アザービジュアル6種には蒼井優とゲームを楽しむ1枚も
杉咲花×南琴奈×板垣李光人『ミーツ・ザ・ワールド』個性詰まった三者三様のキャラクター映像解禁
2025.10.02 17:00
©金原ひとみ/集英社・映画「ミーツ・ザ・ワールド」製作委員会
2025.10.02 17:00
10月24日(金)より公開される杉咲花主演映画『ミーツ・ザ・ワールド』のキャラクター映像3種とアザービジュアル6種が解禁された。
原作は第35回柴田錬三郎賞を受賞した金原ひとみの同名小説。物語の主人公で、擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」に全力で愛を注ぎながらも自分のことは好きになれない由嘉里は、27歳になって不安と焦りを感じて婚活を始めるが惨敗してしまう。そんな中、歌舞伎町で酔いつぶれていたところを希死念慮を抱えるキャバ嬢・ライに助けられ、そのままルームシェアを始めることに。やがて既婚のNo.1ホスト・アサヒ、人の死ばかりを題材にする毒舌作家・ユキ、街に寄り添うBARのマスター・オシンと出会い、歌舞伎町での生活に安らぎを覚えていくが、ライのことが気がかりな由嘉里は彼女と元恋人との再会を試みる。
監督を務めるのは、これまで青春という一瞬の輝きを描き、若者から圧倒的な支持を得る松居大悟。キャストとしては主人公の由嘉里を演じる杉咲花に加え、希死念慮を抱えた美しいキャバ嬢・ライ役で南琴奈、既婚者で不特定多数から愛されたいホスト・アサヒ役で板垣李光人、人が死ぬ話ばかりを書いている毒舌な作家・ユキ役で蒼井優、街に寄り添うBAR「寂寥」店主・オシン役で渋川清彦が出演する。
解禁されたキャラクター映像は、三者三様の個性が詰まった由嘉里、ライ、アサヒそれぞれの映像。見事な早口にも注目の由嘉里バージョンは「炭火だってガスだって何だっていい!僕たちは美味しく食べてもらいたいだけなんだ!」と大好きな漫画のセリフを大声で叫ぶ衝撃的なシーンや、推し活を全力で楽しみながらも将来に不安と焦りを感じる等身大の姿を描いている。
ライのバージョンは「私はギフテッドなの。この世から消える高度な才能が与えられている」「私以外のために私は生き続けなくちゃいけないの」と、希死念慮を抱えているライの内面が伝わってくる。またアサヒバージョンは、不特定多数に愛されたいホストで軽薄そうに見えながらも「俺だって寂しいし」「俺、離婚してくれって言われててさ」といったセリフとともに、底なしの明るさの下に隠された彼の一面が垣間見える。
併せて解禁されたアザービジュアル6種のうち3種は、由嘉里(杉咲花)とライ(南琴奈)の2ショットを捉えたビジュアル。由嘉里をライが助けたことがきっかけでルームシェアを始めた2人が、マンションの廊下で打ち解けた表情で会話する姿や、部屋でライが由嘉里のためにメイクアップを施す様子が写し出されている。また、アサヒ(板垣李光人)を加えた2種の3人バージョンも。一見異色な3人だが、ベランダや歌舞伎町のゴールデン街で笑顔で並ぶ姿は互いに気を許し合っていることが伝わってくる。そして最後の1種は由嘉里と毒舌な作家・ユキ(蒼井優)が楽しそうにゲームをしているシーン。初共演とは思えないほどマッチした蒼井と杉咲の雰囲気に釘付けになる1枚になっている。

©金原ひとみ/集英社・映画「ミーツ・ザ・ワールド」製作委員会