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INTERVIEW

ヒロインの教師を演じた『おいしい給食』新作への想いを語る

「挑戦することでまた変わりたい」大原優乃が描く今より“10倍”多彩な将来像

2024.05.25 17:00

2024.05.25 17:00

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ひたむきで実直。明るいイメージとはまた違う、時折見せるどこか不安そうな表情は人一倍強い向上心やプロ意識の表れだ。

大原優乃がヒロインを務めた映画『おいしい給食 Road to イカメシ』が5月24日に公開された。市原隼人演じる“霊長類最強の給食愛”を持つ教師・甘利田幸男が繰り広げる「食ドラ」も3シーズンが放送され、3作目の映画化。今回もコメディタッチの描写のなかに社会へのメッセージがしっかりと刻まれている。

大原の役どころは、甘利田が教育係を務める英語教師の比留川愛。シーズンを重ねるごとにファンを増やす人気シリーズに、新たな息吹を注いだ俳優・大原優乃の今を紐解く。

大原優乃

当たり前のようで貴重な現場だった

──映画をやると聞いた時のお気持ちはいかがでしたか?

最初にドラマと一緒に映画のお話もいただいたのですが、私はseason3で参加させていただいた身なので、これまで携わられてきたキャストとスタッフの皆様、作品ファンの皆様に負けないくらいの作品愛を持って現場に入らせていただこうと思いました。

──その作品愛を大原さんなりにどう表現していったのか。いざ現場に入ってみた時の印象も教えていただけますか。

これまでのヒロインは甘利田先生がボケだとしたらツッコミのような立ち位置で、セリフの掛け合いがあったと思うんですけど、ボケとボケがいてもいいんじゃないかなと思って。頼りない比留川愛先生のキャラクターを自分で肉付けできる、と思って現場入りまで役作りをさせてもらいました。撮影にはそれぞれの部署の方が作品のイメージをしっかり持って入られていたので、そんな現場は当たり前のようで貴重な現場だと思いました。

映画『おいしい給食 Road to イカメシ』予告

──過去のインタビューで、大原さんは事前にその役を作り込み過ぎず、現場でのやり取りなど、そういったライブ感を大切にされてるとお話されていました。今回はいかがでしたか?

作品に入るまでは役についてたくさん勉強して準備するんですけど、今回は甘利田先生との掛け合いのシーンとか、特に脚本を超えてくるお芝居を市原さんがされるので、良い意味で想定通りにいかなくて。だから現場では市原さんからいただく芝居を、こぼさず返せるように集中していました。

──やはり市原さんの振り切った演技は現場で初めて目の当たりにしてるんですね。

そうですね。市原さんがされている動きは脚本になくて、市原さんが演出されてるので。例えば顔を近づけてくる甘利田先生でも代表的な動きがあると思うんですけど、引いたらその分迫ってくるみたいな押し引きがあったりして。最初は比留川先生も甘利田先生に近づかれたら引いちゃうようなキャラクターだったと思うんですけど、映画ではいろんな意味でぐっと距離が縮まってると思うので、ドラマから映画を続けて見ていただいて、その変化もぜひ注目していただきたいです。

『おいしい給食 Road to イカメシ』より市原隼人、大原優乃
©︎ 2024「おいしい給食」製作委員会

──改めて、市原さんから受けた影響について教えていただけますか?

カチンコが鳴る直前までシーンにまっすぐに向き合われていて、一度段取りで完成していたとしても、悩み続けてらっしゃる姿がとても印象的でした。こんなに真っ直ぐに作品と向き合ってる役者さんに出会ったことがなかったので、こんな役者になりたいなって思える先輩です。

──比留川先生も表情豊かなキャラクターで、ドラマから映画になるにつれてより豊かになっているように見えました。

そこは意図的に演じてた部分で、脚本を見て教師らしくない教師だなという印象を受けたので、最初は教師らしくしないよう心がけていました。気づいていただけてありがたいです。

──これまでに大原さんが出演された作品を拝見して、いち視聴者として大原さんが演じて良かったな、適役だなと思う役ばかりで。

えー! 本当ですか。

──YouTubeで「褒められて伸びる」っておっしゃっていたので(笑)。

嬉しいです。伸び伸びとお話しできそう(笑)。

──今回も「自分が教師を演じるなら」という意味で大原さんならではの見せ方、現場での在り方でこだわった部分はありますか?

連ドラデビュー作の『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』もそうですけど、いろんな学園ものに生徒役として出演させていただいて。今回初めての教師役だったんです。これまでに錚々たる先輩方が演じられてきた教師を見てきたので、自分に務まるのかっていう不安があったんですけど、常に可愛くいて生徒の皆さんに友達のように慕ってもらう役柄だったので、空き時間とかに生徒の皆さんと恋バナしたり、たわいもない話をさせてもらっていたのが自分の中でも救いになっていました。

『おいしい給食 Road to イカメシ』より
©︎ 2024「おいしい給食」製作委員会

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作品情報

おいしい給食 Road to イカメシ

 ©︎ 2024「おいしい給食」製作委員会

©︎ 2024「おいしい給食」製作委員会

おいしい給食 Road to イカメシ

2024年5月24日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
2024/日本語/5.1ch/ドルビーデジタル/111分
配給:AMGエンタテインメント

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

出演:
市原隼人
大原優乃 田澤泰粋 栄信
石黒賢 いとうまい子 六平直政 高畑淳子 小堺一機

監督:綾部真弥 製作総指揮:吉田尚剛 企画・脚本:永森裕二 プロデューサー:岩淵規
撮影:小島悠介 照明:西野龍太郎(JSL) 録音:井家眞紀夫 美術:伊藤悟 小道具:千葉彩加 衣裳:小磯和代 ヘアメイク:近藤美香 フードスタイリスト:松井あゆこ 助監督:湯本信一 制作担当:田山雅也
音楽:沢田ヒロユキ・ペイズリィ8 編集:岩切裕一 グレーディング:河野文香 整音:田中俊 効果:佐藤祥子 ポスプロ・マネージャー:豊里泰宏
主題歌:『君の花〜3rd session〜』(AMG MUSIC) 制作プロダクション:メディアンド 企画:AMGエンタテインメント
企画・配給:AMGエンタテインメント 配給協力:REGENTS 製作:「おいしい給食」製作委員会

1999年10月8日生まれ。鹿児島県出身。2009年ダンス&ヴォーカルグループ「Dream5」の一員としてデビュー。2014年、テレビアニメーション「妖怪ウォッチ」のエンディングテーマ《ようかい体操第一》が大ヒットし、「NHK紅白歌合戦」にも出場。その後、ソロでグラビアモデルとして活躍。現在は俳優として数々の作品に出演。
主な出演作にテレビドラマ「ゆるきゃん△」(2020-2021年)、「あせとせっけん」(2022)、映画『劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ』(2024)、Netflix映画『新幹線大爆破』(2025)など。24年より鹿児島ファン拡大アンバサダーを務めている。
2026年1月1日より映画「教場 Reunion」がNetflixにて配信スタート、2月20日より映画『教場 Requiem』が劇場公開。2月14日〜つかこうへい十七回忌特別公演『熱海殺人事件』ラストメッセージにヒロインで出演する。

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