2023.09.05 20:00
「2023 STAYC FANMEETING “SWITH Gelato Factory” in Japan」より(写真:河村美貴)
2023.09.05 20:00
“全員メインボーカル”の力を惜しみなく発揮
カッコいいパンツスーツに着替えて登場した後半は、日替わりのカヴァー曲のコーナーで幕開け。この日は、ボーイズグループEXOの「Love Shot」を力強く、そしてセクシーにパフォーマンスしたが、スミンが「今日はコンサートとは違う雰囲気でSTAYCの魅力をたくさんお届けしますので、楽しんでくださいね!」と語ってくれたように、元気でキュートなイメージのSTAYCのこんな大人な一面は初めて見たかもしれない……。ジェイ曰くカヴァー曲は、「ほかにもKARA先輩やTWICE先輩も候補に挙がっていた」のだそう。ユンは「YOASOBIさんも歌いたかった」と言って、全員で「アイドル」をワンフレーズ踊って会場を盛り上げてくれた。
後半のゲームは、「MIX曲当てゲーム」。STAYCの楽曲を含め、K-POPやさまざまなジャンルを混ぜた3曲を同時にMIXして流し、それぞれの曲名を当てるというものだが、中には洋楽やJ-POPが混じっていたりして、なかなかの難易度。そんな中シウン、アイサが2問も正解、ユンも正解をたたき出した。MIXされた曲の正解が会場に流れると、彼女たちのプロデューサーであるブラック・アイド・ピルスンが手掛けたTWICE「TT」をはじめ、NewJeans「Super Shy」、BLACKPINK「Shut Down」、LE SSERAFIM「UNFORGIVEN」などK-POPガールズグループの曲を踊って見せた。正解を出せなかったセウン、ジェイ、スミンには、罰ゲームとして3人でモデルウォーク&ポーズが課されたが、正解したにも関わらず「罰ゲーム女王」のユンにもファンから期待の声が上がり、腰に手を当てノリノリで華麗なモデルウォークを披露。なんやかんやで、この日もゲームで大活躍した元気いっぱいのユンであった。
気分を切り替えて、再び歌のコーナーへ。日替わりのこのセクションでは、マイクスタンドを前に、一人ずつボーカルが移り変わっていく振付のない「YOUNG LUV」を歌唱。ジェイの迫力あるラップ、シウンの高音を筆頭に、“全員メインボーカル”と言われている彼女たちの歌の力を再認識させられた。
記念写真を収めた後は、「SWITHと過ごした時間は、これからも大切にします」(ユン)、「これからも一生懸命頑張りますので、たくさん愛してください。一緒に歩いていきましょう!」(セウン)とファンに想いを伝えると、「以上、STAYCでした!」と挨拶をして、「RUN2U」と「SO BAD」を続けたが、最後までパフォーマンスはキレキレで、勢いあるまま本編が終了した。
大きな「STAYCコール」の中アンコールが始まると、「I’LL BE THERE」で手を振りながら再びステージに登場。6人はステージ上を自由に歩き回り、ファンに手を振り、アイコンタクトをする。歌い終わると、「SWITHのみんなに伝えたいメッセージ見ましたか? SWITHの皆さんのおかげです」と曲前のVTRで彼女たちが綴った言葉を改めて伝えるセウン。「もっとSWITHと一緒にいたかったので、アンコール嬉しかった」というアイサに続いて、ジェイが「まだまだ未熟なところもたくさんありますが、いつも暖かく迎えてくれるSWITH、本当にありがとうございます。私たちの誇りです」と続けると、ユンが「映像で私たちが伝えたことだけじゃなくて、SWITHの皆さんがいつも一緒にいてほしいです」と感謝を伝えた。
しんみりした空気を打ち消すように「最後の曲ですから、盛り上がって行きましょう~!」というシウンの号令で「STEREOTYPE -Japanese ver.-」を歌いだすと、客席にサイン入りのカラーボールを元気いっぱくいに投げ入れる6人。歌い終わると全員で手をつないで上手、下手、センターに出向き深く頭を下げ、ユンが「しーーーーー」と客席に静粛を促すると、オフマイクで「今日、本当に……」と言ったタイミングで全員で声を揃えて「ありがとうございました!」と感謝を伝えてステージを降りて行った。
何にでも一生懸命チャレンジし、抜群のバラエティセンスでゲームコーナーを楽しませてくれたかと思えば、タイトル曲だけでなく、カヴァー曲や、アルバム収録曲など、日本で初めて生パフォーマンスしてくれた曲も満載の初ファンミーティング。ゲームも楽しいけれど、STAYCはやはり「歌」だと改めて思わされた。早く、コンサートも見せてくださいね!
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