2023.03.03 17:00
2023.03.03 17:00
見ましたか…?
ですよね…!
いかがでしたか…?
ですよね!!
寒々しい空模様を割って降り注ぐ光のように、「FUJI ROCK FESTIVAL ’23」第二弾ラインナップの報せが届いたって、あれこれどっかで見たような文章ですがご勘弁を。
早くも第二弾、だけではなく日割りまでもが発表されているではないか。まだ本格的な寒さも明けて幾日しか経っていないというのに、夏に思いを馳せさせるなんて。気が早いにも程があるぜ、やれやれありがとうございます。
詳細はオフィシャルの発表をご参照に、ではあるのだが、本記事では再び私ショウムライターによる、日割りと追加アクトについての勝手気ままなる走り書きを展開させていただく。だって編集長がすぐ上げろって言うんだもん。人使いが荒いにも程があるぜ、やれやれありがとうございます。
THE STROKESがヘッドライナーを務める初日に追加されたなかでは、やはりThe Birthdayに触れない訳にもいくまい。その編成を様々にチバユウスケ(Vo,Gt)がフジロックに立ち続けてくれている事に加え『THE FIRST SLAM DUNK』オープニング主題歌「LOVE ROCKETS」にて改めてその存在を轟かせた彼等。苗場の空にも打ち上げられるであろう愛のロケット、これは観たい……!
そしてもうこれは絶対楽しいから予習しとくべき案件なのがTHE BUDOS BANDとCORY HENRY。両者共USファンクの手練ではあるのだが、前者はそのヘヴィに唸る重厚な楽曲群で我々を大いに揺さぶってくれるであろうし、後者はなんせあのSnarky Puppyの元キーボーディストという経歴を吹き飛ばさんばかりの多岐に渡る活躍で、本国で引っ張りだこ。これ以上文字で紹介する前にとりあえず聴こう。そして観よう。ファンク繋がりで言えば思い出野郎Aチームの登場も嬉しい限りだし、先日武道館を終えたばかりのKEYTALKや昨年Mirage Collective名義で世間を賑わせたSTUTSなども決定。
FOO FIGHTERSがヘッドライナーとなる2日目はVaundy、Chilli Beans、羊文学、KOTORI、オレンジスパイニクラブと大充実の国内アクトが続々と参加。UAまで名を連ねてくれているではないか。一昨年のフジロックにてコーラス隊を内包した大所帯による祝祭的な編成に名を付けたGEZANがGEZAN Million Wish Collectiveとして帰還となる所も注目であるし、歪まないカオティックハードコアだと思った「草木」の衝撃が未だに忘れられない長谷川白紙もとても観たいところ。
来日アクトとしてはタイポップスの代表アーティストであるTHE TOYSやそのシルキーボイスに酔いしれたいWEYES BLOODなどが決定。そしてシルキーボイス枠として見逃せないのがd4vd。ネット出身の新たなスターとなり得る可能性を秘めた恐るべき17歳が早くも苗場の地を踏む。
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