Bezzy[ベジー]|アーティストをもっと好きになるエンタメメディア

アーティストをもっと好きになるエンタメメディア

NEWS

場面写真12点には橋本愛、錦戸亮、堤真一との姿も

岡田将生×鳴海唯×渡辺大知×佐藤浩市『アフター・ザ・クエイク』予告解禁、未来へ繋がる4人の物語

2025.08.21 10:00

©︎2025 Chiaroscuro / NHK / NHKエンタープライズ

2025.08.21 10:00

全ての画像・動画を見る(全14点)

岡田将生、鳴海唯、渡辺大知、佐藤浩市の4人が主演を務める10月3日(金)公開の映画『アフター・ザ・クエイク』の本予告と新場面写真が解禁された。

2000年に刊行された村上春樹の短編連作『神の子どもたちはみな踊る』(新潮文庫刊)に収録されている4編をベースに、1995年から2025年の30年にわたる物語として新たに構成された本作。4⽉に放送されたNHKドラマ『地震のあとで』と物語を共有しながらも4⼈を結ぶ新たなシーンを加え、映画版ならではの編集で劇場公開される。

主人公は、妻が姿を消し、失意の中訪れた釧路でUFOの不思議な話を聞く1995年の小村。焚き火が趣味の男と交流を重ねる2011年の家出少女・順子。“神の子ども”として育てられ、不在の父の存在に疑問を抱く2020年の善也。そして2025年、漫画喫茶で暮らしながら東京でゴミ拾いを続ける警備員・片桐。世界が大きく変わった30年、人々の悲しみや不幸を食べ続けたみみずくんが再び地中で蠢きだした時、人類を救うため“かえるくん”が現代に帰ってくる。

映画『アフター・ザ・クエイク』90秒予告

解禁された本予告は、謎めいたシルエットと東京の地下通路を歩く2人の姿から始まる。「巨大な蛙の姿をしたかえるくんがいて、こう言うんだ──“東京を壊滅から救ってほしい”」という言葉とともに、時代を越えて交差する物語が静かに動き出す。描かれるのは1995年、2011年、2020年、2025年という30年間に点在する人々の姿。小村(岡田将生)は小さな荷物を釧路へ運ぼうとし、順子(鳴海唯)は過去を背負ったまま焚き火のそばに座っている。善也(渡辺大知)は「君は選ばれた子ども」と告げられ、片桐(佐藤浩市)は謎の男・クシロに「本当に僕のことを覚えていないんですか」と問われる。橋本愛、唐田えりか、黒崎煌代、黒川想矢、渋川清彦、井川遥、錦戸亮、堤真一らの姿も映し出され、それぞれの時代で交わされる言葉が、見えない痛みや迷い、孤独や不安といった内面を静かにあぶり出していく。

映像の後半では、「ぼくたちの物語は30年前の、あの大きな地震のあとから続いている」という言葉とともに、大友良英による音楽も変化。「なんで俺だけ生きとんやろ」「私ってからっぽなんだよ」「何が起こるかなんて、わからないんだからさ」といったセリフとともに、さまざまな想いが交錯していく。そんな中、突然巨大なかえるくんが片桐の前に現れ、「再び僕を助けてください」と語りかける。ラストは「過去から現在へ、4つの時代が時空を超えてつながるとき──照らされる、明日への希望」というナレーションと共に、それぞれの時代に光が差し込むようなシーンで締めくくられる。

映画『アフター・ザ・クエイク』より
片桐役の佐藤浩市、のんが声優を務めるかえるくん

併せて解禁された新場面写真は、それぞれの時代の印象的な瞬間が切り取られた12点。1995年の写真には、小村(岡田将生)と妻・未名(橋本愛)がソファに並ぶ姿や、TVをじっと見つめる未名などが収められている。また、2011年に順子(鳴海唯)が関西弁の男・三宅(堤真一)とコンビニで対峙するシーンに加え、恋人・啓介(黒崎煌代)と自宅で向き合う場面も。さらに2020年、渡辺大知と黒川想矢がそれぞれ演じる善也が宗教団体の指導者・田端(渋川清彦)と向き合う場面や、母(井川遥)の戸惑いの表情を捉えたカットが登場。2025年の写真には、片桐(佐藤浩市)がかえるくん(声:のん)や謎の男・クシロ(錦戸亮)と対話する姿も切り取られている。

三宅役の堤真一、順子役の鳴海唯
田端役の渋川清彦、善也役の渡辺大知

映画『アフター・ザ・クエイク』場面写真 ©︎2025 Chiaroscuro / NHK / NHKエンタープライズ

全ての画像・動画を見る(全14点)

作品情報

アフター・ザ・クエイク

©2025 Chiaroscuro / NHK / NHKエンタープライズ

©2025 Chiaroscuro / NHK / NHKエンタープライズ

アフター・ザ・クエイク

2025年10月3日(金)よりテアトル新宿、シネスイッチ銀座ほかにて全国ロードショー
配給・宣伝:ビターズ・エンド

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

出演:岡田将生 鳴海唯 渡辺大知/佐藤浩市
橋本愛 唐田えりか 吹越満 黒崎煌代 黒川想矢 津田寛治
井川遥 渋川清彦 のん 錦戸亮/堤真一
監督:井上 剛
脚本:大江崇允
音楽:大友良英
プロデューサー:山本晃久 訓覇圭
アソシエイトプロデューサー:京田光広 中川聡子
原作:村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』(新潮文庫刊)より
製作:株式会社キアロスクロ、NHK、株式会社NHKエンタープライズ
制作会社:株式会社キアロスクロ

1989年8月15日生まれ、東京都出身。2006年俳優デビュー。
近年の主な出演作にドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(2021年)、『ザ・トラベルナース』(2022年)、映画『ドライブ・マイ・カー』(2021年) 、『1 秒先の彼』(2023年)、『ゆとりですがなにかインターナショナル』(2023年) 、『ゴールド・ボーイ』(2024年)、『ラストマイル』(2024年)、『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』(2024年)、ドラマ『1122 いいふうふ』(2024年)等がある。

1996年1月12日生まれ、熊本県出身。

映画『告白』(’10/中島哲也監督)に出演し注目を浴び、映画『桐島、部活やめるってよ』(’12/吉田大八監督)では、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。同年に出演した連続テレビ小説『あまちゃん』(’13/NHK)でも話題となる。主な出演作品は、映画『熱のあとに』(’24/山本英監督)、映画『アナウンサーたちの戦争』(’24/一木正恵監督)、映画『私にふさわしいホテル』(’24/堤幸彦監督)など。今後は大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(’25/NHK)への出演を控える。独自の感性を生かしてファッション、コラム、書評などの連載を持ち幅広く活躍中。

1964年7月7日、兵庫県出身。
数多くの映画、ドラマ、舞台に出演し、05年に『ALWAYS 三丁目の夕日』で第29回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。『フライ,ダディ,フライ』での活躍と併せ、同年の国内の主な映画賞の助演男優賞部門を総なめにした。
近年の主な映画出演作に『SP MOTION PICTURE』(10、11)シリーズ、『俺はまだ本気出してないだけ』(13)、『駆込み女と駆出し男』(15)、『海街 diary』(15)、『日本のいちばん長い日』(15)、『本能寺ホテル』(16)、『泣くな赤鬼』(19)、『決算!忠臣蔵』(19)、『一度死んでみた』(20)、『望み』(20)、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(21)などがあり、『室町無頼』(25)、『ババンババンバンバンパイア』(25)の公開を控える。

RANKINGランキング

RELATED TOPICS関連記事

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram

COLUMN & SPECIAL連載&特集

ALL SERIES

RANKINGランキング

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram