監督・プロデューサーが語る“役を生きる俳優”最大の魅力とは
『5秒で完全犯罪を生成する方法』新写真解禁、原菜乃華の“感情のグラデーション”を捉えた全4点
2026.08.13 12:00
© 2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3
2026.08.13 12:00
9月11日(金)より全国公開される映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』より、主人公の妹を演じた原菜乃華の新場面写真4点が解禁された。
本作は、高校教師で演劇部顧問の伊野を思わぬ出来事から死なせてしまった妹・幸来を守るため、生成AIを駆使して事件の隠蔽を図る兄・初海航の姿を描く“完全犯罪サスペンス”。航はAIの指示に従って指紋を拭き去り、死体に死化粧を施したうえ、さらにアリバイまで工作。無事に警察の事情聴取をクリアしたかに思われたが、事件は世間を騒がせる連続殺人と同じ手口だと知らされる。思いもよらない展開を見せ始めた事態の真相を探るうち、航はトップ女優の七希(なつき)にたどり着いていく。
原案・脚本・プロデュースを務めるのは、『マスカレード・ホテル』シリーズ(2019年、2021年)や『#マンホール』(2023年)などを手掛けた岡田道尚。そして監督を『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』(2025年)の近藤亮太が務めた本作は、6月に開催された第30回プチョン国際ファンタスティック映画祭の「B Extreme」部門に選出され、日本公開に先駆けてワールドプレミア上映を飾った。
キャストには主人公でフリーライター・初海航役の重岡大毅(WEST.)、謎めいた女優・七希役の田中みな実、七希のAIの幻影・モリアーティ役の石丸幹二と豪華俳優陣が集結。さらに事件の捜査を担当する埼玉県警の警部補・一堂恵役で伊藤歩が出演するほか、名バイプレイヤーとして活躍する黒田大輔、森岡龍、俳優業のほかYouTubeでも活動する九十九黄助らが脇を固める。

その中で、航の妹・幸来(さら)役を演じるのが原菜乃華。クリエイターや視聴者を魅了し、いま最も注目を集める若手俳優の一人である原の最大の魅力は、作品ごとにまったく異なる表情を見せる高い表現力だ。等身大の少女から芯の強い女性まで、幅広い役柄を自然体で演じ分ける演技力には監督や共演者からの信頼も厚く、「役を生きる俳優」として多くの現場で絶賛を受けている。
そんな原のキャスティングについて、岡田プロデューサーの中で幸来役のイメージは映画『ミステリと言う勿れ』(2023)を観たときから彼女一択だったという。特に絶賛するのが原の“表情”で、岡田は「本作は“AIが怖い”話ではあるんですが、観る人によっては “人が怖い”とも捉えられる。それって演じる人のお芝居に大きく依存するんです。そういう微妙な難しいお芝居を、原さんは完璧にこなしてくれました」と振り返る。

また、幸来は泣いているシーンも多く、辛い感情に何層ものグラデーションをつけなければいけない繊細な役どころ。だが現場で原に対して演技の注文をつけることはほとんどなかったといい、スケジュールの都合で順撮りでなく時系列ばらばらに撮り進めていったにもかかわらず「編集で繋いでみたら、見事に芝居が一貫していて、シーンごとの違和感がまったくないんです」と近藤監督は原の演技力の高さに舌を巻いた。そして原はカメラが回っていないところでは役柄を引きずることなく常に笑顔だったという。

新たに解禁された場面写真は4点。笑顔を見せる姿や事情聴取を受ける様子、スマートフォンを見せられ驚愕する表情、生成AIを使って何かを打ち込もうと思案する姿などが捉えられており、いずれからも本作で見せる原の高い演技力をうかがい知ることができる。
映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』場面写真 © 2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3
