ノトーリアス・B.I.G.
The Notorious B.I.G.
本名:クリストファー・ウォレス、1972年ニューヨーク・ブルックリン生まれ。10代からラップを始めた彼は、4曲入りデモ・テープがヒップホップ誌「THE SOURCE」の「UNSIGNED HYPE」コーナーに紹介されると、ショーン・パフィ・コムズ(現:P.ディディ)の目に止まり、彼が設立した新レーベル=バッド・ボーイと契約。メアリー・J・ブライジの「リアル・ラヴ」のリミックスにゲスト参加するなど注目を集め、94年にアルバム『レディ・トゥ・ダイ』で華々しくデビュー。「ジューシー」「ビッグ・ポッパ」などの大ヒットを連発し一躍スターダムに。その後、西海岸を代表する人気ラッパー、2パックとの確執が"東西抗争"としてマスコミを騒がせると、最終的に2パックが何者かの銃撃によって死亡するというヒップホップ界を震撼させる事件に発展。そして2パックの事件からわずか半年後、2ndアルバム『ライフ・アフター・デス』リリース直前の97年3月に自らもまたロサンゼルスで凶弾に倒れる。享年24歳であった。死の直後にリリースされた2枚組アルバムは初の全米チャート1位を記録し、「ヒプノタイズ」「モー・マネー、モー・プロブレムス」2曲の全米NO.1ヒットを生んだ。2年後の99年には未発表トラックを中心にした3rdアルバム『ボーン・アゲイン』をリリース、こちらも全米NO.1を獲得。その後、21世紀に入りワーナーグループと新たに契約を結んだバッド・ボーイから、2005年には超豪華なゲストが集結した"最後の新作"『狂宴~ザ・ファイナル・チャプター[最終章]』が、10周忌となる2007年3月には初のベスト・アルバム『グレイテスト・ヒッツ~絶世の詩(うた)』がリリースされるなど、いまだに大きな注目を集めているビギー。ストリート・ライフをリアルに反映したハードな内容のリリック、巨体から繰り出さす重厚なフロウをキャッチーなトラックに乗せるという絶妙なバランスで一世を風靡した彼は、米MTVが2006年に発表した“ヒップホップ史上最も偉大なMCランキング”でジェイ・Z、2パックに次ぐ堂々の3位にランキングされるなど、生前に残したアルバムはわずか1枚ながら、死後10年以上を経た今も絶大な影響力を放つヒップホップ史に残る不世出のラッパーである。
(引用)https://wmg.jp/notorious/profile/
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ノトーリアス・B.I.G.の声で近年の話題をラップ凄腕プロデューサーのティンバランドがノトーリアス・B.I.G.をAIで再現 ファンから批判集まる
2023.05.10 18:50
過去にアリーヤ、ジャスティン・ティンバーレイク、ジェイ・Zなどの作品を手掛けてきた凄腕プロデューサー、ティンバランド。彼が故ノートリアス・B.I.G.の声からAIで生成したボーカルを楽曲に使用したことに批判の声が寄せられている。 ティンバランドは先日Instagramにて「AI技術については様々な議論が行われていて、色々なものを侵害してるという意見もある。みんなにとって良い結果となる解決策を進めている。ずっとB.I.Gと仕事をしたかったけど、その機会がなかった」とコメントしつつも、ノートリアス・B.I.G.の声からAIで生成したラップを披露した。 ノトーリアス・B.I.G.の声を再現したラップ<a href="https://bezzy.jp/2023/05/25169/">…
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「声を生成するのはどうかと思う」と語るスヌープ・ドッグがAI技術で2Pacとノトーリアス・B.I.Gをコラボさせる案に否定的なコメント
2023.04.21 17:10
オアシスの復活を望んだファンがAI技術を使用しリアム・ギャラガーの声を生成したり、AIが歌ったドレイクとザ・ウィークエンドの偽曲がSpotifyで配信され〈ユニバーサル・ミュージック〉が楽曲を取り下げたり、毎日のように話題になるAI技術。2Pacと元レーベルメイトであり、ノトーリアス・B.I.Gと友人でもあったスヌープ・ドッグが、AI技術で2人の声を再現することに対してコメントをしている。 元は友人関係だったが、仲違いした状態で亡くなった2Pacとノトーリアス・B.I.G。先日、「AI技術を使用して2Pacとノトーリアス・B.I.Gのコラボ曲を作るのはどうか?」とゴシップ誌Baller Ale<a href="https://bezzy.jp/2023/04/24152/">…
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ライブにはディディやThe Loxもゲスト参加故ノトーリアス・B.I.GのVRコンサートが決定 “ハイパー・リアリスティック”なアバターで登場
2022.11.17 19:00
1997年に銃撃され、24歳の若さで亡くなったニューヨーク州ブルックリン出身のラッパー、ノトーリアス・B.I.G.。今でも多くのファンに聴かれ続ける伝説的なラッパーがMetaのVRプラットフォームに登場する。 ノトーリアス・B.I.G.のバーチャルコンサート「The Notorious B.I.G. Sky’s The Limit: A VR Concert Experience」を12月16日に開催することを発表したMetaとノトーリアス・B.I.G財団。ノトーリアス・B.I.Gが「ハイパー・リアリスティック」なアバターで登場し、Meta Horizon Worlds内に存在する1990年代<a href="https://bezzy.jp/2022/11/13509/">…
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同年代のナズやジェイ・Zを例に挙げるもし2Pacとノトーリアス・B.I.G.が生きていたらどうなっていた?スヌープ・ドッグが予想する
2022.10.05 17:45
1990年代に活躍した2大ラップスター、2Pacとノトーリアス・B.I.G.。2Pacは1996年、ノトーリアス・B.I.G.は1997年に銃撃され、2人とも若くして亡くなっている。そんな2人と交流があり、2Pacのレーベルメイトでもあったスヌープ・ドッグがポッドキャスト「No Mercy」のインタビューで、伝説的なラッパーたちについて語った。 「もし2Pacとノトーリアス・B.I.G.が生きていたらどのようなキャリアを歩んでいたか?」という質問を聞かれたスヌープ・ドッグは、以下のように答えている。 「彼らの同年代のラッパーたちを見てみよう。私、ジェイ・Z、ナズぐらいしかいないと思う。みんな世<a href="https://bezzy.jp/2022/10/10210/">…