2022.07.29 17:00
2022.07.29 17:00
イメージとは真逆で、美的な感じで音を合わせたりしない(アキラ)
――ケンケンさんは2009年加入じゃないですか?加入前に聴いてた身として「なんでこの曲入ってないんだよ!」という曲はありますか?(笑)
ケンケン え、なんだろうな(笑)。2分くらい時間もらってもいいですか?
――もちろんです(笑)。では、アキラさんには別の質問をさせていただきたいんですけど、改めてベストを聴いた時にロックバンドとしての骨太さへのこだわりが半端ねぇよなと感じたのですが、このベストアルバムのなかで演奏する上で一番気持ちいい曲をお伺いしたくて。
アキラ この中だったら「瞳孔」ですかね。割と男臭くて、リハ中から楽しいですね。
――なるほど。リハとかで肩慣らしとして演奏されたりするんですか?
アキラ ところがこのバンド、肩慣らしとか全くやらないんですよね。
有村 肩、慣らさないですね(笑)。
――そうなんですね(笑)。
アキラ バンドのイメージとは真逆で、美的な感じで音を合わせたりしないんですよね。4人集まって音出そうぜという感じで。その感じが3枚目くらいまでは出てますよね。
――「Puppet Show」の「本当の嘘」は“ – Studio Live – ”となってるくらいですもんね。
長谷川 あれは一発録りですね。
――やっぱり。こんな生っぽくていいんだってくらいベースがブリブリに録れてて最高なテイクですよね。
アキラ 「はいどうぞ!」でマジでやんの?と思いましたね。
――たまんねぇ話です。さぁそんなところでケンケンさん、お時間でございます。
ケンケン 全部入ってるんですけど、絞り出したら「ツメタイヒカリ」です。
――きたぁ…。僕が選ぶベスト5にも入ってきます。
ケンケン サトヤスと二人で飲み行った時も俺よりも詳しかったんですよ。俺のほうが「あのときこうだったんですよ」と教えてもらったりしてます。
――恐縮です(笑)。プラは季節感の描写にすごく長けてるなと思うんですが、DISC1は四季を感じさせる曲が多く、DISC2にはあまりそういう曲がないように感じていて、これって時期的に何か変化はあったのですか?
有村 全く意識してないです。たしかに、すごいところに気づいたね。
――これまたDISC1を流れで聴くと夏秋冬春みたいな感じに捉えられる選曲だったりもしますよね。
有村 本当だ、すごい観点に気付きますね。
――リクエストでもあるし、ガッツリ時系列順ですよね。
有村 リクエストされたものを時系列に並べてみたって感じですね。
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