2025.10.26 16:30
2025.10.26 16:30
サバイバル・オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』から誕生し、2020年3月4日にデビューしたJO1は今年がデビュー5周年。その記念すべき1年を彩るため、JO1は初のワールドツアー「JO1 WORLD TOUR JO1DER SHOW 2025 ‘WHEREVER WE ARE’」の開催や初のベストアルバム『BE CLASSIC』のリリース、「JO1DER SHOW 2025 ‘WHEREVER WE ARE’ IN TOKYO DOME」で初東京ドーム単独公演、そしてドキュメンタリー映画第2弾『JO1 THE MOVIE『未完成』-Bon Voyage-』の公開と、さまざまなプロジェクトで盛り上げてきた。その集大成として、10月18日(土)、19日(日)の2日間に渡って「JO1 5th Anniversary 〜祭り〜」と題してJAM(ファンネーム)を楽しませようとJO1流のお祭りイベントを開催。2日間で2万発の花火を用意し、のべ3万人の来場者の目を楽しませた。

イベント2日目である19日はあいにくの雨。東京テレポート駅からシャトルバスに乗り込むと、車内はもちろんJAMでいっぱいだった。バスの中ではメンバーのメッセージやJO1の曲が流れ、イベントへの期待感が高まった。10分ほど走ったところでバスが停車すると、そこはまさにお祭りの真っ最中。メンバーの大きな写真で飾られた櫓をはじめ、いたるところにフォトスポットが用意され、メンバーの名入りのカラフルなちょうちんが雨に濡れる夜道を照らす。「じゃむすくい」や「ツカメ〜千本釣り〜」など、ファンネームや曲名をもじった縁日ならではのゲームもたくさん。さらに、会場のキッチンカーではメンバーと店舗がコラボレーションしたスペシャルメニューの提供もあって、どこも人気を博していた。

そしていよいよステージエリアにたどり着くと、そこには全長140メートルというワイドなステージがあった。これは、できる限りJAMのみなさんと近い距離で会えるようにと、JO1のメンバーが自ら考案したものだそう。JO1のメンバーがこのイベントに懸ける想いを語るVCRが流れ、いよいよライブがスタート。デビュー曲をロック風にアレンジした「無限大(INFINITY)2025」にはじまり、10月22日にリリースされた10枚目のシングル「Handz In My Pocket」など、花火と音楽、パフォーマンスを完璧にシンクロさせたステージは迫力満点。花火と音楽を完全にシンクロさせるため、打ち上げタイミングを0.1秒単位でプログラム制御するという前人未到の試みは、打ち上げ花火を音楽やレーザーと融合させた「花火コンサート」を展開する高木煙火によるもの。岐阜県大垣にある同社をメンバーが訪れ、実際にライブで打ち上げられた花火作りも手伝ったそう。

小雨が降る天候にもかかわらずノースリーブ姿の與那城奨は「この会場で俺が一番薄着」と少し肌寒そうにしながらも笑顔で言うと、佐藤景瑚から「刀鍛冶みたい」とツッコまれていた。この日の会場には浴衣のJAMもたくさん。ステージからもその姿が見えたようで、川西拓実が「浴衣の人もちらほらいますね」とコメントすると、河野純喜が「めちゃくちゃかわいい」とポツリ。その言葉に、会場のJAMからは歓喜の叫びがあがっていた。「みなさんの近くに行きます、待っててください!」と川尻蓮が絶叫すると、ここからは祭りの夜にぴったりのメドレーがスタート。「Shine A Light」にはじまり「Dreaming Night」、「流星雨」、そしてファンソングである「My Friends」まで、メンバーがステージを降り、JAMの近くで歌いながら5周年をお祝いした。
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