飛躍の1年と新曲「アンチコンフィチュール」を語り合う
≠MEが8thシングルで見せた成長の証 “実力派”として2024年に目指す舞台とは
2023.12.29 19:00
2023.12.29 19:00
すごく心強いメンバーに支えられている
──なるほど。では、ここからは2023年の≠MEを振り返って話をお聞きしたいです。今年は≠MEの躍進の年だったと思うのですが、みなさんそれぞれの中で印象に残ってる出来事や、自分はここが成長したなってところを聞かせてください。
尾木 グループとしては、やっぱり「天使は何処へ」と「アンチコンフィチュール」があったことで、新しくRuu先生に教えていただいた世界観のあるダンスに挑戦できたんです。私的には、それこそ≠MEに合うダンスだなって思いました。個人の活動では、舞台に挑戦したりひとりのお仕事もいろいろさせてもらって、メンバー以外の方たちと接する機会が多かったんです。舞台をやって、≠MEでの4年間は周りの方の温かさに甘えてしまっていたなってことにも気づきました。
──舞台の仕事は楽しかったですか。
尾木 楽しかったです。やっぱり違う世界を経験できて学ぶことが多かったです。人に教えていただくことが当たり前ではないですし、自分でいろいろな作品を見たり、それこそカーテンコールのお勉強をしたりして、世界は広いんだなって思いました。あと、年上の方と接する中で、自分の考えも大人になったり、自分の世界観が広がったなと思います。
谷崎 ≠MEの活動では、私はやっぱり日本武道館(6月29日・30日、「≠ME 全国ツアー2023『We shout “I am me.”』」ツアーファイナル公演)に立てたことですね。グループのひとつの目標としてみんなでがんばってきて、そこに2デイズで立てたことがすごくうれしかったです。オープニングで初期の宣材写真の映像が流れて「≠ME」が始まるとき、とても感動しました。私は泣かないように我慢していたんですけど、横のなつみん(川中子奈月心)がとても泣いていてつられそうでした(笑)。ほんとにがんばってきてよかったなって思いましたし、しかもメンバー全員で立てたのがうれしかったです。これからもっともっと大きいステージに立てるように、さらにがんばろうって感じた瞬間でした。
個人的には、私はとても緊張しいなんですが、それこそ日本武道館や「イコノイジョイ 2023」のステージなど大きな経験をさせていただく中で少しずつ自信がついていったんです。個人のお仕事で、『GirlsAward』でランウェイを歩けたのがうれしかったです。緊張はしたけど、今までの経験があるからこそ落ち着いてできて、自分の中で少し成長できたのかなって感じられました。そのときも、ひぃちゃん(鈴木瞳美)が一緒に出ていたのも心強かったです。普段ずっとメンバーと一緒で、いつもメンバーに支えられているな、ひとりじゃないなって思えるんですよ。この1年を通じて、すごく心強いメンバーがいる≠MEの一員としてもっとがんばりたいなって気持ちになりました。
──メンバー愛が深まった?
谷崎 そうですね。4年半一緒にいて、今もメンバーみんなで一緒にいれているって当たり前のことではないので、≠MEをすごく大切にしたいです。
河口 私は、グループでは良いギャップをお見せできた1年なのかなと思ってます。≠MEは青春って感じの楽曲が多かったんですけど、今年は今まで以上にこれまでと違う≠MEをみなさんにお見せできた1年かなと感じていますね。個人的だと…今年も1年全力で楽しめました!
尾木、谷崎 素晴らしい!!(笑)
河口 あと、今年はダンスをがんばった1年だなと感じてます。今までダンスはあまり得意ではなかったんですけど、ちょっとだけ自信がついたかなと思います。まだ上手ってわけではないんですが、きれいに踊れるようになったかなと思います。
尾木 Ruu先生にすごい褒められてたよね。
河口 そうなんです。先生に褒めていただいたことで、もしかして踊れてるのかな?ってうれしくなりました(笑)。ダンスをもっともっとがんばりたいです。
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