飛躍の1年と新曲「アンチコンフィチュール」を語り合う
≠MEが8thシングルで見せた成長の証 “実力派”として2024年に目指す舞台とは
2023.12.29 19:00
2023.12.29 19:00
加入してなくても≠MEを絶対応援していた
──確かに、シルエットだけだとダンススキルがはっきりわかりますよね。
谷崎 「天使は何処へ」のときは1ヵ月くらい練習していたんですが、この曲は振り入れ自体も前回よりも少なくて。そこからのMV撮影だったので、みんなドキドキだったんですよ。でもいざやってみたら、それこそシルエットの撮影したあと「え、めちゃ揃ってる」「かっこいいじゃん」って(笑)。
尾木 やる気出たよね(笑)。
谷崎 うん(笑)。もちろんまだまだなんですけど、自分たちで納得するダンスができるようになったのは、これまでのみんなとの積み重ねがあったから出せたのかなって思いました。それと、なっちゃんがとってもアイソレーションをするのが上手なんですよ。
河口 首のアイソレーションをする場面で、先生にすごい褒めていただけたんです。でも私、普段暇なときとかにアイソレーションをやるのがクセなんですよ。
尾木 怖いよ(笑)。
河口 そのクセが活かせてよかったなって思いました(笑)。
──(笑)新曲を通じていろんな挑戦できたわけですね。では、歌詞にかけた質問で、“未来は変えられる”というフレーズがありますが、≠MEじゃなかった私の未来を想像で語ってもらえますか。
河口 私は、≠MEに加入したのが高校2年生の後半で、大まかな進路を決めていたんです。実は、調香師を目指して化学科の大学に行こうと思ってたんです。香料とかを研究したいなと思ってました。
尾木、谷崎 すごい!
──香水とか作りたかったんですか?
河口 香水というよりも、誰でも使いやすいナチュラルな香りのハンドソープなどを作りたいなと思っていたんです。なのでその道に行ってたら、今頃は研究室に籠っていたかもしれないです。
谷崎 私は、高校卒業ぐらいのタイミングから≠MEに入る前に、1年間ぐらいアルバイトをしていたんです。グッズの販売をしていたので、もしかしたらアルバイトからそのまま就職して働いていたんじゃないかなって思います。すごく温かいアルバイト先だったので、そこから離れられていなかった気がします。
──販売はどんな部分が楽しかったですか。
谷崎 レジ打ちも楽しかったですし、袋の中に商品をきれいに入れるのとかも好きでした(笑)。海外の方もお客さんでいらっしゃったりして、私の片言の言葉でがんばってしゃべってました(笑)。お客さんとのコミュニケーションがすごく楽しかったので、接客向きなのかなって思いましたね。
尾木 私は中学校卒業のタイミングぐらいで≠MEに加入して、今は大学2年生の代なんです。私はあまり考えが変わらないタイプなので、小さい頃から目指していたものに合う大学に行って、大学生になっていたかなと思います。たぶん≠MEのファンしていたと思います(笑)。もともと=LOVEさんが好きでオーディションを受けたので、≠MEのことも絶対応援していたと思います。ちょうどこの間菅波美玲ちゃんと「自分が≠MEじゃなかったら誰推してた?」って話をしていたんですよ(笑)。私はみるてん(本田珠由記)の顔がとてもタイプでキャラクターも面白いので、たぶんみるてんを推していたと思いますね(笑)。ライブに通って≠MEのオタ活をしていたと思います。
──尾木さんが小さい頃から目指してたものはなんだったんですか?
尾木 保育士です。弟と妹がいて、親戚もみんな年下だったこともあって小さい子が好きなんです。保育士は、将来的に目指したい夢として今でもあります。
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