2024.11.14 21:00
「2024 1ST IS:SUE ASSEMBLE - WE ARE IS:SUE」パシフィコ横浜国立大ホール公演より ©︎LAPONE GIRLS
2024.11.14 21:00
もっとREBORNのそばにいきたくて
すぐに「IS:SUE! IS:SUE!」という再登場を願うコールが上がった。しばらくすると場内に「システムを再起動します」というアナウンスが流れ、REBORNがより大きな声で「IS:SUE!」と声を上げる。「シグナルが弱く再起動ができません」というアナウンス。一段とコールが大きくなり、「もう一度再起動しますか?」というアナウンスに歓声が上がった。
場内にメンバーそれぞれからのメッセージが流れ始め、ビジョンにもメッセージが映し出された。RINOは「IS:SUEとREBORNの素敵な思い出が増えて嬉しかったです。みんなは何が印象に残ってるかな? 私は全部! またすぐ会えるから楽しみに待っててね」とアンコールを匂わせた。
YUUKIは「たくさん準備したけど楽しんでもらえたかな? 今日はこのあと何食べて帰るの? 私も一緒に行きたいな」とお茶目な一面を見せ、NANOの「このまま終わるの寂しいよね。まだ足りないよね! 私はまだ終わりたくないよー。RINO、YUUKI、ちょっと待って! もう行っちゃうの? 待って待って!」という子芝居を経て、NANOが「REBORNのためにプレゼントをもうひとつ用意しました。私たちとコネクトする準備はできてる?」と言うと、1階の客席から3人が「Tiny Step」を歌いながら登場。まさかの再登場に狂喜するREBORN。NANOが客席のREBORNと手でハートマークを作ったり、YUUKIが拳をくっつけ合ったり、近い距離でREBORNとのコミュケーションを楽しんでいた。
ステージに戻った3人。RINOが「もっとREBORNのそばにいきたくて観客席まで行っちゃいました!」と言えば、NANOが「みんなとの距離が近すぎて焦っちゃいました」と照れ、YUUKIが「2階と3階のみんなのところも行きたかったんですが、時間が足りなかったと」と少し悔しそうに口にし、3人できゃっきゃっとはしゃぐ。
「THE FLASH GIRL」の一節「You know I’m a flash girl」とみんなで口にしながらポーズを決めての写真撮影を行った後、NANOが「きっとまた会えることを信じて、YUUKIから今日の感想を語っていこうと思います」と口にした。
YUUKIは「めっちゃあっという間でした。さっきNANOさんが体感5分って言ったのが嘘じゃないくらい。たくさん準備してきたのであっけない気持ちもあるけど幸せで、すごく不思議な気分です。こんなに多くの曲を準備することは初めてで、そのひとつひとつをちゃんとREBORNに見せられるのか、どうやったらREBORNにとって忘れられない思い出になるか、REBORNに良い影響を与えられるかなってたくさん考えて。元々あまり緊張しないタイプなんですが、実は昨日まで緊張しまくってました。1曲目の『CONNECT』の時、緊張やプレッシャーがすべて吹き飛ぶくらいとにかく嬉しくて、『夢見てBreaking up』のパートを涙で歌えなくなりそうなくらい目がうるうるしてたんですけど、それくらい幸せな気持ちにさせてくれてありがとうございます! この恵まれている環境に感謝を忘れずにもっと素敵な姿でお返しできるYUUKIでありたいです」と話した。
RINOは「さっきYUUKIちゃんもNANOちゃんも言ってたように体感5分ってこういうことなんだなって。デビューしてから5ヵ月という月日が流れて辛いことも楽しいことも喜べることもあったんですけど、そういう感情を抱けるのも目の前にいる私の大好きなREBORNの皆さんのおかげ。もっと大きい形でお返しできるように成長したい」と宣言。
NANOは「まずは皆さん、このパシフィ公演」と口にして笑いを巻き起こした後、「緊張も不安もあったステージだったけど、入場して皆さんの姿が目に飛び込んできた時点で『やってやるぞ!』という活力に変わりました。私たちが支えられているのと同じで、私たちもREBORNの支えになれてるかなって考えた。元気を与えられるアーティストを目指してこれからも1日1日4人で頑張っていきたい。最後感謝を伝えたい人たちがいます! 私の家族とRINOとYUUKIと……RIN!」と叫んだ。RINがいるであろうステージ袖の方を見たあと、NANOは「RIN~! 4人でハグしておこう」と言ってRINOとYUUKI、そしてRINの分のスペースを空けて抱き合った。
RINOが「今日はRINちゃんの気持ちも背負ってのパフォーマンスだった。次は絶対4人で来るので皆さんも楽しみに待っててください!」とまとめるが、NANOは「今私のターンだったよね(笑)」と動揺。RINOが「締まったって思っちゃった(笑)」と言うと、NANOは「めちゃくちゃ良い締めになってた(笑)」と優しくフォロー。改めてNANOが「次は4人でステージに立ちたいと思いますし、もっともっと大きいステージ目指して頑張っていきますのでこれからもIS:SUEを愛してもらえると嬉しいです!」と言った。
NANOが「皆さんもう一度コネクトする準備はできてますか?」と言って、再び「THE FLASH GIRL」を披露。今度は笑顔でステージの端から端まで移動しながらできるだけREBORNに近づこうとする気持ちが溢れた「THE FLASH GIRL」だった。「楽しかった!!」と言いながら、ステージ下手と上手でそれぞれ「ありがとう!」と叫んで手をつないで丁寧におじぎをした3人。RINOとNANOが「視力良いから上まで見えてるよ!」と言うと、YUUKIが「視力悪いけどさっき私のネームボード見つけた」と返し、「それはもはや視力良い」と突っ込むという漫才のようなやりとりはIS:SUEならでは。既に高い実力を持ちながらも、これからが本当に楽しみになるIS:SUEのポテンシャルが随所に輝いた初のファンコンサートだった。
セットリスト
2024年11月13日(水) パシフィコ横浜 国立大ホール
TALK SESSION 1 : Report of IS:SUE ASSEMBLE
M2. Butterfly ※初披露
M3. THE FLASH GIRL
TALK SESSION 2 : Stranger’s Message
M4. [REBORN STAGE] 蝶々結び (Original by Aimer)
M5. STATIC (ASSEMBLE ver)
M6. Breaking Thru the Line ※初披露
M8. THE FLASH GIRL