主題歌はマカロニえんぴつ書き下ろしの「化け物」に決定
山下美月をめぐり水上恒司と宮舘涼太の“執着”がぶつかり合う、映画『火喰鳥を、喰う』本予告解禁
2025.07.23 07:00
©︎2025「火喰鳥を、喰う」製作委員会
2025.07.23 07:00
主演に水上恒司、共演に山下美月と宮舘涼太を迎え10月3日(金)より公開される映画『火喰鳥を、喰う』の本予告映像が解禁された。
第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞の大賞受賞作を実写化した本作の舞台は、信州のとある村。久喜雄司(水上恒司)と妻・夕里子(山下美月)の元に戦死した先祖の日記が届いたことをきっかけに2人の周囲で不可解な出来事が起こり始め、存在しないはずの“過去”が少しずつ“現実”を侵食していく。超常現象専門家・北斗総一郎(宮舘涼太)を加えた3人は真相を探るが、その先に現れたのは驚愕の世界だった。監督は『超高速!参勤交代』シリーズや『空飛ぶタイヤ』(18)、『シャイロックの子供たち』(23)などを手がける本木克英。脚本は『ラーゲリより愛を込めて』(22)や『ディア・ファミリー』(24)などの林民夫が手がけ、水上は本作が映画単独初主演、映画単独初出演となる宮舘は『映画 少年たち』(19)ぶりに本木監督とのタッグとなる。
解禁されたのは、死んだ者と生きる者、そして夕里子(山下美月)をめぐる雄司(水上恒司)と北斗(宮舘涼太)のそれぞれの“執着”がぶつかり合う本予告映像。戦死した先祖・貞市が遺した「ヒクイドリ、クイタイ」と記された日記に関わった者たちが次々と消えていく不可解な現象に見舞われた夕里子は、彼女に想いを寄せる超常現象専門家の北斗に助けを求める。北斗は「これは貞市の異常なまでの生への”執着”が巻き起こした“もう一つの現実”との生存競争だ」と分析。さらなる怪異に巻き込まれ不安を募らせる夕里子に対して雄司は「僕が守る」と宣言するが、北斗も「僕も夕里子を守りたい」と想いをぶつける。
また、本作の主題歌が今年デビュー10周年を迎えたマカロニえんぴつによる書き下ろし楽曲「化け物」に決定した。Vocal&Guitarのはっとりは、映画について「火喰鳥に翻弄されていく登場人物たちの狼狽する様子や、どんどん狂気的になってく展開に引き込まれました」とコメント。楽曲については「自分を蝕んでいく不安や孤独感、疑心の正体を、火喰鳥のような “見えざる化け物” になぞらえて書きました」とタイトルの由来も含めて明かし、「シャウトを繰り返すコーラスセクションでは、これまでのマカロニえんぴつにない緊迫した雰囲気を出せたようにおもいます」と語っている。
はっとり(マカロニえんぴつ)コメント全文
ミステリー作品に携わるのは初めてだったので、今までと異なる新しい楽曲テイストにトライできそうだなと高揚しました。
(映画は)火喰鳥に翻弄されていく登場人物たちの狼狽する様子や、どんどん狂気的になってく展開に引き込まれました。終始不気味さが漂う村の雰囲気も好きでした。自分を蝕んでいく不安や孤独感、疑心の正体を、火喰鳥のような “見えざる化け物” になぞらえて書きました。シャウトを繰り返すコーラスセクションでは、これまでのマカロニえんぴつにない緊迫した雰囲気を出せたように思います。