2025.12.02 18:30
2025.12.02 18:30
今年は人生でいちばん幸せな誕生日でした
──もうすぐ1年が終わりますが、この1年は蒔田さんにとってどんな1年でしたか。
いっぱいお芝居したな、という1年でした。1年中、ずっと好きなことができていた気がします。そういう意味では今年は特に充実した楽しい1年だったんじゃないかなあ。
──この1年の中で特に大きな出会いになったのは?
『DOCTOR PRICE』の現場は素敵なスタッフさんばかりで、毎日現場に行くのが楽しくてしょうがなかったです。だから、終わってしまうのが悲しくて。普段、クランクアップで泣かないんですけど、『DOCTOR PRICE』はめっちゃ久しぶりに泣きました。それこそ『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』ぶりに泣いた気がします。

──それだけ愛着のある現場だったんですね。
撮影的に大変だったというのもあります。スケジュールもタイトだったし、でも台詞量はものすごくあって。無事終わった安心感と、もう明日から会えなくなっちゃうんだという喪失感で涙が出てきました。
──インスタでも現場のみなさんに23歳の誕生日をお祝いされたことを報告していましたね。
人生でいちばん幸せな誕生日でした。みなさん、ソワソワしてるんですよ。それを見て「あ、サプライズがあるんだな」って思ったり(笑)。私を喜ばせようとしてくださるみなさんの心遣いが可愛くて幸せな気持ちになりました。でもいつまで経ってもお祝いが来ないから、「あれ? 大丈夫? もう今日終わっちゃうよ」ってこっちもソワソワしたり。やっぱりないと寂しいじゃないですか。無事お祝いしていただけてよかったです。
──他にもお祝いのLINEがいっぱい来たんじゃないでしょうか。
全然です。友達があんまりいないので(笑)。母が「次の1年も楽しんでね」とお祝いのメッセージをくれました。
──誕生日プレゼントはもらいましたか。
ブレスレットをもらいました。毎日つけてます。

──ご自身は人にお祝いするのは好きですか。
プレゼントを選ぶのは好きです。何がいいかなって考えている時間が好きで。それこそお母さんには誕生日じゃないときも、いっぱいプレゼントしちゃいます。この間も一緒にネックレスを買いに行ったり、洋服を買いに行ったり。
──めっちゃ親孝行ですね。
できるうちどんどん親孝行しておこうって。
──お話を聞いていると、蒔田さんにとってお母さんはすごく大きな存在のようですね。
本当にいつも支えられています。友達というのとはまた違って、兄弟とか姉妹に感覚が近いのかな。私のお母さんは、すごいノリが良くて面白い人なんです。で、私に何かあったら私以上に怒ってくれる。怒ってるお母さんを見て、「そんな怒らなくていいよ」って私のほうが冷静になれているところはありますね。
──ちなみに、自分自身に誕生日プレゼントを贈ったりもしますか。
します。それこそ靴とか鞄とかこの間買っちゃいました。基本、今、私の物欲は洋服かファグラーに向いています(笑)。
──家にいっぱいあるのに、まだほしいんですね、ファグラー。
中が見えないシークレットボックスなんです。それが100種類以上あって。ほしくて買うんですけど、めっちゃかぶるんです。なので、かぶったらお母さんにあげてます(笑)。最初はお母さんもいらないって言ってたんですけど、韓国に行ったときに韓国でしか買えないファグラーがあって、同じのを間違えて二つ買っちゃったので一つあげたら、そこからハマったみたいで。最近は「ファグラー、かぶった?」ってお母さんのほうから聞いてきます(笑)。

スタイリスト:小蔵昌子



