2024.03.28 18:00
©︎むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024.03.28 18:00
5月3日(金・祝)公開の映画『バジーノイズ』でダブル主演を務めた川西拓実と桜田ひよりのインタビュー映像が解禁された。
DTM(デスクトップミュージック)を題材に独特な音楽表現やタイムリーなテーマ性がSNSを中心に話題を呼んだ同名コミックを原作に、ドラマ『silent』監督の風間太樹が実写化した本作。グローバルボーイズグループ・JO1の一員でもある主演の川西拓実は、本作が映画初主演。人とかかわる事を必要とせず、たったひとつの“すきなもの”である音楽をPCで作り、ひとり奏でるだけのシンプルな生活を送っている清澄を演じる。そしてもう一人の主演の桜田ひよりは風間監督とは『silent』に続き2回目のタッグで、自分の気持ちに素直に生き、清澄の閉じた世界に強烈なノイズが流れ込むきっかけとなる潮を演じる。さらにレコード会社に勤める潮の幼馴染・航太郎に井之脇海、清澄と音楽を始めるベーシスト陸役に栁俊太郎が出演する。
今回解禁された主演のインタビュー映像は、「お互いの第一印象は?」「どう仲良くなったか」「完成した映画をみた感想は?」「主題歌の感想は?」のそれぞれの項目に川西と桜田が答える映像。桜田が「人見知りなんだな」と話す通り、最初はどこか緊張気味のふたりだったが、だんだん話が弾んでいく。中でも桜田と風間監督が川西の緊張を溶かすために早朝3時に発案した、物事に対してせーのでどっち派か意見を言う「ドキドキクイズ」の話になると、ふたりで撮影を懐かしむ姿も。また、川西が担当した主題歌の話になると「素晴らしい!川西さんすごいプロだなと思いました。」と桜田は大絶賛。川西も「みんなの想いを背負った楽曲になっていて、成長した清澄を表現できているなと思った。一人で歌うのは難しかったです。」と楽曲への想いを入れ込み、レコーディングに7〜8時間かけたことも明らかにした。
さらに、川西演じる清澄を捉えた新たな場面写真も解禁。マンションの管理人の仕事をする清澄は、仕事が終わった夕方から住み込みの部屋にこもって、頭の中に流れる音を形にする。今回解禁された写真では外の音を集音する姿から、スポットを浴びながらも黙々と音楽を奏でる姿、そして何か書かれた紙をじっと見つめる姿が切り取られており、映画では人付き合いが苦手な清澄が潮をはじめ航太郎、陸と出会っていくなかで表情が変わっていく様も描かれている。
清澄役のキャスティングは、「音楽を好きではないキャストが演じるのは絶対に違うと考えた時、JO1の川西拓実さんのある姿を思い出しました」と山田プロデューサーは語る。JO1のオフィシャルYouTubeチャンネルで自分たちで曲を作るというコンテンツがあり、恥ずかしそうに曲を披露する感じが清澄のイメージと重なって、キャラクターとしてもヴィジュアルとしても相応しいと思ったという。脚本が完成する前の早い段階でオファーを受けた川西は、原作を読んだ上で、清澄に共鳴し出演を決めた。
一方の潮役の桜田ひよりは、風間監督の世界観との相性が最適で、監督からも製作陣からも一番に出た名前だった。桜田も風間監督とのコラボレーションに魅力を感じたことで、出演が決まったという。