重厚なメロディーで人間の深い内面を描く楽曲は「灰色」
松村北斗×今田美桜の表情が心を揺さぶる『白鳥とコウモリ』本予告、主題歌を大森元貴が書き下ろし
2026.07.15 07:00
©2026「白鳥とコウモリ」製作委員会
2026.07.15 07:00
松村北斗と今田美桜のW主演映画『白鳥とコウモリ』の本予告映像と本ビジュアルが解禁され、大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)が主題歌を書き下ろしたことが明らかになった。
原作はミステリー界の巨匠・東野圭吾の最新作で、『白夜行』『手紙』の系譜を受け継ぐシリーズ累計160万部突破中の同名小説。「罪と罰」という核心的なテーマを重厚な物語で描いた本作の実写化では、『あゝ、荒野』(2017年)や『正欲』(2023年)などで社会的に孤立した人々の生き様を鋭く描いてきた岸善幸が監督を務め、向井康介が脚本を手がける。
物語の発端は善良な弁護士・白石健介が何者かに刺殺された事件。容疑者として浮上した倉木達郎の自供により事件は解決したかに見えたのだが、倉木の息子・和真と白石の娘・美令はそれぞれの父の言動に抱いた違和感を拭えずにいた。出会うはずのなかった容疑者の息子と被害者の娘が手を取り合ったとき、事件の「真実」が静かに揺れ動いていく。
倉木和真を演じるのは、第49回日本アカデミー賞で優秀主演男優賞・優秀助演男優賞・話題賞(俳優部門)をトリプル受賞した松村北斗(SixTONES)。白石美令役には、NHK連続テレビ小説『あんぱん』でヒロインを演じて幅広い支持を集めた今田美桜が扮し、朝ドラ後の映画初主演を務める。そんな2人の「父」役に扮するのは、長年にわたり第一線で活躍してきた実力派俳優の三浦友和と中村芝翫。三浦が容疑者・倉木達郎を、中村(特別出演)が被害者の弁護士・白石健介を演じる。
そして脇を固めるのは、柄本佑、前原滉、井川遥、吉田羊、風吹ジュンら日本を代表する俳優陣。劇中では柄本演じる刑事・五代努が事件をめぐる重要な鍵を握り、井川演じる小料理屋の浅羽織恵の存在も物語に不穏な影を落とす。加えて井之脇海、宇野祥平、松岡依都美、松尾諭、丸山智己、三浦誠己、斉藤陽一郎、原田琥之佑、のせりん、漆山拓実、五頭岳夫ら新進気鋭の若手から実力派までが顔を揃えた。
解禁された本予告映像では、事件の真相に迫る和真と美令の姿が描かれる。「あなたのお父さんは嘘をついていると思います」「本当のことが知りたいんです」「父は誰かのことを守ろうとしているかもしれない」とそれぞれの父への疑念を口にしながら、真実に近づくにつれて変化していく2人の表情。事件を追う刑事・五代努が犯したミスとは何か。また倉木をよく知る浅羽織恵の号泣の理由とは。予告の随所に張られた伏線が、観る者の興味を掻き立てる映像となっている。
そして映像後半から流れる本作の主題歌は、Mrs. GREEN APPLEのフロントマンで、俳優としても活動の幅を広げる大森元貴が書き下ろした「灰色」。物語や登場人物たちの深い内面を映し出すように重厚なメロディーが重なる本楽曲について大森は、「愛しているからこそ、人の綻びや難しさ、人の烏滸がましさや愛おしさ、その機微がどうにか描けるようにと尽力しました」とコメントしている。
大森元貴 コメント全文
「灰色」という楽曲をつくるきっかけをいただけたこと大変嬉しく思います。 ソロ大森元貴としての主題歌のお話をいただきました。とても嬉しいのと同時に本作で描くその空気感や意味をオファーの段階で理解したつもりです。 愛しているからこそ、人の綻びや難しさ、人の烏滸がましさや愛おしさ、その機微がどうにか描けるようにと尽力しました。 映画館で僕も本作を観ること、そして「灰色」を聴けること、楽しみにしてます。

