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イーサン・ホークが連続誘拐魔を怪演! 『ブラック・フォン』狂気溢れる特別映像公開

2022.07.01 20:00

© 2021 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

2022.07.01 20:00

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劇場公開中のスコット・デリクソン監督最新作『ブラック・フォン』から特別映像が公開された。

『透明人間』(2020年)ではリー・ワネル、『ゲット・アウト』(2017年)ではジョーダン・ピール、『スプリット』(2016年)では M.ナイト・シャマランと才能豊かな監督とタッグを組み、優れたスリラー作品を数多く世に送りだして来た、ハリウッド気鋭の映画製作集団ブラムハウス・プロダクションズが新たにパートナーとして選んだのは、『ドクター・ストレンジ』(2016年)、『エミリー・ローズ』(2005年)などの監督で知られるデリクソン。原作は“スリラー・ホラーの帝王”スティーヴン・キングの息子、ジョー・ヒルの名短編「黒電話」。

舞台は、子供の連続失踪事件が起きているコロラド州のとある町。気が小さく独り立ちできない少年フィニー(メイソン・テムズ)は、ある日の学校の帰り道、マジシャンだという黒風船を持った男(イーサン・ホーク)に出くわす。「マジック見るかい?」の一言を発したかと思うと、フィニーは黒いバンに無理やり押し込まれ、気が付いた時には地下室に閉じ込められていた。壁に囲まれたその部屋には鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして「断線している黒電話」。だが、その断線しているはずの電話のベルが突如鳴り響く……。それは、この部屋の恐怖と真実を知る”死者からのメッセージ”だった! 一方、妹のグウェン(マデリーン・マックグロウ)は兄の失踪に関する不思議な予知夢を見たという。夢の記憶を頼りに、必死に兄の行方を探し始めるーー。

映画『ブラック・フォン』It’sHaunting編 特別映像

この度、公開された特別映像の中で「奴は悪人だ。未知なる恐怖からその力を生み出している」と語りだすのは、誘拐魔グラバー演じるイーサン・ホーク。グラバーは、ぞっとするようなフルフェイス・マスクの下から、表情を変えながら、徐々に素顔を見せ始める。映像の最後、「観たら忘れられない」とその強烈さを語っている。また、ホークは「グラバーは自分を心底憎んでいるに違いない。あれほどの自己嫌悪を抱えていれば、他人を傷つけるのも平気になるだろう」と役柄を冷静に分析しながら、その一方で「マスクをつけたキャラクターを演じると思うと、ワクワクしたよ。脚本を読んだとき、マスクは一つだけだと思った。しかしスコットは、この奇妙で象徴的な空間で、マスク自体が効果を発揮できるよう綿密に計算して、グラバーの素顔のどの部分を実際に見せるのか絶えず調整していた」と細部までこだわられたマスクへ驚きをみせる。

実は、グラバーのマスクは『13日の金曜日』『死霊のえじき』など数多くのホラー作品を手掛けた、特殊メイクの第一人者・トム・サヴィーニがデザイン。サヴィーニと彼のパートナーのジェイソン・ベイカーは、ヘヴィメタルバンドのスリップノットやワールド・レスリング・エンターテイメント(WWE)のマスクも手掛けている敏腕アーティストだ。彼らが生み出したマスクは、唯一無二の存在感を放ち、脳裏に焼き付くほどのインパクトを与える。

少年フィニー役のメイソン・テムズは「実際には、イーサンとグラバーは、全く違うふたりの人間だ。だけどグラバーを演じるイーサンにはゾッとするよ。初めてマスクを見たとき、ぼくはちょっと凍りついてしまった。そしたらイーサンが言ってくれたんだ、『大丈夫か、相棒?』って。彼を俳優としていつも尊敬している。イーサンの演技を見ることは、最高の経験になったよ」と明かした。

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