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「その春は、青じゃない。赤い春だった。」印象的なコピーも

広瀬すず主演映画『ゆきてかへらぬ』2種類のビジュアル解禁、大正モダンな世界観を鮮烈に映す

2024.09.10 12:00

©︎2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会

2024.09.10 12:00

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広瀬すず主演、共演に木戸大聖と岡田将生を迎えた映画『ゆきてかへらぬ』のティザービジュアルが2種類解禁された。

本作は実在した女優の長谷川泰子、詩人の中原中也、文芸評論家の小林秀雄という男女3人の壮絶な愛と青春を描いた作品。『探偵物語』や『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ~』の根岸吉太郎監督が16年ぶりにメガホンを取り、脚本は『ツィゴイネルワイゼン』や『セーラー服と機関銃』の田中陽造が手掛けた。

舞台は大正時代。まだ芽の出ない女優の長谷川泰子(広瀬すず)は、のちに不世出の天才詩人と呼ばれることになる青年・中原中也(木戸大聖)と出会う。どこか虚勢を張り合うふたりは互いに惹かれ、一緒に暮らしはじめた。その後東京に引っ越したふたりの元を、中也の友人で、のちに日本を代表することになる小林秀雄(岡田将生)が訪ねてくる。偶然ともいえるその出逢いが、やがて3人の運命を狂わせていく。

解禁されたビジュアルのひとつは、日傘を肩に美しい着物姿で佇む泰子の姿が切り取られたデザイン。劇中でも大きな転機となるシーンから切り取られた物憂げで危険な瞳でこちらを見つめる泰子を中心に、3人の男女の壮絶な青春を思わせる「その春は、青じゃない。赤い春だった。」というコピーが印象的だ。また、泰子の周りには中原中也の詩集「在りし日の詩」から着想を得た本作の英題「YASUKO, SONGS of DAYS PAST」の文字が殴り書かれ、どこかモダンな香りが漂うデザインとなっている。

『ゆきてかへらぬ』ティザービジュアル
©︎2025 「ゆきてかへらぬ」製作委員会

本作で広瀬は着物姿のほか、大正時代の枠にとらわれないモダンファッションの数々に挑戦。劇中の衣裳は、『レジェンド&バタフライ』や『碁盤斬り』を手掛けた時代衣裳の大塚満と、『PERFECT DAYS』や『地面師たち』を手掛けたスタイリストの伊賀大介が担当した。

もうひとつのビジュアルは、夜道を背景に泰子、中也、小林が横並びになったデザイン。広瀬すず、木戸大聖、岡田将生という今を駆ける3人が一枚に収められた写真では、こちらを睨み付けるような中也に対し、自信ありげな表情を浮かべる小林。そんなふたりに挟まれた泰子はどこか虚空を見つめているように見え、出口のない3人の行く末を暗示させるような「3つの愛の、行き着くそこ。」という意味深なコピーも添えられている。

なお、今回の2つのデザインは、アーティストのアルバムデザインやアートワークを担当し、映画『ラストマイル』や映画『キングダム』シリーズ、ドラマ『海のはじまり』などのビジュアルも手掛けるアートディレクターの吉良進太郎が担当した。

映画『ゆきてかへらぬ』は、2025年2月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開。

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作品情報

ゆきてかへらぬ

©︎2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会 

©︎2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会 

ゆきてかへらぬ

2025年2月21日(金)全国公開
配給:キノフィルムズ

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

出演:広瀬すず、木戸大聖、岡田将生、田中俊介、トータス松本、瀧内公美、草刈民代、カトウシンスケ、藤間爽子、柄本佑 
監督:根岸吉太郎
脚本:田中陽造

1998年、静岡県生まれ。「幽かな彼女」(13/KTV)で女優としての活動を開始し、『海街diary』(15)で第39回日本アカデミー賞新人俳優賞ほか数多くの新人賞を総なめにする。翌年『ちはやふる』(16)で映画単独初主演。第40回日本アカデミー賞では、『ちはやふる-上の句-』で優秀主演女優賞、『怒り』(16)で優秀助演女優賞をダブル受賞。19年には、NHK連続テレビ小説「なつぞら」でヒロインを務める。近作には第14回TAMA映画賞最優秀女優賞、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した『流浪の月』(22)、第78回毎日映画コンクール女優助演賞を受賞した『キリエのうた』(23)等があり、2025年公開作品として、杉咲花、清原果耶とトリプル主演する『片思い世界』、妻夫木聡主演の大友啓史監督作『宝島』、実在した女優の長谷川泰子を演じる『ゆきてかへらぬ』などが待機している。

1989年8月15日生まれ、東京都出身。2006年俳優デビュー。
近年の主な出演作にドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(2021年)、『ザ・トラベルナース』(2022年)、映画『ドライブ・マイ・カー』(2021年) 、『1 秒先の彼』(2023年)『ゆとりですがなにかインターナショナル』(2023年) 、『ゴールド・ボーイ』 (2024年)等がある。
公開待機作にPrime Videoにて世界独占配信のドラマ『1122 いいふうふ』(2024年6月14日より配信) 、『ラストマイル』(2024年8月23日)、『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』(2024
年11 月)の公開を控える。
現在放送中の連続テレビ小説『虎に翼』にも出演予定。

1996年生まれ、福岡県出身。2017年俳優デビュー。22年に配信されたNetflix オリジナルシリーズ「First Love 初恋」で、佐藤健扮する主人公・並木晴道役の若き頃を好演し一躍注目を集める。主な出演作に、ドラマ「僕たちの校内放送」(23/CX)、「ゆりあ先生の赤い糸」(23/EX) 、Netflix オリジナルシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」(24)、「万博の太陽」(24/EX)、「9ボーダー」 (24/TBS)、「海のはじまり」(24/CX)、「バニラな毎日」(25/NHK)など話題作へ立て続けに出演。映画『ゆきてかへらぬ』(25/根岸吉太郎監督)では、詩人・中原中也役を繊細に演じた。

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