2022.11.19 12:00
唐突ですが”宇宙人”っていると思いますか?
聞いといてなんですが私はいないと思う派です、だけど、宇宙人みたいな友達なら1人います。
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彼女は会うたびやっぱり不思議で、私には思いつかないような感情を持っている。
私達はいわゆる同期というやつで、13年間、色んな角度から彼女を観察してきた。アイドル須田亜香里は恐ろしいくらいに”努力家”今まで出会ってきた中で1番、いや、私が知っている地球上の人物を含めてもだんトツで1位に違いない、趣味は努力と言ってもいいだろう。
出会ってから、彼女は少しずつ人間の心を取り戻していくみたいに私と仲良くなってくれた。(一旦宇宙人として話を進めます)
最初の頃、くっついたり腕を組んで歩こうとすると「どういう大勢でいたらいいのかワカラナイ」と固まっていた。容量がパンクする瞬間はとても分かりやすく子供のように泣いていた。不器用で真っ直ぐ、子供みたいに全力で走るから壁にぶつかることも沢山あった。
彼女は人に厳しく自分にはもっと厳しい。
これは簡単なことじゃないと思う、人に言うためには自分ができていないといけないし、なにより期待しているからこその言動である、怒りは喜怒哀楽の中で最も疲れる感情なのに、それをエンジンのようにして走り続ける姿が誇らしくて仕方なかった。
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私は彼女を尊敬している。
同期として、ライバルとして、悔しいことや嬉しいことを一緒に乗り越えてきた。だけど私はなぜか常に彼女が心配だった。
頑張りすぎてしまうから、感情が豊かすぎるから、傷つかない選択肢がないか、大丈夫だと、自分を受け入れ、認めてあげる方法はないか、それに気づかせてあげれるのは自分だと勝手な確信があった、あれは優しさでもなんでもない。
誰にでも必死になれることがあって、私にとってのそれは彼女にとってのそれとは違った、分かっていたのに逃げていた私に、それを教えてくれたのは彼女の努力とあの日の涙。救われたのは私で、だから私は、大事なトロフィーを片手になんとかするって決めたのです。これは伝わる人に伝われば十分。
あれは特別な出来事なんかじゃなくて、私達がおばあちゃんになるまでに起きた、たった1つの出来事、これからもっともっと大変のことを共有していく中の1つでしかないのです。
13年間本当にお疲れさま、そして、アイドルと言う職業に、私に、出会ってくれてありがとう。アイドル須田亜香里もただの須田亜香里も、何も変わることなく、私の尊敬する人です。
この場をお借りして、長い手紙のようになってしまいましたが、、お付き合いありがとうございました。これからも懲りずにエッセイ見に来てくださいませ。
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PS. 毎度遊んだ後に感謝とお褒めのLINEをくれる須田、帰りの電車でニヤニヤしてしまって恥ずかしい私を見かけてもそっとしておいてください。笑