「彼女の持つ130%が出ていました」中川駿監督も絶賛
映画『か「」く「」し「」ご「」と「』原作ファンの早瀬憩が凛とした雰囲気を見せる場面写真解禁
2025.05.02 12:00
©︎ 2025『か「」く「」し「」ご「」と「』製作委員会 ©︎ 2017住野よる/新潮社
2025.05.02 12:00
奥平大兼と出口夏希のW主演映画で、5月30日(金)に全国公開される『か「」く「」し「」ご「」と「』の新たな場面写真3点が解禁された。
『君の膵臓をたべたい』の著者・住野よるによる人気の同名小説(新潮文庫刊)を実写化した本作は、“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の尊い日々を描く青春ラブストーリー。W主演となる奥平大兼が主人公・京を演じ、もう一人の主演となる出口夏希は三木直子(ミッキー)を演じる。さらに高崎博文(通称ヅカ)をAぇ! groupの佐野晶哉、黒田文(通称パラ)役を菊池日菜子、宮里望愛(通称エル)役を早瀬憩が務め、監督は『カランコエの花』(18)『少女は卒業しない』(23)などを手掛ける中川駿が担当した。
今回解禁されたのは、昨年『違国日記』(24/瀬田なつき監督)、『あのコはだぁれ?』(24/清水崇監督)に立て続けに出演し、第16回TAMA映画賞 最優秀新進女優賞、第67回ブルーリボン賞 新人賞を受賞した早瀬憩の場面写真。本作のプロデューサーが「スクリーンに登場した時の映え方が素晴らしく、銀幕という言葉が似合う俳優が久しぶりに出てきたと思いました」と語るほど映画関係者の中で注目を集める早瀬が演じた宮里望愛(エル)は、内気で控えめながらも優しい強さを持ち他のキャラクターにも影響を与えていくキャラクターで、柔らかな笑顔を見せながらどこか凛とした雰囲気を感じさせる。

早瀬は住野よる作品の大ファンで、エルに対する自分の解釈も持っていたといい、中川監督は「最初はいろいろ話し合おうかと思ったのですが、途中から任せた方がいいと考えを変えました。結果、任せた方が、彼女の持つ130%が出ていましたね。いい意味で若さゆえの頑固さのようなところが、思っていた世界ではないところまで僕を連れて行ってくれました」と絶賛。エルと京のシーンにも「より心を揺さぶられるシーンになった」と太鼓判を押している。

場面写真 ©︎ 2025『か「」く「」し「」ご「」と「』製作委員会 ©︎ 2017住野よる/新潮社