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日本のロックを牽引する存在となった4人の進化と変化に迫る go!go!vanillasが新曲で追い求めた抜きの美学、彼らはなぜ常に“最高”を叩き出せるのか?
2025.08.05 18:00
今や日本のロックシーンを牽引するバンドとなったgo!go!vanillas。追いかける側から追われる側へ。20代前半あたりの若手バンドに話を聞くと、バニラズをフェイバリットに挙げるバンドが本当に多いことに驚かされる。彼らがここまで支持されているのは、常にロックバンドの可能性を模索し、ロックンロールの新しい定義を自らの手で創り続けているからだと今回改めて実感した。 そんなバニラズの最新曲「ダンデライオン」は、放送中の大人気TVアニメ『SAKAMOTO DAYS』第2クールのエンディング・テーマに書き下ろされた楽曲だ。本楽曲について、そして“最新最高”を活動指針に掲げる4人の今について、兼ねてより<a href="https://bezzy.jp/2025/08/71576/">…
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庄村聡泰は3日間どう動く?各時間帯で観たいアクトも紹介 いよいよ開幕目前!今年も楽しみ方が尽きないフジロック、ヘッドライナー3組の凄さとは
2025.07.22 17:30
フジロックが、今年もあと少しで開催される。タイムテーブルも発表され、そしてこのタイミングで新ステージ“ORANGE ECHO”も追加されることが明らかになった。前回の記事では1日ごとに個人的な注目アクトを書き連ねながら、敢えて3日間のヘッドライナー以外のアクトについて可能な限りたくさんご紹介させていただいたのだが、事前情報が全て出揃った(毎年恒例、入場無料で超楽しい前夜祭以外)今、改めてヘッドライナー3組の紹介を軸に各日の傾向と対策を見ていこうと思う。今年初参加する新たなフジロッカーの皆様の参考にもなったら幸いだ。 日本で観るFRED AGAIN..が特別な理由 初日のヘッドライナーはFRED<a href="https://bezzy.jp/2025/07/71022/">…
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豪華客演を迎えた楽曲群の制作秘話、独自の活動観に迫る Bimiがメジャー初アルバムで弔った過去と背負った未来 “地続き”の俳優業で磨いた感覚とは
2025.07.02 18:00
廣野凌大の音楽プロジェクト・Bimiのメジャー1stアルバム『R』が4月にリリースされた。現在Bimiはそれを記念したツアーを敢行中で、ファイナルを7月6日にSpotify O-EASTにて迎える。 “Restart”、“Replay“、“Reborn”といった意味をアルバムタイトルに込めた『R』では、彼がこれまで磨いてきたヒップホップに加えて、リミックスという形での過去作の再解釈や元々好きであったというパンクロックの導入、もう一つの顔である俳優業を通じて出会った人とのコラボレーション楽曲など、彼がここまで歩んできた27年分の轍がさらわれている。そしてその轍は、かつて夢見ていた理想像と今の姿に<a href="https://bezzy.jp/2025/07/69666/">…
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オタズネモノ by 庄村聡泰 音楽という“現象”の奥に何がある?オルタナティブクルーS.A.R.が挑む思考実験
#10 2025.06.19 19:00
こちらの連載ではちょいちょいご無沙汰になっております。ショウムライターこと庄村聡泰のインタビュー連載オタズネモノにございます。 此度のゲストは昨今シーンを賑わせまくっているIRORI Recordsからの新たな刺客、S.A.R.。コロナ禍に於ける音遊びから自然発生的に結成されたバンド、ではなくオルタナティブ・クルー。クールなボーカリストであり発起人のsanta。飄々とした(しすぎてもいる笑)ギタリストでありMCのImu Sam。インタビュー中とんでもねえ名言つうかパンチラインをそこかしこに繰り出してくれたベーシストEnoを中心にオタズネしたのですが、それを静観するドラムのmay_chang、そ<a href="https://bezzy.jp/2025/06/68990/">…
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ついに出揃ったラインナップの注目アクトを庄村聡泰が紹介 今年は毎日願いが叶う!ヘッドライナー以外も超充実の2025年フジロック
2025.06.18 17:30
今年もあと 1ヵ月ちょっとで あの夏が やってくる。 開催日が近づくごとにアツい追加アクトや先日にはステージ割りの発表もあり、曜日ごとの傾向と対策がより一層捗るばかりの皆様と俺。今年もとっても楽しみなラインナップ。サイコーですね。 つうわけで毎年恒例(関連記事書くのも4年目なので言わせてください)、ショウムライターこと庄村聡泰のフジロック注目アクト紹介になります。今年もよろしくね。 国内外から“フジらしい”注目株が揃う1日目 俺はずっとこの機会を待っていた。 MDOU MOCTARをフジロックで観る機会を心から待ち望んでいたのである。アフリカの砂漠の国ニジェール出身のギタリスト/ボーカリスト率<a href="https://bezzy.jp/2025/06/67747/">…
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2日間で11万人を驚きと感動で包んだ3時間半をレポート 乃木坂46が13周年ライブで示した矜持 グループは新たな“希望”を携えさらに進化する未来へ
2025.05.22 17:30
乃木坂46のグループ生誕記念ライブ、通称「バスラ」。その13回目となる「乃木坂46 13th YEAR BIRTHDAY LIVE」が5月17日、18日に開催された。今回の会場となったのは味の素スタジアム。2日間で11万人の動員を記録し、パフォーマンス楽曲総数は107曲となった。ここでは2日目の様子をお届けしていく。 毎年そのセットリストに様々な趣向が凝らされることでお馴染みとなっている「バスラ」だが、昨年のさいたまスーパーアリーナ4日間では初日に2011〜2014年までのリリース楽曲、2日目に2015年〜2017年までのリリース楽曲といった具合に自身のリリース楽曲を3年ずつ区切ってパフォーマ<a href="https://bezzy.jp/2025/05/67210/">…
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偉大なキャプテン卒業という節目で示した高い飛躍への意思 日向坂46史に刻まれた佐々木久美の精神、グループがまた一つ勇ましくなった「6回目のひな誕祭」
2025.04.13 14:00
もはやおひさまたちにとっての聖地と呼んではばかられることはないであろう、横浜スタジアム。こちらにて行われた日向坂46「6回目のひな誕祭」。2日間の動員は総計約7.2万人。パフォーマンスした楽曲数は「日向坂46名義の楽曲を“全曲”披露」との事前アナウンス通り、さらには前身であるけやき坂46(通称:ひらがなけやき)時代の楽曲も含め2日間で総計114曲が披露され、2日間でのパフォーマンス総時間は9時間を超えた。 そこでグループは去る2024年12月25日・26日に開催された自身2度目の東京ドーム公演2日目終演後のモニターに映し出された“ここから、はじまる。行こう、一緒に。”という言葉の先を力強く、そ<a href="https://bezzy.jp/2025/04/65012/">…
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映画『BAUS』の監督と主演俳優が明かす制作背景と映画観 甫木元空と染谷将太の青春回顧、変わりゆく映画館の価値に2人が思うことは
2025.03.28 18:00
映画監督・アーティストの甫木元空と俳優・染谷将太。カルチャーを愛する者にとって垂涎の組み合わせが、この春映画館で実現した。 “おもしろいことはなんでもやる”というコンセプトを掲げ、多くの文化愛が交わる場所として2014年まで営業されていた吉祥寺バウスシアター。映画『BAUS 映画から船出した映画館』は、吉祥寺という地で娯楽を届け続けたこの劇場を巡る人々の90年を描く。 物語の始まりは昭和初期。中心となるのは、活動写真に魅了され青森から上京してきた主人公のサネオ(染谷将太)、兄のハジメ(峯田和伸)、そしてサネオと出会い妻となるハマ(夏帆)。監督の甫木元は、大学時代の恩師・青山真治の逝去を機にその<a href="https://bezzy.jp/2025/03/63876/">…
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有言実行の舞台に刻んだグループの進化と決意とは “ここからはじまる”日向坂46の新たな歴史、全ての目撃者に躍進を確信させた東京ドーム公演
2024.12.29 15:00
日向坂46が夢として掲げ、公言していた目標を有言実行する形となった2度目の東京ドーム公演が2024年12月25日・26日の二日間で開催された。そこで日向坂46は、「約束の卵」という東京ドームへの思いとおひさま(日向坂46のファンネーム)への思いが込められた楽曲を“演らない”という選択をした。 サビで“待っててくれるか? 夢叶うまで 君のことを連れて行く 苦しくても諦めない 僕ら信じてよ”と歌い、“一緒に歩いて 一緒に辿り着こう”と締められる「約束の卵」は、グループ初の東京ドーム公演の最終日となった2022年4月1日ではアンコールの最終楽曲として配置されていた。だが今回のドーム公演では、けやき坂<a href="https://bezzy.jp/2024/12/56010/">…
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72,000人を動員したZOZOマリン公演2日間をプレイバック 櫻坂46のライブでしか味わえない快感をもたらすものとは?「4thアニラ」からその正体を紐解く
2024.12.09 18:00
この幅の広さ、というよりそこで描かれる世界観の多次元構造とは一体なんなのだろう。 櫻坂46が去る11月23、24日にZOZOマリンスタジアムにて行った「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」を観た直後、改めて2日間で披露された楽曲群、そのセットリストを見て思った。 両日ともにライブのオープニングを飾った「ドローン旋回中」&「Anthem time」。こちらは異なる2つの楽曲によるメドレーとなっており、前者は所謂メロコア的な響きを持つ2ビートで颯爽と駆け抜けるナンバーで、後者は三期生楽曲の中でも一際ポップで爽やかな疾走感が溢れるナンバー。昨年の「3rd YEAR ANNIVERSA<a href="https://bezzy.jp/2024/12/55007/">…
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