藤井道人監督作常連の実力派から若手まで磐石の布陣に
横浜流星主演『正体』に松重豊、前田公輝ら 追加キャスト13名一挙解禁
2024.08.21 12:00
(C)2024 映画「正体」製作委員会
2024.08.21 12:00
11月29日(金)に全国公開される横浜流星主演映画『正体』の追加キャスト13名が一挙解禁された。
本作は、『余命10年』(2022年)や『青春18×2 君へと続く道』の藤井道人監督が手掛けるサスペンスエンタテイメント。第一報では異例の主演を除く吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之のメインキャスト4名が解禁され、後日満を持して主演・横浜流星が解禁されるとすぐにXでトレンド入り、Yahooリアルタイム検索ランキング入りを果たした。
主人公は日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けたが脱走し潜伏を続ける鏑木(横浜流星)。沙耶香(吉岡里帆)は、東京でフリーライターをしている鏑木が家がないところを助け、一緒に暮らし指名手配犯だと気づくが彼の無実を信じる。和也(森本慎太郎)は、大阪の日雇い労働者として共に工事現場で働く鏑木と親しい友人となるが、犯人ではないかと疑う。舞(山田杏奈)は、長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く。刑事の又貫(山田孝之)は、潜伏しながら各地に出没し日本を縦断していく鏑木を追う。4人の視点から描かれる、それぞれまったく違う姿をしていた鏑木。彼は凶悪犯なのか、それとも無実の青年なのか?
新たに解禁されたキャストは、鏑木の運命を左右することになる注目キャラクター13名。『余命10年』で主人公の両親を演じ観客の涙を誘った松重豊と原日出子ら過去の藤井監督作品を支えてきた実力派と、前田公輝をはじめとするフレッシュな顔ぶれが集結した。
主人公・鏑木を執拗に追う刑事の又貫(山田孝之)の上司である警視庁の刑事部長を松重豊、又貫の部下の刑事を前田公輝。一家殺人事件の遺族を原日出子、その妹を西田尚美が演じる。さらに、鏑木の過去を知る養護施設の園長には木野花、事件の鍵を握る謎の男には山中崇。鏑木が日雇い労働者として働く大阪の建設現場のパワハラ社員を駿河太郎、沙耶香(吉岡里帆)の父親を田中哲司、東京で鏑木がライターとして働く会社の上司でネットニュースの記者を宇野祥平、長野で鏑木が働く水産加工工場の社長を遠藤雄弥が演じるほか、田島亮、宮﨑優、森田甘路らの出演も明らかになった。若手からベテラン俳優まで実力派が揃い盤石の布陣で本作を極上の逃亡サスペンス・エンタテインメントに昇華させている。