1コーラスに使用した本編映像には初公開のカットも
映画『秒速5センチメートル』スペシャルムービー解禁、米津玄師「1991」の歌詞と物語がリンク
2025.10.26 12:00
©2025「秒速5センチメートル」製作委員会
2025.10.26 12:00
10月10日(金)より公開中の映画『秒速5センチメートル』から、米津玄師が歌う主題歌「1991」にのせて本編映像が流れるスペシャルムービーが解禁された。
新海誠による劇場アニメーション『秒速5センチメートル』(2007年)を実写化し、主人公・遠野貴樹の18年間にわたる人生の旅を幼少期、高校生、社会人の3つの時代で描いた本作。映像監督・写真家の奥山由之が監督を務め、キャストには遠野貴樹役の主演・松村北斗、ヒロイン・篠原明里役の高畑充希のほか森七菜、宮崎あおい、吉岡秀隆といった豪華俳優陣が集結。公開から10月19日(日)までの10日間で観客動員数71万人、興行収入10億円を突破し「最後まで美しくて映画館で観るべき作品」など、映画館でしか味わえない感動と映像美を賞賛する声が相次いでいる。
1991年、東京の小学校で出会った貴樹(松村北斗)とヒロイン・篠原明里(高畑充希)は互いに心を通わせていくが、卒業と同時に明里が引っ越すことに。文通を重ねた二人は中学一年の冬、吹雪の夜に栃木・岩舟で再会し「2009年3月26日、またここで会おう」と約束を交わす。時は流れ2008年、東京で働く貴樹は人と深く関わらず閉じた日々を送る中、30歳を前にして自分の一部が遠い時間に取り残されたままだと気づきはじめる。一方、明里もまたあの頃の想い出と共に静かに日常を生きていて、18年という時を異なる速さで歩んだ二人はひとつの記憶の場所へと向かっていく。
本作の主題歌「1991」(読み:ナインティーンナインティワン)は、1991年に生まれた米津玄師が主人公に自らを重ねながら書き下ろした楽曲。1991年は貴樹と明里が出会った年でもあり、米津は原作の世界観をリスペクトしながら制作したという。
今回解禁されたのは、本編映像と主題歌「1991」がコラボした1コーラスのスペシャルムービー。初公開の本編カットも使用されており、雪の降る夜に桜の木の前で振り向く貴樹の姿や明里と過ごした1991年のまばゆい日常の記憶など、映像と主題歌の歌詞がリンクする構成となっている。

