表題曲は綾瀬はるか主演ドラマ『ひとりでしにたい』主題歌に
椎名林檎のニューシングル『芒に月』が6月25日発売決定、昨年“林檎博”で初披露した新曲をCD化
2025.05.16 12:00
2025.05.16 12:00
椎名林檎が、ニューシングル『芒に月』を6月25日(水)に発売する。
昨年6年ぶりのアリーナツアー「○生林檎博’24―景気の回復―」を開催した椎名林檎。バンド+オーケストラの大編成による“林檎博”ならではのスペシャルなステージが繰り広げられ、新曲「芒に月」はその本編ハイライトで初披露された。楽曲リリースを切望するファンの声はツアー直後より高まっており、それに応える形で今回CDシングル化が決定した。
今回のシングルには、同ツアーのメンバーであり東京事変からの盟友である鍵盤奏者・伊澤一葉のバンド「APPA」の原曲を起源に、椎名林檎の作詞、伊澤一葉の作曲、村田陽一の編曲によって再構築されたスタジオ新録バージョンとなる「芒に月」と、カップリングには椎名林檎作詞、伊澤一葉作・編曲による新曲「松に鶴」を収録。また、表題曲「芒に月」が6月21日(土)から放送がスタートする綾瀬はるか主演のNHK土曜ドラマ『ひとりでしにたい』の主題歌に起用され、ドラマ初回放送直後の6月22日(日)に先行配信されることも決定した。
ドラマ『ひとりでしにたい』の原作は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した同名漫画。「死」と「笑い」の融合した類い希なる「笑って読める終活ギャグマンガ」と評されたカレー沢薫による原作を、大河ドラマ『青天を衝け』、連続テレビ小説『あさが来た』の大森美香による脚本でドラマ化される。
主人公は、未婚・子なしの一人暮らしを謳歌する山口鳴海。しかし、憧れていたキャリアウーマンの伯母が思いもよらない孤独死をしたことをきっかけに焦って婚活を始め撃沈する。さらに年下の同僚・那須田優弥から「結婚すれば安心って昭和の発想ですよね?」とバッサリ切り捨てられ、鳴海は「婚活」から180度方針転換して「終活」について考え始める。時に世間の常識に傷つき、時に誰かと比べてしまい落ち込み、時に居て当たり前に思っていた周囲の人々に感謝しながら、よりよく死ぬためによりよく生きる方法を這いつくばって模索する鳴海。そんな社会派「終活」コメディに主題歌「芒に月」が彩を添える。