楽曲を使用した最新予告映像とコメントも公開
大泉洋主演『ディア・ファミリー』主題歌解禁、Mrs. GREEN APPLEが奇跡の実話に寄り添う
2024.04.17 04:00
2024.04.17 04:00
Mrs. GREEN APPLE(以下ミセス)が6月14日(金)に公開される映画『ディア・ファミリー』の主題歌に新曲「Dear」を書き下ろしたことが発表され、楽曲を使用した最新予告映像が解禁された。
実話を基にした『ディア・ファミリー』は、小さな町工場を経営する父・宣政が、生まれつきどこの医療機関でも治すことが出来ない心臓病疾患を持つ幼い娘・佳美のために人工心臓の開発を始め、その後世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを誕生させた秘話を映画化した物語。主演に大泉洋、その妻役に菅野美穂、心臓疾患を持つ娘に福本莉子、家族を支える姉妹に川栄李奈と新井美羽を迎え、監督は月川翔が務める。他にも松村北斗や有村架純、光石研、上杉柊平、徳永えり、満島真之介、戸田菜穂ら豪華キャストの出演も決定している。
大泉洋とミセスの大森元貴のタッグは昨年末の『第74回NHK紅白歌合戦』での特別ステージ以来となり、主題歌となる「Dear」は、不可能なことを成し遂げようとどんな時も歩みを止めない家族の背中を押すような前向きな歌詞と壮大なアレンジが印象的な楽曲。「左胸の鼓動を感じてる 右の脳で明日を夢見てる」という歌詞からも生き抜く事へのメッセージが感じられ、医療に全く無知だった町工場の男とその家族が、余命10年を宣告された小さな娘を救いたい一心でどんな困難に衝突しても諦めずに挑んだ力強い実話に向き合って制作された。
なおミセスは4月12日(金)に最新曲「ライラック」をリリースしたばかりで、各種ストリーミング・サービスでランキングも急上昇している。
Mrs. GREEN APPLE コメント
本作は全て実話ということで、すべての出来事の先にバルーンカテーテルが生まれたと考えるととても感慨深いです。目の前にある現実の大きさは計り知れないものですが、家族の皆さんの絆の強さを感じて胸がキュッとなりました。
事前に資料をいただき、拝見してから楽曲を制作したのですが、凄く泣けました。
とてつもないエネルギーや生きる活力のようなものをいただきました。
主題歌の「Dear」は壮大でさわやかな印象ですが、地に足がついて芯が一つ通っているような楽曲です。
歌詞も今まで表現したことないようなワードが入っているので、そこにもぜひ注目してください。
岸田一晃プロデューサー コメント
「この映画は作りたいだけの映画ではなくて”届けなくてはいけない映画”だと考えています」という言葉と共に主題歌のオファーをさせていただきました。ある家族が願った切なる想いが世界中に広がって、そして今も尚、その想いは輝いて生き続けている。実話を元にしたこの映画には単純に感動的な音楽がエンディングを飾るだけではダメだと考えていて、ディア・ファミリーが持つ熱量が欲しかったのです。初めてデモ音源を聴いた時に最後のピースがハマったと実感しました。決して悲しいだけの物語ではなく、愛と熱意が突き抜けて、希望が生まれる。この楽曲の鼓動が「次へ、その先へ」と私たちの背中を押し、新しい未来に向かわせてくれる。この映画は最高の音楽と共に終幕します。