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高い技術と自在な楽曲で注目される新進気鋭の3人組に迫る pachaeが明かすメンバー力学とバンド観 “怒り”を“超最高”に変えるプロセスとは
2024.11.06 18:00
現在放送中のアニメ『妻、小学生になる。』のオープニング主題歌として起用されているのが、大阪を拠点に活動する3人組バンド・pachaeの「アイノリユニオン」だ。彼らにとって初のタイアップソングとなったこの曲を聴けばわかるとおり、類まれなセンスとスキルをもったバンドである。フロントマンでありコンポーザーでもある⾳⼭⼤亮(Vo&Gt)の生み出す楽曲はジャンルもスタイルもなんでもこいの雑食ぶりでありながら、ポップスとしての強度は1ミリも譲らない。それを具現化するバンバ(Gt)とさなえ(Key)のプレイもとても完成度が高い。つまり最初の音源を出してから3年あまりですでに高い完成度を誇る音楽集団な<a href="https://bezzy.jp/2024/11/53001/">…
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全て詰め込んだ1stアルバムを携え過去最多のツアーに挑む 背負った思いは進化に変えて、結成2年のサバシスターが歌う圧倒的リアル
2024.04.04 21:00
本サイトの連載「サバシスター今日もゆく。」も好評のサバシスターが3月8日「サバの日」にメジャーファーストアルバム『覚悟を決めろ!』をリリース。結成から2年、バンドのこれまでもこれからも詰め込んだ、超力作の全14曲だ。 今年の元日にPIZZA OF DEATHへの所属とポニーキャニオンからのメジャーデビューを発表して以来、彼女たちへの注目はますます高まるばかりだが、当の3人はそんな周囲の状況にも浮かれることなく、かといって縮こまることも当然なく、サバシスターらしく突き進んでいる。バンドをやっていく上で得た手応えもぶつかった壁も真っ正直に歌にしながら、今まさに心をメラメラと燃やしている彼女たちに、<a href="https://bezzy.jp/2024/04/42699/">…
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軽音部時代から新作『月で読む絵本』までを繋ぐ クジラ夜の街が描く”ファンタジー”の新たな領域 盟友・ルサンチマン北を交えその進化を語る
2023.12.30 17:30
「ファンタジーを創るバンド」を謳うロックバンド、クジラ夜の街。ついにリリースされたメジャーファーストフルアルバム『月で読む絵本』は、その「ファンタジー」の領域を一気に押し広げる、濃密な1作となった。ファンタジー=絵空事だと思う人も多いかもしれないが、このアルバムで彼らが描き出すファンタジーは、僕たちが日々生きるこの現実に深く根差したもの。その世界に遊び、物語を味わいながらも、その音楽はいつの間にか生きるための力になる──このアルバムを聴くと、そんな手応えを感じられるはずだ。 そのアルバムリリースを記念して、今回はスペシャルゲストを交えてのインタビューを実施。参加してもらったのは、クジラ夜の街と<a href="https://bezzy.jp/2023/12/38466/">…
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新作『Phantom youth』で曝け出した等身大の想いに迫る bokula.が今「青春」を歌う理由 柔軟さを手にした4人が語るバンドの現在地
2023.10.13 19:00
思うようにいかないような日々の中で自分たちを、そしてリスナーを奮い立たせるようなロックソングを歌い続けている広島拠点の4ピースバンド、bokula.。今年1月にファーストフルアルバム『FUSION』をリリースし、初のワンマンツアーも大盛況のうちに終えた彼らから、新たな一歩となる4th E.P『Phantom youth』が届いた。タイトルからもわかるとおり、今作のテーマはずばり「青春」。ロックバンドにとっては永遠のテーマだが、なぜ今彼らは──というか作詞作曲をしているフロントマン・えいはその命題に向き合ったのか。その答えは、今作の5曲から溢れ出る瑞々しさと生々しさにある。 これまで以上に自分自<a href="https://bezzy.jp/2023/10/34127/">…
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ロックバンドが感じる『NARUTO』シリーズへのシンパシー 持たざるものでも輝ける、ハンブレッダーズがライブシーンで体現するヒーロー像
2023.08.31 20:00
アニメ『NARUTO-ナルト-』の20周年を記念したライブイベント「NARUTO THE LIVE」が9月2日(土)、3日(日)の2日間にわたり幕張メッセイベントホールで開催される。出演するのはこれまで『NARUTO-ナルト-』、そしてその続編である『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』の主題歌を担当してきた豪華な面々。ジャンルも世代も超えたアーティストが『NARUTO』の世界で繋がりひとつの空間を作り出す、ファンにとっては夢のようなステージだ。 そこに最若手として登場するのが、『BORUTO』第1期最後のエンディングテーマとして「またね」を書き下ろした4人<a href="https://bezzy.jp/2023/08/31539/">…
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シーンを席巻すべく突き進む4人組バンドの音楽観に迫る 「今はまだ膨大なポテンシャルの一部」クジラ夜の街、さらなるネクストステージへ
2023.08.16 18:00
今年5月にEP『春めく私小説』でメジャーデビューを果たした4人組、クジラ夜の街。「ファンタジーを作るバンド」を標榜する彼らは、強固な世界観をもつ楽曲とそれを全力で表現しきるライブを武器に、今まさにシーンを席巻しようとしている。 そんな彼らがその次の一歩となる配信シングルを7月にリリース。「マスカレードパレード」はこれまでの彼らの楽曲とはひと味違う、心に突き刺さるような鋭さと生々しさをもち、日々を生きる我々の価値観に疑問符を突きつけるメッセージをもった1曲だ。なぜ今こんな曲が生まれてきたのか。そこにはメジャーデビューを経てソングライター宮崎一晴に訪れたある明確な変化があった。Bezzy初登場イン<a href="https://bezzy.jp/2023/08/30000/">…
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みんなで楽しむ姿勢を貫いたZepp DiverCity公演をレポート 一途に進化を続けるにしな、今を鮮やかに刻んだツアー「クランベリージャムをかけて」最終日
2023.08.02 17:30
ソファや本棚、クッションやおもちゃが並べられ、まるで自分の部屋のようなあしらいがされたZepp DiverCityのステージ。そこに静かに登場してきたにしなは、白いドアに赤いペンキで文字を書き始める。「with cranberry jam」──「クランベリージャムをかけて」。今回のワンマンツアーのタイトルであり、ちょうどこのライブの前日に配信がスタートした新曲の曲名でもある。 そんな演出を経て、「ランデブー」からライブは始まっていった。バンドメンバーの奏でるゆったりとしたグルーヴに身を委ねながら、にしなは身体を揺らしながら気持ちよさそうに歌う。先ほどのオープニングで一気に自分の世界へと惹き込ん<a href="https://bezzy.jp/2023/08/29766/">…
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“生きる道”を言葉とスタイルで届けたZepp Shinjuku公演 水曜日のカンパネラ・詩羽が高らかに宣言した人間愛、肯定する強さで到達した次の目的地
2023.07.22 18:00
水曜日のカンパネラのワンマンライブツアー「RABBIT STAR ☆ TOUR」が7月19日水曜日、Zepp Shinjukuでファイナルを迎えた。詩羽が初代のコムアイから引き継いで2代目主演・歌唱担当となってから1年10ヵ月。新たなフェーズを迎えた水曜日のカンパネラのスタイルとメッセージが確立されたといっていい、とても完成度の高いライブだった。 今回のツアーでガイド役を務めてきた「シャトル青木ラビット」のカウントダウンとともに、フロアを埋め尽くしたオーディエンスを乗せたロケットが宇宙に飛び立つ。そしてステージがライトで照らされると、そこには赤い衣装を着た詩羽の姿が。そんな<a href="https://bezzy.jp/2023/07/29225/">…
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レーベル移籍第1弾アルバムに顕在させた意識に迫る 小林私が日々に積む小さな幸せ、新作で象った「生きる」の形
2023.07.04 18:00
音楽はもちろん、動画配信や画家としての活動など、独自のスタンスであらゆる表現活動を展開している小林私が、6月28日、3作目となるアルバム『象形に裁つ』をリリースした。今作はキングレコード内の新レーベル「HEROIC LINE」に移籍しての第1作。じつはこのレーベル移籍の裏側にはいろいろな事情や経緯があったそうで、環境を一新してリリースされる新作は、とてもストレートに小林私という人の姿を伝える1作となったように思う。 『象形に裁つ』という不思議なタイトルにはどんな意味合いが込められているのか、そしてときにディープな内面性を伺わせる楽曲で彼は何を考え、何を記録したのか。じっくり話を聞くうちに、話題<a href="https://bezzy.jp/2023/07/28218/">…
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2枚組全22曲の1stフルアルバム『NAKIGOTO,』をリリース なきごと4年間の成長物語、次へ進むための一作
2023.02.15 18:30
2人組バンド・なきごとがファーストフルアルバム『NAKIGOTO,』をリリースした。全22曲からなる本作は、2022年にリリースされた楽曲を含む新曲を収録した「A面」と、これまでリリースしてきた楽曲にライブで披露してきた未発表曲を集めた「B面」の2枚組。結成から4年となるなきごとのこれまでと今をすべて注ぎ込んだ、現時点での集大成である。 デビューした当時のなきごとの楽曲には、「夜」や「ひとり」というイメージが強くあった。ファーストミニアルバムのタイトルからして『夜のつくり方』である。水上えみり(Vo・G)の書く歌詞には孤独の影が色濃く映り、そのとても内面的でリアルな心情が、岡田安未(G・Cho<a href="https://bezzy.jp/2023/02/19123/">…
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