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REPORT

イメージを覆す狂騒とグルーヴを生み出していたものとは?

期待値を超えた“怪物たち”は最高潮のさらに先へ、日向坂46が最新ツアーで見せたかつてない渇望

2025.11.30 17:00

2025.11.30 17:00

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アンコールラスト曲が象徴したツアーテーマ

グループの猛攻は続く。ハードなエレクトロ調のトラックで舞い踊るメンバー、スクリーンにはカウントダウンの映像が投影され、そちらが00:00になると同時にこちらのトラックが「アディショナルタイム」の前奏部であったことが判明。中盤にはビートがハーフに落ち、EDM、ダブステップ調の重低音まで鳴らされるなど、その大胆かつシームレスなアレンジにはもうこの日何度訪れたか見当もつかないが、またしてもおひさまは大熱狂。さらにはそれでもまだ足りないとばかりに藤嶌が強烈なアジテートをかまし「見たことない魔物」で熱狂のギアをもう一段上げてみせれば、おひさまたちも渾身の力を振り絞りコールで、動きで、それに喰らい付いていく。「愛はこっちのものだ 2025」に至ってはメインステージに火花が上がるわ一部メンバーは客席にバズーカをお見舞いするわシャウトしまくるわで、その狂騒はもうしっちゃかめっちゃかだ(笑)。途中イヤモニを外し不適な笑みを浮かべてからの髙橋の「代々木!騒げ!」の瞬間。会場のグルーヴはまさに怪物化していた。

藤嶌果歩
四期生メンバー

続いてはセンターステージ両サイドから小坂、金村が登場し、表情を封印してユニット曲「See Through」をパフォーマンス。たった1曲で、たった2人きりで、あっという間に会場を正気に戻してみせるとそのままメインステージへ移動し本編ラストの「お願いバッハ」が満を持してパフォーマンスされる。メンバーとおひさまたちで奏でられる“ハートのヴァイオリン”の調べは、どこまでも高らかに鳴り響いていくようだった。

金村美玖、小坂菜緒

鳴り止まぬアンコールに応えたメンバーはここで1stシングル「キュン」を披露。そして今ツアーでの仕掛け、試みとして全13公演のうち歴代表題曲は基本的に一曲ずつの披露という、シングル表題曲に頼らないセットリストで臨まれたということが髙橋の口から明かされる。この思いを象徴したのが続くツアーラストを飾った1曲「Expected value」。“期待値”という意味を持ち、そちらを“超えて行け”と歌われる最新シングル「お願いバッハ」のカップリング曲である。ツアーファイナル、アンコールラストに最新シングルのカップリングを持ってくるというこの英断、そしてそちらをやり抜くメンバーの力、そちらを称え、支えるおひさまの力、怪物級のグルーヴを何度も生み出せた理由は、この強固な絆によるものだったのだ。

髙橋未来虹

“およそ似つかわしくない”だなんて記述で表現させていただいたが、今の日向坂46には未だかつてない程の渇望が渦巻いている。汗をかき、髪を振り乱しながら“似つかわしくない”くらい何度も何度もおひさまの声を求め、先へ、上への渇望を真っ直ぐに、泥臭いとも言える程真っ直ぐに表現している。ダブルアンコールとしてドロップされた「誰よりも高く跳べ!2020」で最高潮のさらなる先へと跳躍する日向坂46の姿こそ、美しくそしてカッコ良い“怪物”たちであった。 2日目の公演後に発表された来年4月4日に聖地横浜スタジアムで開催される7回目の「ひな誕祭」。そして本公演後に発表された来年1月28日発売の16thシングル『クリフハンガー』。「来年のことを言えば鬼が笑う」だなんてことわざがあるが、高まる怪物たちへの期待値、すなわち「Expected value」に、今から笑いを禁じ得ない思いである。

全ての写真 ⒸSeed & FlowerLLC

配信情報

日向坂46「MONSTER GROOVE」代々木第一体育館公演 リピート配信
DAY1:12月3日(水) 開場(配信開始)18:00/開演(ライブ開始)19:00
DAY2:12月4日(木) 開場(配信開始)18:00/開演(ライブ開始)19:00
DAY3:12月5日(金) 開場(配信開始)18:00/開演(ライブ開始)19:00

詳細はこちら

セットリスト

日向坂46 ARENA TOUR 2025「MONSTER GROOVE」
2025年11月21日(金)
東京都 国立代々木競技場 第一体育館

01.NO WAR in the future 2020
02.夕陽Dance
03.キツネ
04.君はハニーデュー
05.Love yourself!
06.空飛ぶ車
07.What you like!
08.足の小指を箪笥の角にぶつけた
09.この夏をジャムにしよう
10.どうする?どうする?どうする?
11.恋した魚は空を飛ぶ
12.ナゼー
13.その他大勢タイプ
14.ハロウィンのカボチャが割れた 2025
15.あの娘にグイグイ
16.好きということは…
17.アディショナルタイム
18.見たことない魔物
19.愛はこっちのものだ 2025
20.See Through
21.お願いバッハ!

アンコール
22.キュン
23.Expected value

Wアンコール
24.誰よりも高く跳べ!2020

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作品情報

日向坂46 16thシングル『クリフハンガー』初回仕様限定盤TYPE-A

日向坂46 16thシングル『クリフハンガー』初回仕様限定盤TYPE-A

2026年1月28日(水) 発売
SRCL-13520~13521/¥2,000(税込)
CD+Blu-ray
初回仕様限定盤・封入特典:応募特典シリアルナンバー封入・メンバー生写真(各TYPE別28種より1枚ランダム封入)

購入はこちら

日向坂46 16thシングル『クリフハンガー』初回仕様限定盤TYPE-B

日向坂46 16thシングル『クリフハンガー』初回仕様限定盤TYPE-B

2026年1月28日(水) 発売
SRCL-13522~13523/¥2,000(税込)
CD+Blu-ray
初回仕様限定盤・封入特典:応募特典シリアルナンバー封入・メンバー生写真(各TYPE別28種より1枚ランダム封入)

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日向坂46 16thシングル『クリフハンガー』初回仕様限定盤TYPE-C

日向坂46 16thシングル『クリフハンガー』初回仕様限定盤TYPE-C

2026年1月28日(水) 発売
SRCL-13524~13525/¥2,000(税込)
CD+Blu-ray
初回仕様限定盤・封入特典:応募特典シリアルナンバー封入・メンバー生写真(各TYPE別28種より1枚ランダム封入)

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日向坂46 16thシングル『クリフハンガー』初回仕様限定盤TYPE-D

日向坂46 16thシングル『クリフハンガー』初回仕様限定盤TYPE-D

2026年1月28日(水) 発売
SRCL-13526~13527/¥2,000(税込)
CD+Blu-ray
初回仕様限定盤・封入特典:応募特典シリアルナンバー封入・メンバー生写真(各TYPE別28種より1枚ランダム封入)

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日向坂46 16thシングル『クリフハンガー』通常盤

日向坂46 16thシングル『クリフハンガー』通常盤

2026年1月28日(水) 発売
SRCL-13528/¥1,200(税込)
CDのみ

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イベント情報

日向坂46「7回目のひな誕祭」

日向坂46「7回目のひな誕祭」

2026年4月4日(土) 開場15:00/開演17:00
2026年4月5日(日) 開場15:00/開演17:00
会場:神奈川県・横浜スタジアム
チケット:¥12,000(税込)/Leminoスペシャルシート ¥18,000(税込)

日向坂46「7回目のひな誕祭」

秋元康総合プロデュース。2016年デビューの欅坂46(現・櫻坂46)のアンダーグループである「けやき坂46(ひらがなけやき)」が前身。
持ち味であるパワフルなライブステージングとピースフルなパフォーマンスで地道に人気を獲得、2018年6月には、けやき坂46として初の単独アルバム「走り出す瞬間」を発売、
オリコンウィークリーチャート1位を獲得、この年は1年間で日本武道館7公演という快挙を成し遂げるまでに成長する。
2019年2月11日、「日向坂46(ひなたざかふぉーてぃーしっくす)」に改名、3月27日にシングル「キュン」でデビュー。以降、シングル13枚、アルバム2枚全てオリコンチャートの1位を獲得している。
更には、女性アーティストとして初の1stシングルから13作連続初週40万枚超えを果たした。2019年末にはデビュー1年目ながら第70回紅白歌合戦へも出場。また、2022年3月末には念願の東京ドーム公演を開催し2日間計約10万人を動員し、2023年4月から横浜スタジアムでの2days公演を開催。2024年9月に”日本のひなた”宮崎県・ひなたサンマリンスタジアムにて2日間計4万人を動員し九州への経済波及効果約43億円に及ぶ「ひなたフェス2024」を開催。2025年、一期生が全員卒業し、二期生~五期生の新生・日向坂46として始動。全国6都市13公演を巡るツアーを敢行した。「ハッピーオーラ」をテーマに全世界に全力で笑顔を届けるアイドルグループ。

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