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『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』が描く純愛とは 萩原利久×河合優実の価値観トーク 優しくて痛い「恋の残酷さ」に二人が思うこと
2025.05.06 17:30
恋は、残酷だ。すべての人の想いが、報われるとは限らない。誰かの恋が実るその陰で、誰かの恋が破れて、誰かがひっそりと泣いている。あらゆる恋は、届かなかった想いの残骸の上に実る果実なのかもしれない。特に、まだ自分のことしか見えない若い時期ならなおさらのこと。 そんなピュアで、エゴイスティックな恋を生々しく描いた映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』が4月25日に公開された。主人公は、肥大化した自意識を抱える大学生の小西徹(萩原利久)。冴えない大学生活から自らを守るために日傘を差して生きてきた小西は、同じ大学に通う桜田花(河合優実)と恋におちる。 人を好きになると、世界が広がる。人を好きにな<a href="https://bezzy.jp/2025/05/66130/">…
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劇団☆新感線『紅鬼物語』が開幕間近、今の目標と原動力とは デビュー7年目で念願の初舞台へ 一ノ瀬颯の心を占める「自分磨き」への思い
2025.05.05 18:00
人にはそれぞれターニングポイントがある。あのときのあの経験が、今の自分をつくっている。そんな転換点をどれだけ持てるかが、人の成長を左右する。 俳優・一ノ瀬颯にとって、この作品との出会いが大きなターニングポイントになるかもしれない。5月13日から開幕する劇団☆新感線『紅鬼物語』に出演。役者人生7年目にして初舞台となる。 2019年に『騎士竜戦隊リュウソウジャー』で俳優デビューして以降、『Believe-君にかける橋-』『若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-』『119 エマージェンシーコール』など話題作への出演が続く一ノ瀬だが、かつては自分のいいところを見つけるのがあまり得意ではなかったと言う。自己評<a href="https://bezzy.jp/2025/05/65883/">…
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初主演映画『6人ぼっち』を通して語る等身大の友情観 今、野村康太を満たすもの 友達と芝居を愛するピュアな心はどうやって形成された?
2025.05.02 19:00
野村康太の魅力は、透明感だと思う。瑞々しい美肌と、涼やかな目元。何よりもひねたところがまるでない、周囲に対して感謝を惜しまないピュアな心が、野村康太という人間の魅力をかたどっている。 初の単独主演映画『6人ぼっち』で演じたのは、クラスに居場所ない“ぼっち”の加山糸。同じく“ぼっち”のクラスメイト5人と修学旅行で同じ班になったことから、6人の間に生まれるはずのなかった友情が芽生えていく。 野村康太もまた、かけがえのない友人に支えられてここまでやってきた。これは、彼が愛するお芝居と、ファンと、友達についての話だ。 僕も糸と同じで、人に話しかけるのは苦手 ──今回、陰キャの加山糸を演じました。野村さ<a href="https://bezzy.jp/2025/05/66150/">…
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ドラマ『子宮恋愛』キャスト3人がそれぞれの価値観を語る 松井愛莉×大貫勇輔×沢村玲の生き方鼎談 「人生の主人公は自分」と思うための重要要素とは?
2025.05.01 18:00
自分が主人公の人生を生きよう。いろんな雑誌や映画でそんなフレーズが飛び交っていて、頭ではわかっているし、自分もそう生きたいと思っている。だけど、なかなか人生の操縦桿を自分の手で握ってハンドリングできない人も、きっと多い。 この物語のヒロイン・苫田まきもその一人だ。ドラマ『子宮恋愛』は、夫に本音を言えず、嫌なことを言われても愛想笑いで誤魔化すしかできなかったまきが、自分の足で自分の人生を歩み出すための物語。そのきっかけとなるのが、会社の同僚・山手旭との出会いだった。ブラジル育ちでオープンな山手の生き方に振り回されながら、まきは理想の自分へと近づいていく。 まき役を演じるのは、松井愛莉。山手役は、<a href="https://bezzy.jp/2025/05/65803/">…
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誰かとのご飯の時間は何をくれる?ドラマ『女優めし』で主演 堀未央奈が持つしなやかな強さ、健全な人間関係のために意識していることとは
2025.04.26 17:00
強い人だ。何があってもブレない自分というものが、堀未央奈にはある。 だけど、その強さは決して自然由来のものではない。彼女が28年の人生の中で、ハードな想いも味わいながら、自ら勝ち取ってきた強さだ。だから、彼女の言葉は胸を打つ。 人と比べ合い、自分の幸せを見失いがちの現代に、ブレない堀未央奈はどんなことを思うのだろうか。 栄養と欲なら、勝つのは欲です(笑) ──『遺書、公開。』に続き、2度目のBezzyご登場です。前回、Tシャツに文字を入れるなら「私は悪くない」と入れるという話がすごく面白くて。 実はあのあと、ファンの方から「私は悪くない」とプリントされたTシャツをいただいたんです(笑)。 ──<a href="https://bezzy.jp/2025/04/65410/">…
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「お互いよく頑張った」壮絶な『ガンニバル』撮影を振り返る 恒松祐里&倉悠貴の感情コントロール術 狂気を演じた二人が語る世界への手応え
2025.04.02 18:00
俳優は、時に日常では決して体感し得ることのない感情をその身に宿らせなければいけない。狂気の淵に立たされたとき、演じる俳優はどんな境地にあるのだろうか。 ディズニープラス スターにて独占配信中の『ガンニバル』。待望の続編であり完結編となるシーズン2で明かされるのは、「人を喰っている」と囁かれる供花村の秘密だ。はたして供花村の過去に何があったのか。その真実に辿り着いたとき、誰もが人間の醜さと欲深さに戦慄するだろう。 忌まわしき過去の中心に立つのが、若き日の後藤銀と神山正宗。物語の鍵を握る重要人物を恒松祐里と倉悠貴が演じる。その二人に、狂気と向き合った日々を振り返ってもらった。 ロック画面を開くたび<a href="https://bezzy.jp/2025/04/63785/">…
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上田誠作・演出舞台『リプリー、あいにくの宇宙ね』で初共演 変わり者同士のベスト距離感は?伊藤万理華と井之脇海の共通点トーク
2025.03.31 18:00
伊藤万理華と井之脇海。目の肥えたシネフィルに愛され、数多の映画でキャリアを積んできた二人が、舞台で初めての共演を果たす。 京都発の人気劇団・ヨーロッパ企画の上田誠が作・演出を務める『リプリー、あいにくの宇宙ね』は、宇宙船を舞台にしたSFアクション音楽コメディ。船内で勃発するトラブルの数々とクセの強すぎる登場人物に、伊藤らが演じる航海士たちが翻弄される姿をポップかつコミカルに描いていく。 そんな二人のトラブル耐性は……? この日が初対面だった伊藤と井之脇の初々しいトークをたっぷりとお届けする。 アドリブは本当にやめてください(笑) ──今回、お二人は初共演です。 井之脇 僕は伊藤さんが主演をされ<a href="https://bezzy.jp/2025/03/63803/">…
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Kōki,主演映画『女神降臨』では念願の切ない役柄に 一生懸命の先についてくる結果がある、綱啓永が信じる「今やるべきこと」とは
2025.03.25 18:00
目まぐるしく勢力図が塗り替えられていく若手俳優の世界で、着実にポジションを固めているのが綱啓永だ。 『君の花になる』で人気に火がつき、『恋愛のすゝめ』で連続ドラマ初主演。昨年は『未来の私にブッかまされる!?』でNHKドラマ初出演にして初主演を務めた。注目の2025年は、Kōki,主演で話題の映画『女神降臨 Before 高校デビュー編/After プロポーズ編』に出演。情熱的な御曹司・五十嵐悠を演じ、渡邊圭祐演じる神田俊と恋のデッドヒートを繰り広げる。 ブレイク街道を邁進する一方、そのチャンスを掴むまでにはもがき苦しむ時期もあった。雌伏の時から今も変わらず綱啓永が<a href="https://bezzy.jp/2025/03/63617/">…
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映画『女神降臨』共演秘話から人生の心得まで伸び伸びトーク Kōki,×渡邊圭祐なりのコンプレックス解消法 2人は「なりたい自分」にどれだけ近づいた?
2025.03.21 18:00
コンプレックスと上手に向き合うのは難しい。できれば、見たくないし蓋をしていたい。でも、コンプレックスは時に人生を変える原動力になる。 映画『女神降臨 Before 高校デビュー編/After プロポーズ編』の主人公・谷川麗奈もまた自身の見た目にコンプレックスを抱いていた。地味な容姿が原因でいじめられ、部屋に引きこもっていた麗奈。けれど、メイクの力で別人級に変身。転校先で新たな人生を歩みはじめる。 麗奈を演じるのは、『TOUCH/タッチ』で海外映画デビューも果たしたKōki,。自身初のラブコメ映画で、つい応援したくなるようなチャーミングでコミカルなヒロイン像を築き上<a href="https://bezzy.jp/2025/03/63609/">…
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主演作『早乙女カナコの場合は』で懸命に生きる女性像を体現 過去を肯定し、人を愛することで救えた自分。今の橋本愛が紡ぐ「人間って」に続く言葉
2025.03.21 17:00
インタビューでは時にはしゃぐような笑顔を見せ、撮影ではフォトグラファーに乞われて、イタズラっぽい顔でピースサインを決める。ミステリアスな美しさをたたえた橋本愛は、その実、とても素直でチャーミングな人だった。 でもそれは、彼女がいろんなしがらみからちょっと自由になれてきたからかもしれない。「自意識ばっかりでした」と語る10代、「やり直せるなら全部やり直したい」20代を経て今、彼女は言う、「過去の自分をすべて私は肯定して生きている」と。 29歳になった橋本愛の最新主演映画『早乙女カナコの場合は』は、この社会をもがきながら生きている女性たちの物語。大学入学と同時に出会ったサークルの先輩・長津田とカナ<a href="https://bezzy.jp/2025/03/63605/">…
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