2025.07.04 18:00
出典:STAYC公式Instagram
2025.07.04 18:00
それぞれがMCで語ったSWITH愛と感謝
ホワイト&レッドの衣装に着替えて登場し、ライブもいよいよ終盤へ。先ほどまでのにぎやかなステージから一転、「Twenty」ではSIEUNの艷やかなハイトーンが不思議な世界へと誘う。重厚なハーモニーが聴き応えたっぷりな曲で会場をしっとりさせたかと思えば、「GPT」では少女らしいSTAYCのかわいさがぎゅっと詰まったステージを見せる。そんな曲に合わせて会場のSWITHも体を揺らし、それを見たSIEUNは「SWITHは歌だけじゃなくダンスも上手!」とうれしそう。「みなさんダンスが上手だから、ここからは立って一緒に楽しみましょう」と言うと、会場は総立ちに。ここからはラストスパートとばかりに「走る準備はできましたか?」と叫んで始まったのはドラムンベースのサウンドが印象的な「RUN2U」。YOONのボーカルとJのラップが重なり合い、会場も一緒になって盛り上がる。

続く「ASAP」では大きな掛け声を受けて、元気いっぱい。かわいい曲に似合わずダンスはハードなステージでも、最後まで笑顔を見せた。続く「Teddy Bear」はSTAYCらしい笑顔あふれるステージに会場からも大きな歓声が飛び、SUMINも「エナジーいっぱい、最高!」と大絶賛。今回のツアーでは「ASAP」の一部にフリーダンスのパートを設けていて、メンバーの1人が自由に踊った後、他のメンバーがその振り付けを真似することにしているそう。この日はSEEUNが担当だったのだが、「SEEUNちゃん、ちゃんと踊ってた!?」とISAが問い詰めると、SEEUNは「さっきISAちゃんのソロステージをみなさんが喜んでいたので、これをしなくちゃと思って真似したんだけど……」と言い訳を始め、「私はISAじゃない〜!」と日本語で絶叫。ISAのようにセクシーなポーズをするのが恥ずかしくなったのか、中途半端になってしまったところまで他のメンバーが真似してしまう、という楽しいハプニングが起きた。
本編最後の「SO BAD」では、直前までの元気いっぱいな姿とはガラリと変わり、一気にシリアスモードに。SUMINとJの低音が印象的なこの曲もまた全員がボーカルを取り、切なさと激しさを併せ持つこの難しい曲を見事に歌いこなしていた。

アンコールでは全員がグッズのベースボールシャツに着替え、会場の後方扉から客席へ登場。会場のSWITHと一緒に写真を撮ったり、ハートを作ったり、ゼロ距離でのファンサービスに会場は一気に興奮のるつぼに。続く「Tell Me Now」は東京公演だけで歌われた日本語曲。「『Tell Me Now』は私が一番好きな曲です」とISAが言うと、SUMINは「この曲はシャワーをする時にぴったりなんですよ」と言ってSWITHを笑わせた。
ここからはこの日の感想を言っていくことに。Jは「今日はみなさん元気いっぱいで、これからのツアーもうまくできそうです」とにっこり。「いつも東京に来るといい思い出だけがたくさんできるんですけど、これからもたくさんお会いできたらうれしいです」と挨拶し、最後は「大好き!」で締めくくった。SIEUNは日本でもう6枚のシングルをリリースしていることに驚きつつ、「日本デビューから3年経った今でも私たちと一緒にいてくれてありがとうございます。デビューから好きだった方も、昨日好きになったという方もいると思いますが、すべての方にありがとうございます」と感謝を口にした。SEEUNは「日本でファンミーティングはしたことがあるけど、コンサートは初めてですよね」と、コンサートの盛り上がりに力をもらったとうれしそう。「ここで力をもらって、この後のワールドツアーも活動もがんばれそうです。これからも素敵なステージをお見せするので、ずっとずっと応援してください」とハートポーズを見せた。
ISAは「今日が日本での最終公演ですよね。とても楽しかったですし、みなさんも楽しんでくださってうれしかったです」としみじみ語った。そして「SWITHにとって今日の公演が特別なものになっていたらうれしいです」、日本語で「また会おうね、約束だよ」と語り、約束を交わすように小指を客席に向けた。「今日はこのステージに全身全霊を捧げました」とSUMIN。コンディションもよくて、悔いなくパフォーマンスできたとうれしそう。「みんなはずっと私たちの幸せです。そばにいてくれて本当にありがとう」と最後は日本語で語った。
YOONは「今日は自分の体が壊れてもいいくらいの気持ちで歌って、踊りました」とちょっとお疲れモード。でも「体はきついんだけど、 日本のSWITHのみなさんがこんなにも私たちを応援してくれているんだなと感じました」と語り、笑顔に。「私たちSTAYCはSWITHさえいてくれればいつでも日本に飛んできます」と宣言し、最後には「今日もお疲れ! STAYCのみんなもお疲れ! SWITHもペンライトを振って、立ってくれて、コールもたくさんしてくれてお疲れ!」と元気を取り戻していた。

この日の最後の曲に行く前に、SIEUNが「チョメッチュ(晩ごはんメニューのおすすめ)」としてもんじゃ焼きを挙げて、「もんじゃ焼きって東京の食べ物なんですね。私はまだ食べたことがないんですけど、機会があれば韓国に帰る前に食べてみたいです」と語った。
アンコール最後の曲はSWITHへの愛を歌った「Stay WITH me」。最後の力を振り絞って力いっぱいパフォーマンスし、最後まで客席に笑顔を向けて歌を届ける姿に、STAYCのファンを愛する気持ちの強さを感じた。SUMINが「すぐにまた戻ってきます」と語っていたが、また日本にSTAYCが帰って来るその日が待ち遠しくなるコンサートだった。
BezzyではSTAYCのインタビューを近日公開予定。お楽しみに!
セットリスト
2025 STAYC TOUR [STAY TUNED] in Japan
2025年6月7日(土) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDEN
1. BEBE
2. 1 Thing
3. Poppy
4. Lover, Killer
5. BEAUTIFUL MONSTER
6. Cheeky Icy Thang
7. Find
8. Roses
9. Fakin’
10. YOUNG LUV
11. Nada
12. Beauty Bomb
13. Meant To Be
14. STEREOTYPE
15. Bubble
16. Trouble Maker
17. Twenty
18. GPT
19. RUN2U
20. ASAP
21. Teddy Bear
22. SO BAD
ENCORE
EN1. Gummy Bear
EN2. Tell Me Now
EN3. Stay WITH me