タグ一覧:#まつとおね(4件)
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今こそ“再生の物語”が能登で上演されるべき理由を考える 吉岡里帆と蓮佛美沙子の二人芝居『まつとおね』開幕、時代を超えた絆が私たちに問いかけるものとは
2025.03.06 18:00
舞台『まつとおね』が開幕した。 本作は、加賀百万石の祖・前田利家の妻まつと、天下統一を果たした太閤・豊臣秀吉の妻おねの友情を描いた物語。まつを吉岡里帆、おねを蓮佛美沙子が演じている。 脚本は、『天地人』『花燃ゆ』で2度の大河ドラマ執筆を手がけた小松江里子。演出は、歌舞伎俳優の中村歌昇。昨年発生した能登半島地震の復興祈念公演であり、会場も地震による被害を受けた石川県七尾市の能登演劇堂で行われる。なお、能登演劇堂で舞台公演が催されるのは、地震以降で本作が初となる。 戦乱と災害。時代は変わっても、理不尽によって人々の生活が脅かされる現実は今も変わらない。その中で、私たちはどう生きていくべきなのか。戦<a href="https://bezzy.jp/2025/03/60721/">…
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舞台『まつとおね』に懸ける想い、二人の友情に感じたことは 「正解がないことだから、考え続けたい」蓮佛美沙子が信じるエンターテインメントの持つ力
2025.01.29 18:00
蓮佛美沙子は、とても感受性が豊かな人だ。心の扉を開き、目にする景色を、肌で感じた風の匂いを、胸の奥をキュッと鳴らしたあらゆる経験を、演技の血肉にして、役を生きる。だから、彼女の芝居には嘘がない。 いくつもの役に息吹を吹き込んできた蓮佛美沙子が新たに命を与えるのが、戦国時代を生きた天下人の妻。令和6年能登半島地震復興祈念公演『まつとおね』で豊臣秀吉の正室・おねを演じる。 地震と豪雨という天災の爪痕がいまだ生々しく残る能登で、様々な葛藤を抱えながら、それでもエンターテインメントにできることを信じて、蓮佛は舞台に立つ。 京都に行って、おねに会えた気がした ──おねという女性にどんな印象をお持ちでした<a href="https://bezzy.jp/2025/01/56826/">…
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10代から育む演劇愛で復興祈念舞台『まつとおね』に挑む 演者として、人として。吉岡里帆が手にした信念と手放した完璧さ
2025.01.28 18:00
「なんでも完璧にしようとするのはやめました」──吉岡里帆ははにかむようにそう答えた。 自分で立てた目標を達成するために、ガチガチのTo Doリストに雁字搦めになっていた20代。でもそんなに完璧になんでもできっこない。そう気づいたおかげで、できない自分を責める気持ちを手放せた。だからだろうか。30代になった吉岡里帆は、20代の頃よりもずっと軽やかで、のびのびとしていて、美しい。 第49回報知映画賞で助演女優賞に輝くなど、俳優としてますます評価を高める吉岡がこの春挑むのは、令和6年能登半島地震復興祈念公演『まつとおね』。大河ドラマのヒロインにも選ばれた前田利家の妻・まつを演じる。 きっとそこには、<a href="https://bezzy.jp/2025/01/57125/">…
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舞台俳優としての2人、会場となる能登演劇堂の魅力を解説 吉岡里帆と蓮佛美沙子が初共演、舞台『まつとおね』が宿す未来への希望
2024.11.04 12:00
群雄割拠の戦国時代を生き抜いたふたりの女性にフォーカスする舞台『まつとおね』が、2025年3月5日(水)から3月23日(日)まで石川県七尾市の能登演劇堂にて上演される。 本企画は以前から準備が進められていたものの、1月1日に起きた令和6年能登半島地震で公演場所である能登演劇堂も被害を受けたため、上演が一旦延期に。だが、劇場の修繕が進んだことから、復興祈念公演としてあらためて上演が叶う運びとなった。9月には東京都内で記者発表もおこなわれ、出演の吉岡里帆、蓮佛美沙子に加え、原作・脚本の小松江里子、演出の中村歌昇、七尾市出身で本公演を企画した近藤由紀子プロデューサー、茶谷義隆七尾市長らが登壇。それぞ<a href="https://bezzy.jp/2024/11/53069/">…