2025.07.24 18:30
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日本のみなさんの表情で安心できました
──では続いてSULLYOONさん、KYUJINさん、JIWOOさんの紹介をお隣の方からお願いします。
KYUJIN SULLYOONさんは、最初に会った時はすごく人見知りで、恥ずかしがり屋さんな性格だったんですけど、仲よくなったらすごく気さくで思いやりがあって、私の心を落ち着かせてくれる心強さがあります。SULLYOONさんはいつも私のいたずらを受け止めてくれるし、愛嬌をした時もやさしく見守ってくれるので、そういうところがありがたいと思っています。考えも深くて、私が悩んでいる時や話したい時はSULLYOONさんに聞いてもらうことが多いですし、SULLYOONさんも自分の考えをよく話してくれて、そうすることでお互いに気持ちが楽になる。そんな間柄ですね。ステージの上では表情での表現とステージマナーが素晴らしいですし、何よりファンへの愛が強い人です。
SULLYOON そんなふうに見てくれていたなんて嬉しい、ありがとう(照)。

JIWOO KYUJINは人見知りしないので話しやすいですし、自分から率先していろんな人と仲よくなりに行ける性格で、そういうところがKYUJINの長所だと思います。根気強くて、ステージの上でも、練習している時も、何事においてもがんばり屋さんです。KYUJINと私は1歳差なんですけど、(同い年の)友だちみたいに仲よしです。
KYUJIN はい、JIWOOさんは一緒にいてすごく気心の知れたお姉さんです!
LILY JIWOOについては、うらやましいなと思うところが多いです。自分に対する信頼と愛が、まるで深く根を張った木のように子どもの頃から積み重なっていて、それがJIWOOのベースになっているんですよね。そのおかげで芯が強いんです。メンタルも愛も揺るがないので、そういうところがとてもかっこよくてうらやましいです。そして人に愛されるのが好きな子なので、JIWOOがもし木だったら、ずっと水をあげたくなるような気がします(笑)。愛嬌も多い子ですが、真面目な一面もあって、その真剣さは疑いようがないくらい彼女の本心なんです。そういうところを大事にしてほしいなと私は思いますし、JIWOOもそう思っているんじゃないかな。JIWOOは社交的な一方で自分の時間も大事にしていて、何にでもすぐハマるタイプですね。何かにハマるとすごく早いんですけど、他のことにも関心事が多くて、いつも新しいことが気になる好奇心旺盛な子です。
JIWOO はい、好奇心は強いほうだと思います!(笑)

──今年の1月には初の単独来日公演『NMIXX CHANGE UP : MIXX LAB in TOKYO』を開催しました。印象に残っていることはありますか?
KYUJIN あの日、ステージからファンの方々の顔と表情がすごくよく見えたんです。それで、ファンのみなさんが私たちを心から応援してくれているんだ、見守ってくださっているんだ、楽しんでいらっしゃるんだというのが感じられて、最初から最後まで幸せでしたし、感謝の気持ちでいっぱいでした。私たちも誇らしさを感じながらパフォーマンスできました。そのことがすごく印象に残っていて、早くまた日本に来て公演したい、ステージに立ちたいと思ったんです。
BAE 私は日本のファンのために日本語をたくさん覚えていったんですが、前もって勉強しておいて本当によかったなと思いました。日本語を話すたびにみなさんがすごく喜んでくださって、私も嬉しかったです。
LILY 私たちが何をしてもいい反応を返してくださってうれしかったですね。それにKYUJINが言ったようにステージからみなさんの表情がよく見えたので、みなさんがどう感じているのかもしっかり伝わりました。歌っていても、踊っていても、ステージの上でパフォーマンスしているとNSWER(NMIXXのファンネーム)のみなさんの表情がすぐ近くで見えたから、「私たち、ちゃんとやれているんだな」と安心できました。
──日本の観客は曲に集中して静かに聴くタイプだとよく言われるんですが……。
BAE でも、私たちが登場してすぐにみなさん立ち上がってくれて、それからずっと立ちながらステージを見守ってくださったんですよ。
HAEWON 私たちが座ってくださいと言っても座らず立っていてくれて、おとなしい感じはまったくなかったです(笑)。
KYUJIN むしろ掛け声がすごく大きかったです! みなさん掛け声をしっかり覚えてくださっていて嬉しかったです。
LILY 私たちにも本当によく聴こえましたよ!
BAE 私は事前に「みなさん、立ってください」という日本語を覚えていったんですが、最初からみんな立ち上がっていたので言うタイミングがなくて(笑)。だから「みんな一緒に!」って日本語で叫びました。
──メンバーのみなさんも、最後の曲が終わってもなかなかステージから帰らず、名残惜しそうに何度もアンコールをしていましたよね。その時はどんな気持ちだったんですか?
KYUJIN コンサートで最後の曲を歌っている時って、これで終わるのはすごく残念だなと思うからアンコールをするじゃないですか。でもあの時はアンコールが終わって、準備していた曲が全部終わってもまだ物足りない、これで終わるのは惜しいという気持ちがあって、ファンのみなさんもまったく予想できなかったであろう、ちょっとしたイベントみたいな感じでアンコールをたくさん引き伸ばしました(笑)。ファンのみなさんともっと楽しく遊びたい、このコンサートが楽しい思い出として残るように、という想いで、最後までステージに残っていたかったんだと思います。できるだけ心残りがないように、ファンのみなさんにとってこの日がいい思い出として残るように、ステージの上で一生懸命、みなさんを幸せにしたいと思いました。

──その時のコンサートではあいみょんさんの「マリーゴールド」をカバーしましたが、この曲を日本で歌うことにしたのはなぜですか?
HAEWON 「マリーゴールド」は歌詞がとても素敵なんですよ。なので、みなさんの前で歌いたいなと思ったんです。曲の雰囲気もあたたかくて、この曲を私たちの声でみなさんにお届けできたらなと思って選曲しました。日本ではとても有名な曲ですし、日本のファンのみなさんからも「プレゼントをもらった気分だった」と言ってもらえて、私たちもとても嬉しかったです。
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