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INTERVIEW

初コラボ曲を振り返る座談会で互いに伝えたいことは?

「新しいJO1に出会えた」開花を導いた秦 基博への河野純喜×豆原一成×與那城奨の溢れる想い

2025.09.30 17:00

2025.09.30 17:00

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また書いてもらえたら、次も秦さんらしいバラードがいい

──豆原さんは、自分が演じた役の気持ちが蘇ったとおっしゃっていましたが。

豆原 はい。先ほど言ったように、おばあちゃんが夢を叶えて“あなた”のところ……、おじいちゃんのところに行っちゃいそうな感じがしたんですよね……。僕は役としてずっとおばあちゃんと一緒に頑張ってきたからこそ、「おばあちゃん、行かないで!」という気持ちになって、涙が出てきそうになったんです。そういう気持ちも歌に込めたくて、素直な気持ちで歌いました。

──気持ちが込もっているからこそ、冒頭の歌声から掴まれました。こういうタイプの曲、JO1にはありませんでしたが、歌ってみて今までと違う感覚はありましたか。

與那城 JO1の曲はテンポも早いし、キーもテンションも高い曲が多いけれど、「ひらく」は、歌詞も音楽も聴かせる曲。僕らがやりたかったところなので、「よし来た!」「やっと見せられるぞ!」という感覚でした。

──ここまでシンプルなトラックも初ですよね。

河野 はい。本当に実力勝負というか、ごまかしが効かない。僕のパートはサビ頭なのですが、今まで通りにバコーンと歌ってみたら、なんだか違っていて……。それで秦さんにアドバイスしていただいたら、ハマったんです。JO1の曲だけれど、新しいJO1に出会えた感覚でした。

 河野さんは、最初歌ったときには、少し感情が行き過ぎているかなとも思ったんですが。それを歌っていく中で掴んでいったみたいで、後半を歌った時にすごくいい温度感のテイクがあったんです。「その感じで前に戻って歌ってみたら……」と言ったんじゃなかったかな?

河野 そうです、それで前のパートを録り直して。

 それがすごくよかった。曲を書く僕の場合、曲の温度は自分から出てきてるから、歌うときの温度がスムーズなんですよ。他の人が作った曲を歌うのって、それを掴むのが難しいと思うんです。だから、歌っているうちにわかっていったというか。最終的には曲の温度にマッチしてましたよ。

河野 いや、本当に嬉しいです。いろいろ学ばせていただきました。

豆原 僕も、録り直しました。歌い出しと最後の締めのパートが僕だったのですが、特に歌い出しが難しくて。僕がトップバッターだったし、監督や映画のプロデューサーさんなど、今までないぐらい人がいっぱいいて、めっちゃ緊張していたし(笑)。

 先ほども言いましたけど、豆原さんは主人公を演じられているのもあって、まっすぐに歌の感情みたいなのが出ていましたね。歌い出しに関しては、もう少し身近な人に向けて歌う気持ちでもいいのかなと思って。曲の展開は最後に向かって大きくなっていくけれど、冒頭はもう少し小さな世界でもいいのかなと感じたので、そのことだけお伝えしたかな。

豆原 そうですね。「ちょっと隣の人に話しかけるぐらいで歌ってみてみたらいんじゃない?」と言っていただきました。

 それで録り直したら、表情がまた変わって、素敵になりました。

與那城 いいな~。

河野 貴重やったな~。その時、約束しましたもんね。「また曲作ってください」って。

與那城 次回は、僕のレコーディングの時にだけいてください!(笑)

JO1|’ひらく’ Recording Making

──次回、書いてもらうとしたら、どんな曲がいいですか。

與那城 今回はバラードでしたが、次もやっぱり秦さんらしいバラードがいいな。ぜひ次回は、秦さんとも一緒に歌わせていただきたいし。

──今回の「ひらく」をライブで歌う時は、與那城さんがギターを弾けばいいのにと思ったのですが。

與那城 確かに。いいかも。

河野 確かに、聴きたいですね。

──トラックでは、秦さんがギターを弾いていらっしゃるんですよね。

 はい。僕が弾いてます。

與那城 そうなんですね! じゃあ楽譜をいただけると……。

 それはいつでも(笑)。

與那城 本当ですか!でも、秦さんの曲って、ギターが難しいんですよ。僕は「アイ」をめちゃくちゃ練習したんですけれど、難しかった記憶があります。ギターのフレーズやイントロってどうやって作るんですか?

 「アイ」は、「アコギが印象的なイントロを作ろう」と思って作りましたね。

──せっかくなので、秦さんに質問しちゃいましょう(笑)。

 えっ、僕、許可してないですよ(笑)。

河野 ギター以外の楽器はやられますか。

 弾ける楽器はギターだけですが、曲を作るときは、DTM(Desk Top Music=パソコンを使って音楽を作成・編集すること)で他の楽器を鳴らすこともあります。「ひらく」はピアノのイメージだったので、自分のデモの段階ではピアノは最初、打ち込みでした。トオミヨウさんがアレンジしてくださいましたが、トオミヨウさんとやり取りする中で生に差し替わったから、皆さんが聞いたデモは、もう生のピアノだったかな。

與那城 はい、生ピアノでした。

豆原 普段、お仕事以外に何をやっているんですか?

一同 (笑)。

與那城 シンプルだ(笑)。

 マンガを読んでますね。

與那城 マンガですか! 僕、最近『HUNTER×HUNTER』にハマっていて。

 最近なの?(笑)

與那城 メンバーの(川尻)蓮と(佐藤)景瑚が『HUNTER×HUNTER』が好きで、ずっと薦められてきたのになぜか読み始めるのを躊躇していたんです。でもたまたま『幻影旅団編』のアニメを観てハマっちゃって、マンガを全部買いました。

 いいですね。今、『HUNTER×HUNTER』か(笑)。

豆原 好きなアニメは何ですか?

 アニメよりもマンガで。小学生のころに、手塚治虫さんの『火の鳥』を読んでマンガ好きになりました。

與那城 『刃牙』は、読んでますか?

 ある程度は!

與那城 僕、めちゃくちゃ語れます!

──メンバーがおススメしてくれるんですね。

與那城 蓮と景瑚はすごく好きですね。(金城)碧海も見てるかな。蓮と景瑚は練習中に『HUNTER×HUNTER』のモノマネをしていて、それを見て「なんだよ、それ」とか思っていたけれど、今見ると面白い。「それやってたんだね」って(笑)。

 いいですね。メンバー間で広がっていくの。

與那城 うちのメンバーは、アニメ、マンガが大好きなんですよ。

 それは羨ましいな……。

與那城 いつも一緒にいるので、観たらすぐに他のメンバーに話すんです。でも薦めるけれど、無理強いはしない。興味があれば読んで話に加わっていく感じです。

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秦 基博が語る豆原一成主演映画の魅力

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作品情報

JO1 デジタルシングル『ひらく』

『ひらく』ジャケット ©LAPONE ENTERTAINMENT

『ひらく』ジャケット ©LAPONE ENTERTAINMENT

JO1 デジタルシングル『ひらく』

2025年8月18日(月)リリース

配信はこちら

富士山と、コーヒーと、しあわせの数式

©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」

©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」

富士山と、コーヒーと、しあわせの数式

2025年10月24日(金)全国公開
配給:ギャガ

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

主演:豆原一成(JO1) (『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』(22)、『BADBOYS -THE MOVIE-』(25)等)
市毛良枝 (『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『明日を綴る写真館』(24)等)
出演:酒井美紀、八木莉可子、市川笑三郎、福田歩汰(DXTEEN)、藤田玲、星田英利/長塚京三

監督:中西健二 主題歌:「ひらく」JO1(LAPONE ENTERTAINMENT)
脚本:まなべゆきこ 音楽:安川午朗 制作プロダクション:PADMA
原案:島田依史子「信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語」(講談社エディトリアル刊) 原案総責任:島田昌和

秦 基博 デジタルシングル『Stellar Days』

『Stellar Days』ジャケット

『Stellar Days』ジャケット

秦 基博 デジタルシングル『Stellar Days』

2025年10月3日(金)配信リリース

JO1 10thシングル『Handz In My Pocket』初回限定盤A

『Handz In My Pocket』初回限定盤Aジャケット ©LAPONE ENTERTAINMENT

『Handz In My Pocket』初回限定盤Aジャケット ©LAPONE ENTERTAINMENT

JO1 10thシングル『Handz In My Pocket』初回限定盤A

2025年10月22日(水)発売
CD+DVD
1,900円(税込)

特設ページはこちら

収録内容&特典

【CD】
1. Handz In My Pocket
2. Just Say Yes
3. RUSH
4. ひらく

【DVD】
JO1 DER SHOW 2024 WHEREVER WE ARE ’ at HYOGO
1. Sugar
2. Be With 足跡
3. Lemon Candy

【初回プレス限定封入特典】
①応募抽選券 シリアルナンバー 1枚
②トレーディングカード 1枚(初回限定盤Aver.11種類の中から1枚をランダム封入)
③セルカトレーディングカード 1枚(初回限定盤Aver.11種類の中から1枚をランダム封入)
④シートステッカー 1枚(初回限定盤Aver.11種類の中から1枚をランダム封入)

JO1 10thシングル『Handz In My Pocket』初回限定盤B

『Handz In My Pocket』初回限定盤Bジャケット ©LAPONE ENTERTAINMENT

『Handz In My Pocket』初回限定盤Bジャケット ©LAPONE ENTERTAINMENT

JO1 10thシングル『Handz In My Pocket』初回限定盤B

2025年10月22日(水)発売
CD+DVD
1,900円(税込)

特設ページはこちら

収録内容&特典

【CD】
1. Handz In My Pocket
2. Just Say Yes
3. INTO YOU
4. ひらく

【DVD】
JO1 DER SHOW 2024 WHEREVER WE ARE ’ at HYOGO
1. Lied to you
2. RadioVision
3. Maybe Next Time

【初回プレス限定封入特典】
①応募抽選券 シリアルナンバー 1枚
②トレーディングカード 1枚(初回限定盤Bver.11種類の中から1枚をランダム封入)
③セルカトレーディングカード 1枚(初回限定盤Bver.11種類の中から1枚をランダム封入)
④シートステッカー 1枚(初回限定盤Bver.11種類の中から1枚をランダム封入)

JO1 10thシングル『Handz In My Pocket』通常盤

『Handz In My Pocket』通常盤ジャケット ©LAPONE ENTERTAINMENT

『Handz In My Pocket』通常盤ジャケット ©LAPONE ENTERTAINMENT

JO1 10thシングル『Handz In My Pocket』通常盤

2025年10月22日(水)発売
CD
1,400円(税込)

特設ページはこちら

収録内容&特典

【CD】
1. Handz In My Pocket
2. Just Say Yes
3. RUSH
4. INTO YOU

【初回プレス限定封入特典】
①応募抽選券 シリアルナンバー 1枚
②トレーディングカード 1枚(通常盤ver.11種類の中から1枚をランダム封入)
③セルカトレーディングカード 1枚(通常盤ver.11種類の中から1枚をランダム封入)

宮崎県生まれ、横浜育ち。
2006年11月シングル「シンクロ」でデビュー。“鋼と硝子で出来た声”と称される歌声と叙情性豊かなソングライティングで注目を集める一方、多彩なライブ活動を展開。2014年、映画『STAND BY ME ドラえもん』主題歌「ひまわりの約束」が大ヒット、その後も数々の映画、CM、TV番組のテーマ曲を担当。デビュー10周年には横浜スタジアムでワンマンライブを開催。初のオールタイム・ベストアルバム「All Time Best ハタモトヒロ」は自身初のアルバムウィークリーチャート1位を獲得、以降もロングセールスが続いている。2020年11月よりスタートしたNHK連続テレビ小説『おちょやん』の主題歌に「泣き笑いのエピソード」が起用。2021年に15周年を記念し11月には「Hata Motohiro 15th Anniversary LIVE」を横浜アリーナ、大阪城ホールで開催。12月には日本武道館で「HATA MOTOHIRO 15th Anniversary LIVE “Philharmonic Night”」が開催された。2022年4月13日には、UNITED ARROWS green label relaxingコーディネーション・ソングに起用された、約1年ぶりの新曲「Trick me」もリリース。7月6日にリリースされた『映画ざんねんないきもの事典』主題歌「サイダー」に続いて、7月28日にはテレビ朝日系木曜ドラマ『六本木クラス』挿入歌「残影」をリリース。2024年、ライフワークであるアコースティック・ライブシリーズ「GREEN MIND」を、東阪の野音で開催。Spitz草野マサムネ氏ら豪華アーティストが参加する自身初のコラボレーションアルバム「HATA EXPO -The Collaboration Album-」を11月20日にリリース。2025年3月には、映画『35年目のラブレター』の書き下ろし主題歌「ずっと作りかけのラブソング」をリリースした。

2019年、サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で、番組視聴者である“国民プロデューサー”累計約 6,500 万票の投票により選ばれたメンバーで構成されたグローバルボーイズグループ。
2020年3月4日のデビュー以降、これまでに発売した9作のシングル全てが主要音楽チャートで 1 位を獲得。エンターテイメントから世界に誇る日本の魅力を国内外に届ける大型プロジェクト『HOT JAPAN with JO1』で活動を広げ続けているほか、大みそか恒例「NHK紅白歌合戦」に3年連続で出場。2年連続でTBS「輝く!日本レコード大賞」にて優秀作品賞を受賞するなど、2024年の音楽シーンを彩った。
2024年11月から開催した全国4都市14公演のツアーは、2025年2月〜3月にかけ、ロサンゼルス、ニューヨークを含む全6都市8公演のワールドツアーとしてスケールアップ。さらに、4月20日(日)、21日(月)の2日間、初の東京ドーム公演を開催し、計25万人を動員した。さらに、4月28日(現地時間)にはアメリカのドジャー・スタジアムで行われたMLB公式戦「ロサンゼルス・ドジャース vs マイアミ・マーリンズ」内のイベント『Japanese Heritage Night (ジャパニーズヘリテージナイト)』にてパフォーマンスしたほか、最新曲「BE CLASSIC」が、アメリカのラジオ・エアプレイチャート「Mediabase Top100 Radio Airplay」で、日本人ボーイズグループとして初めてランクインするなど、5周年イヤーの2025年は本格的にグローバルに活動を広げている。

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