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『ウォーキング・デッド』から数年経った今の心境とは 『ブルー きみは大丈夫』ケイリー・フレミングが「これ以上はない」と語った撮影体験と学び
2024.06.17 12:00
2018年、世界が1人の子役に注目した。大人気ドラマシリーズ『ウォーキング・デッド』で物語に重要なジュディス役として登場した、ケイリー・フレミングだ。当時10歳ほどだった彼女が、17歳になって主演映画『ブルー きみは大丈夫』のプロモーションのために来日した。 6月14日から公開される本作は、フレミング演じる主人公のビーが不思議な存在「IF(イマジナリー・フレンド=空想の友達)」との出会いを通じてニューヨークで小さな冒険を体験する、ファンタジーヒューマンドラマ。彼女と共にメインキャストを務めるのは『デッドプール』シリーズでお馴染みのライアン・レイノルズ。彼が「実写版ピクサー」と形容する本作は、フ<a href="https://bezzy.jp/2024/06/45903/">…
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関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ! 何度観ても飽きない!ブラッド・ピット主演の傑作コメディアクション『ブレット・トレイン』
第20回 2024.05.04 12:00
関根勤が偏愛するマニアックな映画を語る連載『関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ!』。第20回は2022年に日本で劇場公開されたデヴィッド・リーチ監督作『ブレット・トレイン』。 殺し屋の男が自分の幼い息子に怪我を負わせた犯人と接触するために乗り込んだ、東京発、京都行きの夜行新幹線。そこにはロシアマフィアの大物ヤクザの息子と、その護衛にあたる2人組の殺し屋も乗っていた。そして、主人公である不運な運び屋もとあるスーツケースを盗む任務で乗車する。あらゆる登場人物の企みが交差し、カオスな殺し合いが新幹線という密室で始まるのだった。 ブラッド・ピット主演、伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』を原作<a href="https://bezzy.jp/2024/05/44201/">…
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劇中のマスクが象徴するものとは?ミア・ゴスへの敬意も語る 『インフィニティ・プール』ブランドン・クローネンバーグ監督の沈思と残虐描写への信念
2024.04.05 17:00
カルト的人気を誇るデヴィッド・クローネンバーグ監督を父に持ち、『アンチヴァイラル』や『ポゼッサー』を手がけ、その独特な世界観で映画ファンを魅了する鬼才ブランドン・クローネンバーグ。彼の監督長編第3作である『インフィニティ・プール』が4月5日から待望の日本公開を迎えた。 高級リゾート地を裕福な資産家の娘である妻と共に訪れた主人公のジェームズ。スランプ中の作家である彼は、新作の手がかりを探していた。そんな中、彼の小説のファンだと言う女性ガビに話しかけられ、彼の夫とダブルデートをすることに。「観光客はリゾートの敷地内に出てはいけない」というルールを破ってドライブに出かけるが、それが悪夢の始まりだった<a href="https://bezzy.jp/2024/04/42770/">…
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関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ! これぞエンタメ!『RRR』監督の傑作『マガディーラ 勇者転生』にみるインド映画特有の魅力
第19回 2024.03.24 12:00
関根勤が偏愛するマニアックな映画を語る連載『関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ!』。第19回は2018年に日本で劇場公開されたS・S・ラージャマウリ監督の『マガディーラ 勇者転生』。 1609年、国王の娘と愛し合っていた伝説的な戦士が、軍司令官の陰謀によって無念の死を遂げてしまう。それから400年後のインドで、バイクレーサーのハルシャはあるきっかけで自身の前世がその戦士であることを思い出し、姫の生まれ変わりであるインドゥとも再開する。しかし、彼らの仲を引き裂いた軍司令官もインドゥの従兄弟ラグヴィールとして転生していた。 『RRR』や『バーフバリ』シリーズでお馴染みのラージャ<a href="https://bezzy.jp/2024/03/42220/">…
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関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ! 人間の記憶は曖昧で脆い、リーアム・ニーソンが“遅咲き”ならではの魅力を放つ『アンノウン』
第18回 2024.01.21 12:00
関根勤が偏愛するマニアックな映画を語る連載『関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ!』。第18回は2011年に日本公開されたジャウム・コレット=セラ監督、リアーム・ニーソン主演映画の『アンノウン』。 アメリカの植物学者であるハリス博士(リーアム・ニーソン)は、国際学会に出席するために妻と共にベルリンを訪れる。しかしホテルに辿り着くと、運ばれている荷物が少ないことに気づきタクシーに乗って一人空港まで戻ろうとする途中、交通事故にあって昏睡状態になってしまった。4日後、意識が戻ると身分証がない上に事故によって記憶が混濁している博士。しかし、妻との予定を思い出してホテルに向かうと彼女は自分のこと<a href="https://bezzy.jp/2024/01/39359/">…
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YouTubeと映画作りの大きな違いを語る 映画『TALK TO ME』若者の“降霊中毒”を描いた監督が考える真の恐怖とは
2024.01.10 17:00
スタジオA24によるマッシブヒットのホラー映画『TALK TO ME トーク・トゥ・ミー』が遂に日本上陸した。オーストラリアの学生たちがハマる「降霊チャレンジ」。怪しげな“手”を握り、「トーク・トゥ・ミー」と唱えると目の前には死者が現れる。そんな本作はスマホを掲げ、互いが憑依された姿を撮り笑い合う彼らを襲う恐怖を描く。監督したのは本作で長編映画デビューを果たしたダニー・フィリッポウ、 マイケル・フィリッポウの兄弟だ。 「RackaRacka」の名義で活動するYouTuberとしても知られる彼らにとって、初めての映画作りとは。ホラーに内在させた個人の記憶、想いを語ってくれた。 ホラーとして描かれ<a href="https://bezzy.jp/2024/01/38832/">…
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関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ! 下心丸出しで失敗した『クレオパトラ』から学んでいった“デート映画”のすすめ
第17回 2023.12.10 12:00
関根勤が偏愛するマニアックな映画を語る連載『関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ!』。第17回は1970年に日本公開された手塚治虫の『クレオパトラ』を中心に“デート映画”について考える。 最初のデートでの映画チョイス、失敗しがち。いろんな人が経験してきたことだが、例に漏れず映画デートの苦い思い出がある関根勤が、その失敗談を含め、結局のところどんな映画が向いているのか語る。 第17回 “デート映画”を考える 僕が高校2年生の時に同じクラスでちょっと好きだった女の子を電話でデートに誘ったの。手塚治虫さんが監督したアニメ映画の『クレオパトラ』を観ようと思って。予告編を観て、ちょっとセクシーな<a href="https://bezzy.jp/2023/12/37283/">…
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“子宮”をテーマにしたSFコメディをどう捉えればいい? 映画『ポッド・ジェネレーション』監督が提起する、AIと過ごす未来に向けた問題とは
2023.12.03 17:00
『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズで人気のエミリア・クラークと、『それでも夜は明ける』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたキウェテル・イジョフォー共演の映画『ポッド・ジェネレーション』が公開中。 舞台は近未来のニューヨーク。持ち運び可能な卵型の「ポッド」と呼ばれる機械の中で妊娠から出産まで赤ちゃんを育てられる時代に、ハイテク企業に勤めるキャリアウーマンのレイチェルはそんな新たな出産方法に惹かれる。一方、夫であり植物学者のアルヴィーは失われつつある自然界を守ることに奮闘しており、もちろん出産も自然派。そんな二人が“ポッド妊娠”を選択し、新時代の育児と向き合うことになる。 多くの人に発見を<a href="https://bezzy.jp/2023/12/36824/">…
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関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ! もし自分だったらと考えるだけで怖い、エンディングのハードさが随一の『オールド・ボーイ』
第16回 2023.09.18 12:00
関根勤が偏愛するマニアックな映画を語る連載『関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ!』。第16回は2003年に日本公開された『オールド・ボーイ』。 主人公のオ・デスは、何の変哲もない男だった。強いて言えば酒癖が悪く、口の軽い男ではあるがそんな彼がある日突然誘拐される。そして何の理由も聞かされずに監禁されて15年、何の前触れもなく解放された。自分が誘拐・監禁された意味がわからない彼は、その理由を解き明かすために情報を集め出す。しかし、すべての謎が明かされた時、それは彼の想像を絶するものだった──。鬱映画としても名高く、パク・チャヌク監督が世界的に評価され有名になったきっかけの作品。そんな本<a href="https://bezzy.jp/2023/09/32707/">…
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関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ! 仕事に疲れた女性に観てほしい、父親として身も引き締まる『コロンビアーナ』
第15回 2023.09.03 12:00
関根勤が偏愛するマニアックな映画を語る連載『関根勤のマニアック映画でモヤモヤをぶっ飛ばせ!』。第15回は2011年に日本公開された『コロンビアーナ』。 幼少期、目の前で両親をマフィアに殺された少女カトレアは迫り来る追手の手から死に物狂いで逃れ、故郷・コロンビアからアメリカに住む叔父の家に身を潜む。すぐに殺し屋になりたがった彼女を戒める叔父だったが、15年の歳月を経て美しく成長したカトレアは復讐を誓った残忍な殺し屋になっていた。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズをはじめとしたマーベル映画のガモーラ役、さらに『アバター』シリーズのネイティリ役でも知られるゾーイ・サルダナが“素顔”で主演<a href="https://bezzy.jp/2023/09/31786/">…
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