上田誠作・演出舞台『リプリー、あいにくの宇宙ね』で初共演
変わり者同士のベスト距離感は?伊藤万理華と井之脇海の共通点トーク
2025.03.31 18:00
2025.03.31 18:00
ずっと周りからズレてる自覚はあった
──ちなみに最近身の回りで起きたトラブルって何かありますか。
伊藤 去年の年末に鍵をなくしました。
井之脇 え。おうちのですか。
伊藤 はい。で、見つかりませんでした。
井之脇 えー! どうしたんですか。
伊藤 丸ごと交換しました。そのタイミングで洗濯機も壊れて。今年に入ってから電子レンジから変な音が鳴るようになって。それが止まらないんです、ずっとピピピって。爆発するのかなと思いました(笑)。
井之脇 あはは。
伊藤 で、新しいレンジを買いたいんですけど、まだ注文できてなくて。でも、レンジで温めたいときってあるじゃないですか。だから、使うときは爆発しないようにこうしてました(と、レンジを手で押さえるポーズをする)。
──それ、絶対手で押さえても無駄ですよ(笑)。
伊藤 先日やっとその古いレンジとバイバイしたので、もう安心です(笑)。

──今回、コメディに挑戦することになりますが、お二人はお笑いは好きですか。
伊藤 好きです、見る分には。
井之脇 僕もよく見ています。男性ブランコさんとか好きですね。
伊藤 誰が好きというより、ジャンルとしてシュールな笑いのある作品が好きで。どエンタメも好きなんですけど、自分がもし関わるなら、どエンタメはきっと入りづらいんだろうなというのもあって。シュールなもののほうがまだ相性はいいのかなって。
──あまりご自身のことをどエンタメの人ではないと思っているんですね。
伊藤 どちらかというと、王道ではないもののほうがイメージに合ってると言われることが多くて。あまり人からどエンタメの人と思われていないのかなという気がします。
井之脇 僕も見る分にはシュールな笑いのある映画とか好きですね。ギヨーム・ブラックとか好きなので、ああいう世界にいたいなと思います。

──本作には変わったキャラクターがたくさん登場します。お二人は、人から「変わってるね」と言われることはありますか。
伊藤 「変わってるね」って言われてきました。わりと大衆的なものについていけなかったりするので。みんながやっていると、その逆を行きたくなります。特に10代の頃は大きなアイドルグループにいて、あれだけ大勢の女の子がいたら、やっぱり流行りもあるし、求められる可愛い女の子像みたいなものがあるんですけど、常にそことは全然違ったところにいました。でも、そこを私の良さとして応援してくださる方がいたから、今もこうして活動できているので、本当にありがたいなと思います。
──乃木坂46に入る前から、自分が主流ではない自覚みたいなものはあったんですか。
伊藤 ありました。小学生あたりからずっとズレてるなという自覚はあって。着ているものがいちばんわかりやすかったかもしれないです。小学生の頃からお母さんのお下がりをいいなと思って着ていたんですけど、周りの同世代の女の子から「何それ?」と言われることがあって。一時期は、自分の好きなものがあまりに周りと違いすぎるので、羨ましくなって流行りに乗ってみたりもしたんですけど、結局自分は自分のままでいいやというところに落ち着きました。
──井之脇さんは「変わってる」と言われることは?
井之脇 僕は小さいルーティンがめっちゃ多いんです。ドアは左足から出るとか、靴下は左から履くとか。左が多いんですけど。
──ということは、神社とかお好きですか。
井之脇 好きです。「左進右退」なので。
伊藤 それは左足からまたぐといいとか、そういうことですか。
井之脇 左足から進んで、戻るときは右足からというふうに言われていて。(立ち上がって)お詣りするときも左足から行って、お辞儀をして、パンパンってして、右足から下がるっていう(と、実践する)。
伊藤 へー!!
──じゃあ劇場の神棚とかもちゃんとお詣りする人ですか。
井之脇 やりますね。もともと剣道をやっていて、なんでも左からというのは、僕の場合、剣道から来ているんですけど。
伊藤 すごい。覚えておきます。
井之脇 あとルーティンで言うと、朝起きたら必ずラジオ体操の最初のところだけします。

──最初だけなんですね(笑)。
井之脇 あそこが気持ちいいんです。半年くらい前からやりはじめたルーティンなんですけど、もうやらないと気持ち悪くなっちゃって。
──面白い。ちなみに伊藤さんはラジオ体操のどの動きがいちばん好きですか。
伊藤 え……? これ(と、体を左右にねじって、腕をねじった方向に向けて大きく伸ばす運動をする)。
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