LAPONE第3のボーイズグループが6TH SINGLE携え初登場
新たな代表曲で今まで以上の高みへ、DXTEENが満場一致で推す甘酸っぱいラブソング
2025.09.26 19:00
2025.09.26 19:00
ハーフタイムショーでシュートが入った瞬間は忘れられない
──2曲目「Change Over」も夏らしさを感じる明るくエネルギッシュな曲ですよね。疾走感のあるメロディで、聴いていても心地良い曲だと感じました。こちらも7月16日にデジタルシングルとして先行リリースされていますが、反応はいかがでしたか?
平本 すごくよかったです! 今のところNICOは「両片想い」派と「Change Over」派がいます。どちらも特徴のある曲だから、どちらが好きかはっきり分かれるんだと思います。
寺尾 メンバーがわちゃわちゃしてるのが好きな人は「Change Over」が好き、という印象がありますね。レコーディングもみんなで楽しみながら歌ったんですよ。
田中 バイブスが高い曲なので、レコーディングする時もバイブスを上げながら歌いました。みんなでブースに入って一緒に録るっていうのもやったし、そんなワイワイ感が声にも出ていると思います。
寺尾 シンプルに、みんなで一緒にブースに入って歌うというだけで、自分が思っているよりもテンションって上がるんですよね(笑)。
大久保 たしかに、香信の声がすごくよく聴こえるよね。全員で歌っている時は健の声が聴こえる。
平本 そりゃあ歌ってるんだから声も聴こえるよ!(笑)

──「集まり笑うツボ 意味不明 無駄と思える時間が スーパーな時間に変わっていく」という歌詞のように、メンバーの中で謎にツボる瞬間、もしくは今思えばかけがえのない時間だったなと思うことはありますか?
平本 数えきれないぐらいありますね。
田中 意味がわからないのになんか笑っちゃう、みたいなね。
福田 普段から、本当にしょうもないことでめちゃくちゃ盛り上がったりしてますよ。最近のDXTEENが1番ハマっているのが「どっちを言ってるでしょう」というゲーム。似た言葉を2つ用意して、どっちにも聞こえるように曖昧に言って、どちらを言ってるか当てるというものなんですけど、DXTEENの中で今一番盛り上がっています。実はさっきもやってたんですよ(笑)。
大久保 これって僕が昔からお姉ちゃんにずっとやられていたゲームなんですよ。それを僕がメンバーに仕掛けていたら、いつのまにかメンバーの間で広がったという(笑)。
福本 でも最近はあきらかに違う言葉を混ぜて、もはや意味がわからない境地に到達してますね。本当にしょうもないことで盛り上がってます(笑)。
平本 かけがえのないことで言うと、デビューする前に韓国で1年間、練習生生活をしていた時ですね。その頃は月末評価といって、僕たちに教えてくれている先生やスタッフさんの前でパフォーマンスするんですけど、それが毎月プレッシャーでした。でも、今思えばあの時間があったからこそ自分たちでいろんなことを考えてやれるようになったんですよね。おかげで、デビューしてからは自信を持ってステージに立てています。
大久保 韓国で6人で共同生活していて、練習から帰ってきた後にみんなで夜食を食べる時間も、今思えばめっちゃ青春だったなって思います。食べものをアレンジして食べたり、笑太郎がごはんを作ってくれたり、1つの動画をみんなで集まって見たり、明日オフだからって夜中までゲームしたり……。あの時はあの時でめちゃくちゃ楽しかったなあ。僕は高2ぐらいの年で韓国に行ったので、あの時間がまさに高校時代の青春みたいな感じなんですよね。僕、納豆が好きなんですけど、韓国で買うと高くて。それで卵かけごはんに納豆とキムチとごま油を入れて、韓国海苔で巻いて食べたりしてました。あと、笑太郎が作ってくれるチャーハンもおいしかったな。
福田 僕が忘れられない瞬間は、今年の3月に出演したバスケの試合のハーフタイムショーですね(※3月12日開催のサンロッカーズ渋谷 vs 川崎ブレイブサンダース戦)。試合のハーフタイムにパフォーマンスさせていただくということで、僕たちも試合を盛り上げようと、バスケに絡めて楽曲の合間にフリースローのシュートをするというパフォーマンスを加えたんですよ。僕は中学生の時にバスケをやっていたので、一発勝負で打ってみようって。でも当日、リハで何回か練習してみたんですけど、その時は1本もシュートが入らないまま本番になっちゃって。当日はたくさんのお客様の前でシュートを決めなきゃいけないっていう、めちゃくちゃプレッシャーがかかる場面だったんですけど、人生で一番の集中力を発揮して、スパッとゴールが決まりました。リングにも当たらず、それはもう信じられないくらい綺麗に入りました。それまで普通に僕たちのことを眺めていた方も、シュートが入った瞬間は「おおお!」ってなりました。

大久保 会場が一斉にどよめいて、立ち上がって喜んでくれた方もいたんですよ。
福田 僕がシュートを打って、ボールがリングに入ったのを見た瞬間に振り返って、後ろにいるメンバーを見たらみんなも嬉しそうに笑っていて……。まるで映画のワンシーンみたいでしたね。今でも人生の上位に入るくらい、最高な瞬間でした!
寺尾 曲の合間のパフォーマンスだったから尺も決まっていたし、自分のタイミングでシュートができない中でしっかり決めたのがすごいですよね。
田中 あの時はめっちゃテンション上がったし、めっちゃやばかったです。アドレナリン出まくった!
大久保 シュートが決まった後の記憶がないですもん、嬉しすぎて(笑)。
寺尾 僕はメンバーと一緒に自分たちのYouTubeコンテンツを見る時間が好きですね。何がいいとは言えないんですけど、なんかいいなって。
田中 いいよね、あの空間。みんなでツッコミながら一緒に観てるんですよ。
寺尾 なんならそのツッコミが、動画の中と同じツッコミだったりするんですよ(笑)。
大久保 画面を観ている僕と、画面の中の僕が同時に同じツッコミをした時は笑っちゃった。
田中 僕はデビューしてすぐにお仕事で沖縄に行った時ですね。日本に帰ってきてまだ時間が経ってない時に初めての遠征で沖縄に行ったんですけど、それがめっちゃ楽しくて。みんなが乗った船が夕方に出航して、夕日もエモくて……。みんなで拳を突き上げて写真を撮ったりして、かけがえのない思い出になりました。
寺尾 船で沖の方まで出てたので、水平線が見えたんですよ。
大久保 僕らの旅立ちだったよね。
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