叱責する吉岡里帆、妖艶で狂気的な恒松祐里の姿も
柳楽優弥が最後の戦いに身を投じる『ガンニバル』シーズン2予告、泥沼事態に笠松将は本音をこぼす
2025.02.28 18:00
©︎ 2024 Disney
2025.02.28 18:00
3月19日(水)よりDisney+の「スター」にて配信されるドラマ『ガンニバル』シーズン2の本予告と場面写真7点が解禁された。
本作は、二宮正明による累計発行部数400万部超えの衝撃サスペンスコミックを実写化した戦慄のヴィレッジ・サイコスリラー。2022年の12月末にシーズン1の配信がスタートすると、神秘的なロケーション、ミステリアスにして濃密な心理描写、ダイナミックなカメラワークが生むサスペンス＆アクションを融合させた映像世界が話題になった。完結編となるシーズン2では、舞台となる人里離れた供花村（くげむら）が隠してきた「この村では、人が喰われるらしい」という恐ろしい噂をめぐる真相が明らかとなる。
村の真相に迫るために狂気と暴力の渦に自らを投じる主人公の警察官・阿川大悟役を演じる柳楽優弥をはじめ、供花村を支配する後藤家の当主となった後藤恵介役の笠松将、大悟の妻・阿川有希役の吉岡里帆らキャスト陣が続投。また、最新作『雨の中の慾情』が東京国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされた監督・片山慎三、アカデミー国際長編映画賞に輝いた『ドライブ・マイ・カー』で共同脚本を務めた脚本家・大江崇允、同じく『ドライブ・マイ・カー』を手掛けたプロデューサーの山本晃久らスタッフ陣も再び集結した。
さらに新キャストとして、妖艶と狂気を孕み供花村に狂気のはじまりをもたらす女・若き頃の後藤銀役に恒松祐里、銀に見初められ惑わされやがて渦巻く供花村の呪いに取り込まれていく神山正宗役に倉悠貴が参加することも決定している。
解禁された本予告は、阿川大悟（柳楽優弥）がこれから起こる戦いに覚悟を決め、銃口を突きつけ発砲する衝撃シーンで幕を開ける。豊かな自然に恵まれ周囲から完全に隔絶された村“供花村”に赴任することとなった大悟は妻・有希（吉岡里帆）、娘のましろ（志水心音）との生活を始めるが、消息を絶った前任の狩野が残した「お前らは人を喰っている」という信じがたい言葉を耳にしたことで、徐々に村人たちの異質さを感じるようになる。
そして大悟と警察が村を絶対的な権力で支配する一族・後藤家のある秘密を紐解いていくのだが、ひた隠しにされている謎は〈70年前の過去〉にまで遡る。そのカギを握るのは、燃え盛る炎を背に妖艶な笑みをみせる若き後藤銀（恒松祐里）。正気を失ったと揶揄される銀は、優美な着物を纏う佇まいとは裏腹に、鋭い鎌を振り下ろす狂気な姿を見せつける。
そんな70年前から受け継がれてきた呪いと憎しみの連鎖を断ち切り大切な家族を守ろうと、大悟と後藤恵介（笠松将）はそれぞれの想いを胸に行動に起こす。大悟は家族と村の子供たちを守ろうとするも、後藤家との戦いの中で自らの家族を危険に巻き込んでしまった結果、ましろを連れ去られる。妻・有希からは「ましろが死んだら、あんたのせいだからね！！行ってよ！早く！！」と叱責され、大悟は傷だらけになりながら最後の戦いに身を投じていく。「俺が全部終わらせてくるから」と決意を新たに、後藤家そして村がひた隠しにしてきた恐ろしい真実に挑む。
一方、後藤家の現当主・恵介は自らの一族を救うべく、強引な捜査を行う警察と後藤家の衝突を回避しようと試みるが、その言葉は誰にも届かず、後藤家と警察との全面戦争が勃発。銃弾が貫通したヘルメットに付くおびただしい血液や機動隊を吹き飛ばす爆発など、小さな村で起こっているとは想像もつかない程の狂乱の戦いが始まってしまう。そして収拾がつかない泥沼的な事態に、疲弊した恵介は「わしにはもうわからんのじゃ」と弱々しい本音をこぼす。狂気と混沌に包まれていく供花村で、大悟と恵介はそれぞれが大切な存在を守り抜き、供花村の真実を明らかにすることが出来るのか。
『ガンニバル』シーズン2場面写真 ©︎ 2024 Disney
