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兄ノエルのことを“弟”と呼び煽る

リアム・ギャラガーが『Definitely Maybe』30周年ソロツアーでノエルの曲をサプライズカバー

2024.06.04 19:20

By Thesupermat - CC BY-SA 4.0

2024.06.04 19:20

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2009年に解散して以来、頻繁に再結成の噂が流れる伝説的なバンド、オアシス。リアム・ギャラガーとノエル・ギャラガー兄弟の不仲は広く知られており、いまだ再結成は実現していない。そんな中、リアムがノエルの曲をライブでカバーしたことが話題になっている。

現在オアシスの1stアルバム『Definitely Maybe』の30周年ソロツアーを行っているリアムは、その初日公演で1994年にリリースされたオアシスの「Half the World Away」を演奏。同曲はノエルがリードを務めた曲であり、リアムは「この曲は俺の“リトル・ブラザー(弟)”に捧げる」と、兄ノエルが子供のように振る舞っていることを示唆した。ファンに「兄ではなく弟って言ったのはわざと?」と訊かれた彼は、「ノエルは科学的に言うと俺の弟なんだ」とSNSで答えている。

また、その後リアムはノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの「Lock All The Doors」に自身のアレンジを加えてカバーし、ファンを驚かせた。同曲はノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの2ndアルバム『Chasing Yesterday』の収録曲だが、1992年のオアシスのデモテープにも同曲のサビが使用されていた。

以前ファンに「“Definitely Maybe”の30周年ツアーにノエルは参加するのか?」と質問されたリアムは、「ノエルにもオファーしたけど、彼は断った」と答えており、今回のノエル曲のカバーは『Definitely Maybe』30周年ツアーに参加しなかった彼への当てつけとも捉えることができるだろう。

なおツアーには元オアシスのギタリスト、ポール・“ボーンヘッド”・アーサーが参加しており、「Whatever」「Supersonic」「Live Forever」などのヒット曲以外にも「Shakermaker」「Up in the Sky」「Digsy’s Diner」「Cloudburst」「I Will Believe」「(It’s Good) To Be Free」「Married With Children」などの曲も披露されている。

@jsk__81 Liam Gallagher, Lock All The Doors (93 Oasis Demo Version) #oasis #liamgallagher #definitely maybe #definitleymaybe30 ♬ original sound – John

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オアシス(Oasis)は、イギリス・マンチェスター出身のロックバンド。1991年結成。2009年解散。
メイン・ソングライターの兄ノエル・ギャラガーとボーカルの弟リアム・ギャラガーのギャラガー兄弟を中心に1991年に結成され、全世界でのトータルセールスは7,000万枚以上を記録している。バンドの核はギター及び主なソングライティングを担当したノエルと、ボーカルを担当したリアムのギャラガー兄弟。同じく労働者階級出身であるビートルズを大変敬愛している。コンサートでは「アイ・アム・ザ・ウォルラス」や「ヘルター・スケルター」などビートルズの曲を頻繁にカバー演奏した他、リアムが「ジョン・レノンのワーキング・クラス・ヒーローみたいな曲がある」と公言もしている。ビートルズの影響は作品にとどまらず、スキャンダラスな言動も常にロック・ファンの注目を集めた。音楽メディアによって、中流階級出身のブラーとは何年にもわたって比較された。ファッションにおいては、パンク・ロッカーは切り裂かれたTシャツなど「反社会的」とされる恰好だったが、オアシスはウインドブレーカーやジャージといった労働者階級の普段着を着て、ライブやインタビューに臨んでいた。

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