Photo © Nick Rutter
2023.03.31 12:00
クラシック名門のドイツ・グラモフォンは、宮崎駿監督のスタジオジブリ作品の代名詞となっている日本の作曲家である久石譲との独占契約を発表した。この契約によりドイツ・グラモフォンは、同氏の作曲、指揮者、ピアニストとしての全ての活動にわたる多彩な音楽及び映像作品を提供することとなる。
そして6月30日には、『千と千尋の神隠し』『もののけ姫』『となりのトトロ』などジブリ映画の代表的な作品の楽曲のシンフォニック・アレンジが収録された初アルバムが、ドイツ・グラモフォンから世界同時発売されることも決定。久石譲指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団による本作はロンドンで録音され、アニメ映画界で特別な存在感を持ち愛され続けるジブリ映画と久石譲のコラボレーションが結実したものとなっている。
アルバム発売に先駆け、1stシングルとして世界でストリーミング・ヒットを記録した「人生のメリーゴーランド」(映画『ハウルの動く城』より)の新バージョンが本日3月31日に配信されている。
なお、久石譲は3月30日にウィーン楽友協会で開催されたウィーン交響楽団の新たなコンサート・シリーズ『CINEMA:SOUND』に出演した。この模様はドイツ・グラモフォンのオーディオ・ビデオ・ストリーミングサービスである「STAGE+」で4月15日に放送される。