ミステリアスなタイムトラベルの冒険を描く
マーベル・スタジオ『ロキ』シーズン2が10月6日配信決定、予告&キービジュアル公開
2023.08.01 00:00
(c) 2023 Marvel
2023.08.01 00:00
マーベル・スタジオ最新ドラマシリーズ『ロキ』シーズン2が10月6日(金)よりディズニープラス独占で日米同時配信されることが決定し、予告とキービジュアルが公開された。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)をはじめ、破格の超大作によって次々とエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオが贈るドラマシリーズ『ロキ』。シーズン1(2021年)は、米国で当時のディズニープラス史上最高のオープニング成績を記録した。「マイティ・ソー」シリーズや「エンドゲーム」など数多くのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品に登場したロキ。本作では主人公として数々の悪行の一方で数々の失敗を繰り返したり、時には兄弟の強い絆を思わせたりと、完璧でない天邪鬼な一面や、嘘と悪戯を愛する姿がどこか愛らしく“憎めないヴィラン”として世界中から愛されている。シーズン1では、時空を超えたロキが“時間の流れを守っている”組織 TVA(時間変異取締局)に捕まり、“世界の時間”を修復するミッションに協力させられる姿が描かれた。
2018年にエンパイア誌が発表した「最も偉大な悪役ランキング」(一般投票)ではダース・ベイダー、ジョーカーに次ぐ第3位の快挙を成し遂げる等、“愛されヴィラン”のロキ。演じるトム・ヒドルストンが「シーズン2ではキャラクターが沢山出てきて、もっと危険なマルチバースが描かれるよ!」と観客を“裏切る”ことを示唆している。
解禁されたシーズン2の映像では、ロキの身に謎の“タイムスリップ現象”が起こり、「時間に引きずり込まれ、過去と現在を行き来する」という非常事態が勃発。さらに、「あの光景が真実なら、この世界はなすすべなく破滅する」と不穏な台詞も。物語の全貌はロキらしく謎に包まれたままだが、“破滅”を避けるべく、シーズン1でも相棒として活躍したTVAのエージェントのメビウス(オーウェン・ウィルソン)とともに解決の糸口を探っていく。
別の時間軸を生きる“もうひとりのロキ”シルヴィ(ソフィア・ディ・マルティーノ)や、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞助演男優賞を受賞した俳優キー・ホイ・クァン演じる謎のトボけた新キャラクターO.B.も絡み合い、ロキのタイムトラベルはカオスさに拍車がかかる。そして映像には“破滅”を引き起こす原因と考えられる者の姿も。わずかな登場でも既に威圧感を発揮するのは、『ロキ』シーズン1に登場し、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023年)でもメインヴィランとして過激な活躍を見せた“征服者”カーン(ジョナサン・メジャース)。アベンジャーズの新作『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』で“次のサノス”と目される彼は、本作にどんな脅威をもたらすのか。
併せて公開されたビジュアルでは、謎の時計型キャラクター「ミス・ミニッツ」の手のひらならぬ“時間”の上で転がされるロキを描く様子などが描かれている。