2025.12.14 10:00
2025.12.14 10:00
森田剛が主演を務める舞台『砂の女』が2026年3月19日(木)~4月5日(日)に東京、4月8日(水)に仙台、4月11日(土)に青森、4月18日(土)~4月20日(月)に大阪で開催されることが決定し、キービジュアルが解禁された。
原作は、1962年に発表された安部公房の名作小説。物語の主人公で昆虫採集のために海際の砂丘に赴いた教師の男・仁木順平(森田剛)は、家々が砂丘に深く掘られた穴の中に建っている一風変わった村の老人に勧められ、家主の女(藤間爽子)が住む一軒に泊まることに決める。しかし、翌日目を覚ますと外に出るためにかけられていた縄梯子が無くなっており、それは砂掻きの人手を求めていた村人たちの仕業であることが明らかになる。困惑する順平だったが、砂を掻かずに逆らうと水が配給されなくなってしまうため、女と砂を掻き出しながら奇妙な同居生活をせざるを得なくなってしまう。
解禁されたキービジュアルは、閉ざされた世界で生まれる緊張と濃密な空気を象徴したもの。深いワインレッドのベルベットに包まれた森田剛と藤間爽子が描かれており、その重なりが生む陰影と深紅の艶めきが観る者を舞台の深淵へと引き込む。
さらに1月中旬より公式サイトにて、脚本・演出を務める山西竜矢と主演・森田剛によるスペシャル対談コンテンツの公開も決定。創作の裏側や舞台化に込めた想いやエピソードなどここでしか聞けないトークが展開される。
