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全4枚には2人が特に強い思いで臨んだ“その夜”のシーンも

芳根京子×髙橋海人が向き合った“大きな節目” 映画『きみなけ』出産を迎えた陸の場面写真解禁

2025.10.28 08:00

©2025「君の顔では泣けない」製作委員会

2025.10.28 08:00

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芳根京子主演、髙橋海人共演で11月14日(金)に全国公開される映画『君の顔では泣けない』から新場面写真が解禁された。

原作は2021年9月に発売され、第12回「小説 野性時代 新人賞」を受賞した君嶋彼⽅の同名小説。ある日、高校1年生の坂平陸と水村まなみはプールに一緒に落ちたことがきっかけで心と体が入れ替わってしまう。⼊れ替わったことは2⼈だけの秘密にしたまま彼らは進学し就職、さらに結婚や出産など⼈⽣の転機を経験していくが、15年が過ぎた30歳の夏、まなみは「元に戻る⽅法がわかったかも」と陸に告げる。これまで数々の名作が世に送り出されてきた“入れ替わりもの”だが、本作はそこに「15年も入れ替わったまま」という独自の設定が加わった新たな物語となる。

⼊れ替わってしまう坂平陸と⽔村まなみを演じる芳根と髙橋は今回が初共演。また、今後の活躍が期待される西川愛莉と武市尚士が高校生時代の陸とまなみ役を演じ、中沢元紀、前原滉、林裕太が入れ替わる2人に密接に関わるキーパーソン役で出演。さらに大塚寧々、赤堀雅秋、片岡礼子、山中崇が陸とまなみの両親役を演じる。『決戦は日曜日』(22)の坂下雄一郎が監督を務め、15年間も入れ替わったまま過ごす2人の時間を切なく瑞々しく描き出す。

陸役の芳根京子

今回解禁された場面写真は、陸とまなみにとって人生の大きなターニングポイントとなる結婚・出産のシーン。まなみの身体で生きることに少しずつ慣れていった陸(芳根京子)は蓮見涼(前原滉)と出会い、結婚という大きな決断をする。誰にも言えない秘密を抱える中、常に献身的に支えようとする涼の優しさに惹かれた陸はプロポーズを受け入れ、やがて妊娠、出産を迎えることに。新たな家族を迎える喜びと“入れ替わったまなみの身体”ごと危険にさらす可能性のある出産への大きな不安に駆られた陸は、意を決してまなみ(髙橋海人)に電話で思いを伝える。そして久しぶりの陸からの着信に少しばかり気持ちをこわばらせながら電話をとったまなみは、言い表すことのできない複雑な感情を堪えながら気丈に振舞おうと声を絞り出す。

まなみ役の髙橋海人

場面写真には、ウェディングドレスを着て幸せな笑顔を見せる陸の姿や、妊娠中に不安な表情で母親(大塚寧々)と病室で会話するシーン、そしてその妊娠を報告する電話の陸とまなみの姿が切り取られている。陸がまなみに電話をかけるシーンは坂下監督から見れば1テイク目で完璧だったものの、芳根から「もう1回やらせてください」という願いが入ったほど特に思いが強い場面だったという。一方、髙橋演じるまなみが報告の電話を受け取るシーンは本作の全体クランクアップのタイミングで撮影され、髙橋は高い集中力で心に積もった複雑な感情のグラデーションを繊細な表現で演じ切った。

公開に先駆け今月1日に実施されたジャパンプレミア上映でも、「まなみの夜のシーン、涙が止まらなかった」と絶賛の声が相次いだ本シーン。なお本作は第38回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門への正式出品も決定しており、昨日10月27日(月)に行われたレッドカーペットには芳根京子、髙橋海人、坂下雄一郎監督の3人が登場し、笑顔で映画をアピールした。

第38回東京国際映画祭レッドカーペットより

場面写真、レッドカーペット ©2025「君の顔では泣けない」製作委員会

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1997年2月28日生まれ、東京都出身。
2013年、ドラマ「ラスト・シンデレラ」で女優デビュー。2015年には1000人以上のオーディションから選出され、TBS「表参道高校合唱部!」でドラマ初主演を務める。2016年NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」にヒロインの坂東すみれ役で出演。2019年映画「累ーかさねー」、「散り椿」で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
主な出演作に、映画『記憶屋 あなたを忘れない』(20)、『Arc アーク』(21)、『峠 最後のサムライ』(22)、『カラオケ行こ!』(24)、『雪の花 -ともに在りて-』(25)、ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」(25)など。ドラマ「波うららかに、めおと日和」がフジテレビ系にて放送中。6月に舞台「先生の背中 ~ある映画監督の幻影的回想録~」(PARCO劇場)の公演が控える。

1999年4月3日生まれ、神奈川県出身。
2018年、King & PrinceのメンバーとしてCDデビュー。同年のドラマ「部活、好きじゃなきゃダメですか?」で初主演を務める。23年のドラマ「だが、情熱はある」では、第116回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演男優賞を受賞。
主な出演作に、映画・ドラマ『ブラック校則』(19)、映画『アキラとあきら』(22)、『Dr.コトー診療所』(22)、ドラマ「姉ちゃんの恋人」(20)、「ドラゴン桜」(21)、「未来への10カウント」(22)、「ボーイフレンド降臨!」(22)、「95」(24)、「わが家は楽し」(25)などがある。ドラマ「DOPE 麻薬取締部特捜課」が7月よりTBS系にて放送開始。

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