監督&バズ役声優が最新作『トイ5』の概要も明かす
『トイ・ストーリー』30周年の記念上映決定、入場者プレゼントは特別ビジュアル入りポストカード
2025.08.21 08:00
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2025.08.21 08:00
『トイ・ストーリー』シリーズの誕生30年を記念し、1995年にUS公開されたシリーズ第1作『トイ・ストーリー』が9月12日(金)より1週間限定上映されることが決定した。
おもちゃたちの世界を舞台に人とおもちゃのかけがえのない絆をドラマティックに描き、世界中の観客を感動で包み込んできたディズニー&ピクサーの「トイ・ストーリー」シリーズ。30年前に世界初の長編フルCGデジタルアニメーションとして公開され、映画の歴史を大きく変えた『トイ・ストーリー』はまさに“ピクサーの原点”と言える作品であり、その革新的な技術のみならずウッディやバズ・ライトイヤーといった魅力的なキャラクターたちが織りなすストーリーは時代を超えて幅広い世代に愛され続けている。
今回の特別上映は9月12日(金)から18日(木)までの1週間限定となり、併せてウッディやバズをはじめとしたおもちゃたちが微笑む姿が描かれた特別ビジュアルが解禁。さらに期間中の入場者プレゼントとして、この特別ビジュアルと『トイ・ストーリー5』のコンセプトアートが4枚1セットになった特製ポストカードセットが先着で配布されることも決定した。

なおシリーズ5作目となる『トイ・ストーリー5』は2026年夏に日本公開予定で、監督・脚本は『トイ・ストーリー』の原案・脚本を手がけ、アカデミー賞作品の『ファインディング・ニモ』『ウォーリー』を生み出したアンドリュー・スタントンが務める。アンドリューは「『トイ・ストーリー5』で、おもちゃたちはとても大変な状況に直面することになります。今の子供たちは電子機器(タブレット)に夢中。テクノロジーがどこにでもある今の時代、おもちゃはかないません。テクノロジーがどこにでもある今の時代、おもちゃには、携帯、タブレットなど、強力なライバルがいるのです」と、作品への自信と本作の概要を明かした。
また、『トイ・ストーリー』の原案・アニメーターをつとめたピート・ドクター(現ピクサー・アニメーション・スタジオ チーフ・クリエイティブ・オフィサー)は「30年前、『トイ・ストーリー』は初めてピクサーの存在を(世界に)知らしめてくれました。そして僕たちはまたその世界に戻ることに興奮を感じています。ウッディたちは『トイ・ストーリー5』でどんなことをするのでしょう?きっと驚くと思います」とコメント。アンドリューについて「僕とアンドリューは同じ頃ピクサーに入社し、『トイ・ストーリー』を一緒に作りました。そして僕たちは今も変わらず友達です。彼はトイ・ストーリーのすべての映画で脚本を書いている天才です!」と語っている。
さらにバズ・ライトイヤー役のティム・アレンは当初続編に消極的であったとしながら「『トイ・ストーリー5』では戻って来るべき正当な理由があるんです」「彼ら(ピクサー)がやっている事は本当に驚くべきことです。とてもちゃんとしていて、すごくクールな展開になっていますよ」とかなりの自信をのぞかせた。なおピクサーには「過去作を上回る“語るべき物語”がある場合以外は続編を作らない」という信念があることから、彼らが自信を持って贈りだすシリーズ最新作への期待は高まるばかりだ。