2022.10.31 17:00
©2021 CJ ENM. All Rights Reserved.
2022.10.31 17:00
10月28日(金)から全国中の『君だけが知らない』。ある事故で記憶を失った主人公・スジンは、幻覚で未来が見えるようになり、彼女の身の周りで不可解な事件が次々と起こる。壊れた記憶、身元不明の遺体、怪しい隣人と謎の少女、そして、優しすぎる夫。過去・現実・未来―真実は一体どこにあるのか。ノンストップで繰り広げられる怒涛のクライマックス、すべてが逆転する。
主人公・スジン役には、『サイコだけど大丈夫』で日本でも一躍有名になったソ・イェジ、夫・ジフン役には、実力派俳優として確固たる地位を確立しているキム・ガンウが抜擢された。メガホンをとるのは女性監督のソ・ユミン。ホ・ジノ監督(『八月のクリスマス』『四月の雪』)のもとで長年にわたり助監督や脚本を手掛け、本作にてデビュー作ながらも、2021年公開時に韓国ボックスオフィス初登場NO.1を記録した。
『君を守りたい〜SAVE ME〜』(2017年)ではエセ宗教団体から抜け出そうとするヒロイン役、大ヒットドラマ『サイコだけど大丈夫』(2020年)では愛に飢えた美しき童話作家役といった個性的な役を見事に演じ、その変幻自在な演技力に確かな定評のある女優ソ・イェジ。彼女が主演を務め、『サイコだけど大丈夫』以来の復帰作としても話題となった最新ドラマ『イブ(原題)』の放送、配信がスタートした。
本作は、人生を懸けて復讐することを決めた一人の女性と、傷を抱えた男女が繰り広げるドロ沼の愛憎劇。ソ・イェジが演じるイ・ラエルは、大人たちの欲望のせいで愛する父親を失い、全てを捨てて復讐のためだけに生きることを決意した妖艶なヒロインという役どころだ。艶やかな衣装と濃いメイクが色気を漂わせ、その圧倒的に美しいビジュアルから目が離せない。内に秘めた深い憎しみを繊細な眼差しで表現し、過激なシーンにも体当たりの演技で挑んでいる。
『イブ(原題)』では見た目も性格も強烈なインパクトのある役を演じているのに対し、最新作の映画『君だけが知らない』ではそうしたイメージを払拭するほどの素朴な見た目の女性に扮し、まったく違う顔を見せている。ソ・イェジが演じた主人公スジンは、事故をきっかけに記憶を失くし、唯一の身内である夫を頼るしかない孤独な女性。本作では、ナチュラルなメイクで白シャツにグレーのスカートという落ち着いたファッションに身を包んでいる。不安を露わにする物憂げな表情や、身の回りに次々と起こる不可解な出来事に精神が混乱し、唇を震わせながら恐怖に怯える姿を体現した。