2024.11.02 08:00
©︎2024「ルート29」製作委員会
2024.11.02 08:00
11月8日(金)に公開される綾瀬はるか主演映画『ルート29』の特別メイキング映像とアザービジュアルが解禁された。
『ルート29』の監督は、デビュー作『こちらあみ⼦』で多くの映画ファンを魅了した森井勇佑。詩⼈・中尾太⼀の『ルート29、解放』からインスピレーションを受けた森井は、映画の舞台ともなった姫路から⿃取を結ぶ⼀本道の国道29号線を約⼀ヵ月間旅をして本作の脚本を完成させた。ストーリーは、他者とコミュニケーションを取ることをあまりしない綾瀬演じる主⼈公トンボが⾵変わりな⼥の⼦ハルと旅に出るロードムービーで、旅先でのさまざまな出会いや次第に深まるハルとの絆によって、からっぽだった⼼に喜びや悲しみの感情が満ちていく時間が綴られる。
ハル役には『こちらあみ⼦』で強烈なデビューを飾り第36回⾼崎映画祭最優秀新⼈俳優賞を受賞した⼤沢⼀菜。森井監督作品には2作品続けての登場となる。そのほか、市川実⽇⼦、⾼良健吾、原⽥琥之佑、河井⻘葉、渡辺美佐⼦など、演技と存在感に定評のある実⼒派キャストたちが集結した。
今回解禁されたメイキング映像「⼆⼈の夏休み」編は、Bialystocksによる主題歌「Mirror」にのせ、国道29号線沿いをメインにオールロケで⾏われた撮影の裏側を映した映像。⾃然いっぱいのロケ地の中で⽝や⿃とたわむれ、カメラの前におどけたりと、⼦どもらしい表情を⾒せていたかと思いきや、真剣な眼差しで撮影に向かう⼤沢。綾瀬はそれを優しく⾒守り、劇中でトンボとハルが徐々に⼼を通わせていくように、ふたりが優しい時間の流れに沿って徐々に距離を近づけていった“ひと夏の思い出”が切り取られている。
大沢は共演前から綾瀬の⼤ファンで、「最初の頃は緊張して、(綾瀬を)チラチラとしか⾒ることができなかった」と言う。映像ではそんな⼤沢が、綾瀬が涙を流す⼤事なシーンでカットがかかった後に思わず駆け寄って肩に⼿を置く感動的なシーンも。綾瀬は「ふいに⼤⼈っぽいことを⾔うなど優しくて気遣いのできる⼈。“かっこいい!”と思わずキュンとしてしまう瞬間がたくさんありました。」と⼤沢の印象を語っており、そして「これが私たちのお話しです。」と綾瀬の優しい⾔葉で映像は幕を閉じる。
併せて解禁されたアザービジュアルは、ひょんなことからともに旅することとなったふたりの「旅のはじまり」と「旅のおわり」を捉えた2種類。なお綾瀬は先⽇⾏われた第37回東京国際映画祭の初⽇レッドカーペットでの神々しいビジュアルが話題となったが、本作では全編でつなぎ姿の新境地を見せている。