって戦うことは今の自分にはまだ無理なので。だからそれ以外のところ、たとえばスタッフさんたちとどうコミュニケーションをとるかとか、そういうところにわりと重点で置いてますね。

──才能以外で戦うところに行き着くまで、結構悩みませんでしたか。

櫻井 まだこのお仕事を始めたばかりの頃は、そこまでプロ意識も足りなかったですし、現場でどういう居方をしたらいいかも全然わからなかったんですけど、最近になってようやく自分が現場を愛したら、ちゃんとその分返してもらえることに気づけるようになりました。そこからは常に現場を愛するように、現場ファーストでやるように心がけています。

齊藤 私も才能があるかどうかはわからないです。ただ、自分にはこれしかないなという強い思いはある。他のことができないからこそ、ずっと芸能の道に注いできたって感じですね。

櫻井 才能ありますよ?

齊藤 本当? ありがとう。でも才能ってなんだろうね、わかんないです。

櫻井 存在自体が才能ですって。

齊藤 ですって(笑)。ありがとうございます。そう言っていただけてうれしいですし、これからも努力していきたいと思います。

──芸能界という世界にいると、どうしても人と自分を比べたくなりませんか。

齊藤 とても比べます。でも、変わりました。そういうちっちゃい世界で、自分と誰かを比べて落ち込んでもいいことないんです。自分が悲しくなって、もうやりたくないってなるだけ。目に見えるもので人と比べるのって意味ないなって。その時間があるなら、自分が頑張りたいと思うことを頑張ればいい。自分を信じればいいと思えるようになってからは、全然比べなくなりましたし、どうにでもなるかみたいな精神で生きてます(笑)。

──有馬かなが吉祥寺頼子先生に「あなたの演技が作品を支えくれた」と言われて救われるじゃないですか。あんなふうに、自分の力になった、前に進むきっかけになった誰かからの言葉ってありますか。

櫻井 実はわりと早い段階でアクア役が決まって、撮影にクランクインするまでに時間があったんです。その間、本当に自分で大丈夫なんだろうかというプレッシャーに苦しんでいたので、仲の良い監督に相談しました。そしたら「この作品に携わってる人たちが、櫻井海音にベットしたってことだから大丈夫だよ」と言ってくれたんです。その言葉のおかげで、やらなきゃと自分の中で一つギアが上がった気がしますね。

齊藤 前に進むきっかけになった言葉か。いっぱいありすぎて、なんだろう……。

櫻井 俺のあの言葉でもいいよ?

齊藤 あ、大丈夫です(笑)。ちょっと待って、どうしよう、本当にたくさんあるんですけど、やっぱり私にとって(かつて所属していた=LOVEのプロデューサーである)指原(莉乃)さんが人生を変えてくれた人。だから、指原さんからいただいた言葉は全部残っています。指原さんは「とにかく可愛くて才能があって、これから先の成長が楽しみ!」っていつも言ってくださいますし、卒業するときも「たくさんの人がなぎさを求めてるんだから、これからも頑張ってほしい」と背中を押してくださって。指原さんに認めてもらえてるという一つの指標があるから、ずっと頑張れてるなと思います。

──では最後に、お二人が出会った天才を教えてください。

齊藤 めっちゃかぶっちゃう! 指原さんです。本当に天才なんです。指原さんにはすべてが見えていて。あんなにもいろんなところに配慮ができて、考えられる人はいないと思っています。今でもたまにご飯に行かせていただくんですけど、そのときはいつも相談に乗ってもらっていますね。それに加えて、誰に対しても腰が低いじゃないですか。私が謙虚でありたいと思うのも、そういう指原さんの姿を見てきたから。あと、私、指原さんの書く歌詞が大好きなんです! こんなに女の子の複雑な気持ちをダイレクトに書ける人ってなかなかいないなと思っていて。自分も出役としてテレビに出ながらプロデュースもできる! ずっとマルチに活躍されていて。本当、天才といったら指原さんしかいないです!

櫻井 僕はサッカー日本代表の久保建英選手ですかね。同級生なんです。小さい頃からずっと一緒にサッカーをしてきましたけど、次元が違いますね。プレーもそうなんですけど、頭がめっちゃいいんですよ。頭の回転が速くて、何ヵ国語も話せるし、面白い。天才だなって思います。

櫻井海音
ヘアメイク:高草木剛(VANITÉS) 吉沢実希 スタイリスト:藤井 晶子
ジャケット、パンツ/CINOH(MOULD)シャツ/Wizzard(TEENY RANCH)
シューズ/CAMPER(カンペールジャパン)その他/私物

齊藤なぎさ
ヘアメイク:夢月(Three PEACE) スタイリスト:佐藤奈津美
ワンピース/ダズリン(マークスタイラー︎)
リング/イー・エム(イー・エム アオヤマ︎) シューズ/ランダ(ランダ︎)

櫻井海音×齊藤なぎさのサイン入りチェキを2名様にプレゼント!

【応募方法】
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【応募締め切り】
2024年12月20日(金)23:59まで
※期間中は何度でも応募可能です。
※非公開アカウントは対象外となります。
※どちらかの写真を選ぶことはできません。
※当選後、お届け先ご住所のご連絡ができる方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。なお当選発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。

【推しの子】場面写真 ©︎赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 ©︎赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会

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作品情報

ドラマ『【推しの子】』

©︎赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 ©︎赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会

©︎赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 ©︎赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会

ドラマ『【推しの子】』

2024年11月28日(木)21:00よりPrime Videoにて世界独占配信開始
11月28日(木)21:00 第1話~第6話
12月5日(木)21:00 第7話~第8話

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

原作:「【推しの子】」赤坂アカ×横槍メンゴ(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)

出演:櫻井海音  齋藤飛鳥  齊藤なぎさ  原菜乃華  茅島みずき  あの
安達祐実 志田未来 中村蒼 戸塚純貴 濱田マリ 尾美としのり
山下幸輝 杢代和人 なえなの 柊太朗 黒田昊夢 簡秀吉 菊地姫奈
竹財輝之助 石井杏奈 青柳翔 稲垣来泉 岩川晴 斉藤柚奈 永瀬ゆずな
倉科カナ  金子ノブアキ / 成田凌 / 要潤  吉田鋼太郎

企画・プロデュース:井元隆佑
脚本:北川亜矢子
音楽:fox capture plan
演出(配信ドラマ):スミス、松本花奈

映画『【推しの子】-The Final Act-』

©︎赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 ©︎赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会

©︎赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 ©︎赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会

映画『【推しの子】-The Final Act-』

2024年12月20日(金)より東映配給にて全国公開

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

原作:「【推しの子】」赤坂アカ×横槍メンゴ(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)

出演:櫻井海音  齋藤飛鳥  齊藤なぎさ  原菜乃華  茅島みずき  あの
安達祐実 志田未来 中村蒼 戸塚純貴 濱田マリ 尾美としのり
山下幸輝 杢代和人 なえなの 柊太朗 黒田昊夢 簡秀吉 菊地姫奈
竹財輝之助 石井杏奈 青柳翔 稲垣来泉 岩川晴 斉藤柚奈 永瀬ゆずな
倉科カナ  金子ノブアキ / 成田凌 / 要潤  吉田鋼太郎

企画・プロデュース:井元隆佑
脚本:北川亜矢子
音楽:fox capture plan
監督(映画):スミス

モデルや個人でのInstagramやYouTubeチャンネル開設、バンド“インナージャーニー”のドラムとして昨年まで音楽活動を行うなど幅広く活動し、連続テレビ小説「エール」(NHK/20)や「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS/21)への出演をきっかけに俳優としての活動を本格的にスタート。「VIVANT」(TBS/23)にも出演した。Netflixドラマ「君に届け」(23)に出演し、「アオハライド」(WOWOW/23)では主演を務める。22年『噓喰い』では初となる映画、「鎌塚氏、羽を伸ばす」では舞台に初挑戦。また、「王様のブランチ」(TBS)へのレギュラー出演を務めるなど、ジャンル問わず幅広く活動の場を広げている。

齊藤なぎさ

アーティスト情報

2003年7月6日生まれ。
2017年に指原莉乃プロデュースのアイドルグループ「=LOVE」のメンバーとしてデビュー。2023年1月に卒業。在籍中、ドラマイズム「明日、私は誰かのカノジョ」(MBS/TBS/22)に、高橋優愛(ゆあてゃ)役で出演し話題となり、俳優としても注目を集めた。卒業後、映画『恋を知らない僕たちは』(24)では初のヒロイン役に抜擢。オシドラサタデー「私たちが恋する理由」(テレビ朝日/24)、映画『あたしの!』(24)へ出演するなど、俳優・声優として活躍の場を広げている。

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