川西拓実は物語とシンクロするように仲間と共に成長
『バジーノイズ』風間太樹監督ならではのエモく切ない場面写真解禁、劇中バンド“AZUR”の姿も
2024.03.15 18:00
©︎むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024.03.15 18:00
5月3日(金・祝)に公開される川西拓実と桜田ひよりのダブル主演映画『バジーノイズ』より場面写真が解禁された。
DTM(デスクトップミュージック)を題材とし、デジタルネイティブ世代における新しい音楽コミックスとして話題を呼んだ同名漫画を原作に、日本中に社会現象とも言える人気を巻き起こしたドラマ『silent』監督の風間太樹が実写映画化。
本作が映画初主演となるJO1の川西拓実は、人と関わる事を必要とせず、たったひとつの“すきなもの”である音楽をPCで作り、ひとり奏でるだけのシンプルな生活を送っている清澄を演じる。そしてもう一人の主演・桜田ひよりは、自分の気持ちに素直に生き、清澄の閉じた世界に強烈なノイズが流れ込むきっかけとなる潮を演じ、風間監督とは『silent』に続き2回目のタッグを組む。さらにレコード会社に勤める潮の幼馴染・航太郎に井之脇海、清澄と音楽を始めることになるベーシスト陸役に栁俊太郎が出演する。
今回解禁された場面写真は、清澄、潮、航太郎、陸の4人の姿を捉えたカット6点。孤独で静かな世界でひとり音楽を奏でる清澄、そしてその清澄の部屋に窓ガラスを割って入り込む潮から広がって行く清澄の音楽は、潮の幼馴染でレコード会社に勤める航太郎、そして航太郎が担当するマザーズデイのベーシストである陸を巻き込んで、AZURというバンドを誕生させることに。今回解禁された場面写真でも清澄と陸が音楽を奏で、潮と航太郎が見守りながらAZURが動き出していく様子が捉えられている。さらには、夜の交差点で佇む清澄と潮を写した『silent』風間監督ならではのエモく切ない夜の街のシーンも。
今作では映画初主演の川西が役に入りやすいようにと、可能な範囲で順撮りが行われたという。最初は風間組を熟知する桜田が座長的な存在で年上でキャリアもある井之脇と栁が川西を引っ張っていったが、川西の新しいチャレンジへの好奇心と吸収力によって仲間と共に成長していく姿が、物語の清澄の姿にシンクロすることで物語への没入感を高めることとなった。